全日本予選2017 大学別観戦記 ~12位:中央大学~ 

全日本予選の各組ごとの結果振り返り、最後は中央大学です。 全日本予選結果はこのようになっております。1組で出遅れた時は今年も駄目かあと思い、3組の爆走でひょっとしたらひょっとするかも?と期待を持たされくれました。結果としては後一歩届きませんでしたが、ワクワクするレースを見させてもらいました。

 

1組 21位:神崎、36位:蛭田

3大駅伝・予選会通じて初出場の神崎、前回の箱根予選で281位に沈んでいる蛭田と個人的には最も不安な1組だったのですが…結果として苦しい走りになってしまいました。集団のやや前方気味のスタートの神崎、やや後ろの蛭田、先に苦しくなったのは蛭田でした。集団から数人遅れだした際の1人に蛭田が含まれてしまいました…

 

このタイミングで遅れだしてしまうのは痛すぎる…その後もペースは上がらず、周回遅れにされてしまい、トップと1分26秒もの大差をつけられてしまいましたからねえ。4年生の意地に期待したいところでしたが、ここまで苦しい走りが続いています。一方の神崎は集団の終盤まで先頭集団に喰らいついたのが大きく、先頭とは37秒差で留まりました。総合では16位と予選通過を狙うには厳しいスタートに。

 

2組 20位:畝、34位:加井

ともに高校時代実績豊富な畝、加井というルーキーコンビを起用してきました。畝は序盤から先頭付近でレースを進める積極的な走り、加井も集団の中盤あたりからのスタートとなりました。加井はさらに位置を前に移動してずっと好位置をキープしていたのですが…下がってしまうと、そのまま一気に遅れだしてしまいました。。。

 

1組の蛭田同様、こちらもまだ数人しか落ちていない中で離されることに…それでも、先頭との差は43秒差ですから、最低限の走りは見せてくれたのではないでしょうか?一方の畝は集団が縦長になっても落ちずに終盤まで粘っていましたね。故障明けとはいえ、都大路で1区5位で走っているだけのことはありますね。トップとの差も23秒差にとどめています。順位は1つ上げて15位、まだまだ苦しい状況に…

 

3組 1位:舟津、5位:中山

素晴らしい走りをみせたのが、1年時から主将を務め、前回4組36位だった舟津に年々安定感を増してきている中山の二人。ずっと先頭付近で走っていた舟津に最初は後方だった中山、特に舟津はずっと先頭かそのすぐ後ろでした。拓殖の馬場が抜け出しかけた時も1人だけ付いていきましたからねえ。そして、再び集団に戻った後に仕掛けたのが舟津!

 

今度は舟津に唯一ついていくのが中山という中央ファンにとってはたまらない展開になりました。その後は一人抜け出して独走状態に入る舟津に、中山は後続の選手に追いつかれてしまいましたが、それでもズルズルと落ちることは無かったですからね。舟津は2位に6秒差をつけるトップの快走、タイムも29分6秒はセカンド・ベストですね。

 

 

一方の中山もトップの舟津とは10秒差の5位、29分16秒と自己ベストを3秒更新してきました。これが3大駅伝・予選会初出場とは思えない素晴らしい走りですね。さすが監督が安定感抜群と評するだけでのことはあります。箱根予選突破に向けて、これは強力な戦力アップとなりそうです。3組終了時で9位城西とはわずかに2.66秒差と急接近、これで通過の望みが一気に出てきました。

 

4組 28位:竹内、30位:堀尾

最終組は前回1組14位、チームトップクラスの安定感を誇る竹内に、前回箱根予選53位で箱根でもオープンながら2区出場、28分34秒のベストを誇る堀尾という順当な2人。ともに集団がハイペースになる中、集団の後方に下がっても簡単には遅れずに粘っていました。ただ、集団がさらに縦長になった後、揃って遅れだしてしまうのですが、そこからの粘りがもう一歩でしたね…

 

周を重ねるたびに前との差をどんどん広げられてしまう苦しい展開…結局そこから這い上がることは出来ず、、、タイムは竹内が29分32秒、堀尾も29分40秒と崩れること無く粘ったのですが、通過ボーダーの大学としては、せめてどちらかが稼いでくれないと厳しいですよね。総合12位は過去5大会では最も良い順位ですし、見せ場も作ってくれたと思います。

 

次ある最大の目標はもちろん2年ぶりの箱根復帰ということになります。前回1,2位だったOB1年の穴は非常に大きいですが、新たな戦力の台頭はそれ以上に大きいと思います。前回は下位に沈んだ竹内は安定感抜群、1年だった舟津、二井といった実力者たちも2年になって長い距離に慣れてくるでしょうし、今最も勢いのある中山も走っていません。ルーキーの畝、加井、池田らも早速存在感を示しています。前回の悔しさを糧に、箱根復帰を果たしてもらいたいものです。


PAGE TOP