全日本予選2017 大学別観戦記 ~1位:神奈川大学~ 

本日は、神奈川大学における全日本予選の各組ごとの結果振り返っていきます。 全日本予選結果はこのようになっております。前評判が非常に高く、トップ通過筆頭候補と言われていた神奈川大、その期待に応えるべく、誰一人崩れずにきっちりとトップ通過を果たしました。

 

1組 2位:越川、4位:荻野

1組目から盤石のレースですねえ。ともに前の方でレースを進め、ペースが上がらないと見るや、越川が先頭に立って積極的に集団を引っ張っていきました。先頭を譲ってからもずっと先頭集団で好位置をキープ、ラスト1周の勝負で組トップには後1秒及びませんでしたが、越川はきっちりと2位を確保、荻野もトップから5秒差の4位ですからね。最高のスタートが切れたと言っていいでしょう。荻野は3大駅伝・予選会デビュー戦ということがやや気になりましたが、3000m障害では日本選手権で入賞している選手、何も問題無かったですね。このまま、主力の一人と成長していってくれれば。

 

2組 8位:宗、13位:安田

これまでの実績からすれば、最も劣っているのがこの2組ということになりますが…花澤が一人抜けてからも安田は先頭付近を走っていましたし、宗も前の方に位置していましたねー。神奈川の選手、最終的な走りもそうですが、常に前の方でレースを進め、特には先頭も走る積極的な走りが目立ちました。

 

ともに終盤になってペースアップした際に遅れはしてしまったものの、宗は2位と5秒差、安田も6秒差ですし、順位こそもう一歩でしたが、混戦だっただけにタイム上は上出来と言える結果でした。この二人も荻野同様に3大駅伝・予選会通じて初出場となる2年生、4年生に注目が集まる神奈川大ですが、2年生にも頼もしい選手が揃い、勝負レースで結果を残しています。

 

3組 3位:鈴木祐、4位:大塚

1,2組が2年生ならば、3,4組は頼りになる3,4年生が揃っています。。関東インカレ2部で入賞した選手が4人、うち2人は日本人トップなのですから、まさに盤石。鈴木祐は中団あたり、大塚は後方という位置取りでしたが、徐々に鈴木祐も前の方に上がっていきましたし、大塚も先頭付近まで移動することに。ペースが上がった際にきっちりと対応出来るところがさすがですね。

 

舟津が抜け出した時にともについていけなかったのはちょっと意外でしたが、それでも二人で集団から抜け出して前を追っていき、鈴木祐がトップと9秒差、大塚が10秒差ですからこれまた安心安定の走り。。。今回の神大に死角は無かったですね。1組終了時トップ、2組終了時で東海にトップを譲ったものの、3組終了時では再びトップの座に返り咲きました。

 

4組 5位:鈴木健、8位:山藤

最終組はダブルエースが君臨しており、強いて不安要素を挙げるとすれば、前回山藤が途中棄権していることくらいでしょうか…ハイペースのレース展開となる中、鈴木健は集団の前方、山藤は中盤あたりの位置取りでしたが、山藤も程なくして前の方に位置取りを変えることに。真ん中にいると、先頭集団が抜け出した時に付いて行きづらいですもんね。

 

外国人選手が集団から抜け出した際、鈴木健も山藤もきっちりと日本人トップ集団には付いていっていました。しかし、その集団からは山藤が遅れてしまい、鈴木健も集団から抜け出した塩尻と坂口には付いていくことが出来ません。無類の強さを発揮してきた鈴木健の最近の走りからすると、ちょっと意外でしたねー。

 

それでも、鈴木健が28分45秒、山藤も28分51秒という好タイムできっちりと一桁順位で走ってしまうのですから、何も問題ありません。山藤は前回の借りをきっちりと返し、チームとしてもある意味予定どおりのトップ通過を果たすこととなりました。ここに、大川、大野といった実績のある選手も加わるわけで、全日本予選への期待は高まるばかりです。

 

神大が全日本に出場しても、ずっと箱根予選を走っていたため、なかなかピークを合わせられず、力を発揮出来ないことが多かったです。しかし、今年度はきっちりと3大駅伝出場権を確保し、きっちりと全日本本戦に合わせることが可能です。箱根、そして全日本予選の走りを見る限り、東海と並んで全日本シードが十分狙える大学の1つですし、勝負の年となる今年度は昨年度以上の大活躍を期待したいものです!!


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