全日本予選2017 大学別観戦記 ~10位:日本体育大学~ 

日本選手権も終わってしまい、トラックシーズンも残る主な記録会は世田谷記録会とホクレンくらいでしょうか?さらには夏合宿、そして駅伝シーズンとあっという間ですね。。。世田谷記録会エントリー(PDF)が発表されております。コンディション次第ではこの時期でもタイムが出ますし、楽しみ。その前に、、、本日からは、全日本予選における各組ごとの走りを振り返っていきます。まずは日体大から…全本予選結果はこのようになっております。

 

1組 13位:小縣、22位:岩室

ともに集団の前の方でレースを進め、時には先頭付近にまで上がってくる展開、かといって引っ張るでも無く、いい位置でレースを進めていると思っていたのですが、中盤以降に岩室が苦しそうな表情になり、一気に遅れてしまうことに・・・高校時代に1万mで30分2秒を出しているとはいえ、まだ1年生ですし、これはある程度しょうがなかったかなあ…22位はまずまずだと思います。

 

一方の小縣はきっちりと中盤以降も集団に食らいついていく走り、ラスト1000mくらいまでは先頭集団に食らいついていたかなあ。最後に集団が大きく崩れ始めた時についていくことが出来ずにトップとは15秒差つけられてしまいましたが、13位はこちらもまずまずの走りだったかな。ただ、ベストメンバーが組めず、最終組が苦しかったことを考えると1組はもう少し粘りたかった。

 

2組 24位:宮崎、30位:林田

最も誤算だったのはこの2組だったかなあ。林田は序盤、2位集団の先頭を引っ張る展開に。一方の宮崎は後方からのスタートだったかな。ただ、ともに集団のペースが上がったときには2位集団についていけず、ズルズルと遅れていってしまうことに。先に宮崎が遅れていた気がするので、林田は後半落ちてしまったということかなあ。2位が30分14秒の中で順位は悪いですが、宮崎が30分30秒、林田が30分35秒ですから、タイム差はそこまで悪くないんですよね。ただ、何度も言っているように28分台4人を欠く布陣では、前半の組から稼いで欲しかった。。。

 

3組 10位:吉田、13位:中川

逆に最も良かったのが3組でしたね。序盤はともに集団の中盤あたりでのレースでした。中盤でペースが上がって集団が縦長になったときにも二人とも先頭集団に食らいついていましたからね。ここで粘れるかどうかがこの組では順位に大きく影響してきました。先頭が抜け出してからも、吉田は次の集団で粘り、中川ももう一つ後ろの集団で走っていました。ラストはやや遅れてしまったものの、吉田が先頭と13秒差、中川は逆に終盤何とか粘って20秒差、タイム、順位ともに悪くはない走りだったのでは?これで最終組に希望をつなぐこととなりました。

 

4組 18位:山口、36位:室伏

そして迎えた最終組、日体大は通過ボーダーということで注目して見ていましたが、室伏が序盤から集団の後方に位置している中、何とか集団からはこぼれずに粘っていたのですが、それが逆に災いしたのか…集団から落ちてしまってからの走りが苦しかったですね。全くもって粘れずにどんどん先頭との差が開いてしまい、終盤には先頭に周回遅れにされる厳しい走り、何とか29分台でまとめたものの、ボーダーを争うエースたちとは、1分以上の大差をつけられてしまいましたからね。

 

一方の山口は集団から離されながらもよく粘りましたね。これが初出場とは思えない上々の走りで18位、ここで自己ベストを11秒更新する29分12秒を叩き出したのは、今後につながる走りだったと思います。それでも、最終的には12秒届かずに、エントリータイムトップを誇る日体大が、まさかの予選落ちとなってしまいました。箱根シード校の中でも唯一の予選落ちですね。。。

 

もう全てが噛み合わなかったという印象です。主力を複数欠いたエントリー、さらに補欠2人にエース級がいながら、当日起用出来ないチーム状況、1~3組まで30位以下はいないものの一桁順位もいないという稼ぎきれない状況、そして最終組で36位となってしまったこと…一人1.5秒差ということを考えると、どれか1つでも状況が変わっていれば、結果も変わっていたかもしれません。勝負事にタラレバは禁句ですけどね。

 

4年生に主力がズラッと揃っている中での予選落ちはチームにとっても痛いでしょうが、起きてしまったことは仕方ありません。出雲、箱根出場権は既に確保しているわけですし、今回の反省を活かし、まずは出雲からしっかりとベストメンバーで臨み、箱根では3年連続のシード権確保はもちろん、過去2大会の7位を上回る走りを見せて欲しいですね。


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