インターハイ2017 1500m予選 ~予選から3分40秒台のハイレベルな争い~

本日からインターハイが始まりました。5日間に渡って熱い戦いが繰り広げられることになります。初日に行われた男子1500mの予選を振り返ります。4組3着+4ということで合計16人が決勝に進出することが出来ます。予選公式結果に既に結果が載っております。

 

~1組~

持ちタイム上位の半澤(学法石川)が3分51秒と上々のタイムでトップ通過、やはりこの1年で力を付けてきていますよね。決勝でも表彰台が期待される選手の1人かなあ。そして、同じ3分51秒の2位になんと1年の林田(瓊浦)が入ってきました。学年トップの力があるのは重々承知でしたが、2,3年生相手でも一歩も引けをとらない走りはびっくりしましたねー。インターハイで1年が活躍するのは容易では無いですが、決勝絵どこまでいけるか楽しみです。

 

3位には祇園北の小林が入り、ここまでが順位での通過、そしてタイム通過は1組からはいませんでした。祇園北というのは初耳なのですが…いわゆる無名校のエースというパターンなのでしょうか?並み居る有力校の選手たちを上回る走りを見せてくれました。大阪の呑村といった持ちタイム上位や九州学院の井川、青森山田の田澤といった5千や勝負レースで実績豊富な選手でしたが、予選通過とはなりませんでした。

 

~2組~

半澤と同じく学法石川の久納が3分48秒という素晴らしいタイムでトップ通過、二人揃ってのトップ通過とは素晴らしいですね。優勝タイムでもおかしくないほどの好記録です。学法石川勢の争いにも決勝は注目ですね。5千で14分20秒のベストを持つ小野が3分50秒の2位で続き、大分東明のモゲニが同じ区3分50秒でここまでが順位での予選通過となりました。

 

そして、タイムでは須磨学園の井上が3分50秒、長野日大の高橋が3分51秒でともにタイムで拾われての決勝進出となりました。井上はエントリータイムも同じく3分50秒ですし、持ちタイム上位の選手が順当に予選を通過してきましたね。札幌山の手のグレは3分54秒で予選落ちとなってしまいました。

~3組~

水戸工業の湯原がこれまた3分48秒という好タイムでトップ通過、今年度は茨城勢が結果を残してきている印象もありますが、ここまで強いとは…全体でも半澤に次ぐ2位での予選通過、本戦でもどこまで戦えるか楽しみですね。さらに、兵庫の高橋、愛知の中倉がともに3分49秒で順位での予選通過、3分40秒台でないと順位通過出来ないとは、今年のインターハイは本当にハイレベルですね。

 

この組はハイレベルだったこともあり、成田の笹谷が3分50秒、福岡大附大濠の森が3分51秒でここまでがタイムでの通過、結果としてハイペースだった2,3組からそれぞれ2人ずつタイムで拾われての決勝進出となりました。3組6,7位も3分51秒ですから、凄いですね。。。決勝で力が抜けている選手が3分40秒台を何人か出すくらいの印象だったのですが、既に予選で4人が3分40秒台をマークしているという…

 

~4組~

4組は一転してスローペースとなりました。最終組は前までの組の結果に応じてレースを展開出来るので一般的には有利と言われますが、ハイペースになる時とスローペースになるときが極端な印象が…今回はトップ通過が舟入の伊豫田ですが、タイムは3分56秒ですからね。3分56秒台が6人という大接戦でした。

 

広島といえば駅伝では世羅が全国トップクラスの強豪校として君臨していますが、祇園北の小林といい、舟入の伊豫田といい、世羅以外の広島勢が決勝に2人進出とは素晴らしいですね。2位には水城の山谷、3位には専大松戸の原田が入り、ここまでが予選通過となりました。4位だった埼玉栄の佐藤は3分56秒16で3位とはわずかに0.04秒差…後一歩届かずに悔しい結果となりました。

 

決勝は明日の15時50分から行われるます。予選から好タイム連発で決勝に向けて期待が高まる展開、決勝も牽制でスローペースとならずにハイレベルな優勝争いを見せて欲しいです!!

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