2017年 全日本予選戦力分析 創価大学 ~まさかの棄権を乗り越え、初出場へ~

本日は創価大学の全日本予選における考察を行っていきます。選手一覧は私のHPを参照してください。前回は3組を通過圏内で終え、初出場は間違いないかと思いきや、最終組でムイルがまさかの途中棄権となってしまいました。今年度こそ、初出場を果たしたいところ。エントリーは以下のとおりです。

 

1組 松本直樹 梅木陸
2組 上田結也 三澤匠
3組 蟹澤淳平 米満怜
4組 大山憲明 M・ムイル
補欠 玉利健志 作田将希

 

エントリー上位8人の平均持ちタイム(1万m)は私が把握している予選会出場校18校中14位と通過圏外となっています。ただ、1万mのベスト上位7人はいずれもエントリーされており、そこに1万mは未経験の1年生が2人という状況ですから、ほぼベストメンバーと呼んでいいでしょう。

 

1組は松本、梅木とルーキーをともに起用してきましたね。高校ベスト14分19秒と持ちタイムNo.1ルーキーの松本に、高校ベストは14分46秒ながら、既に14分29秒までベストを伸ばしている梅木と期待の二人です。ただ、揃って1年生というのはちょっとリスクが高すぎる気もしますので、勝負レースでの実績もある作田や1万mで29分40秒を持つ玉利当たりが当日変更もありそうです。

 

2組はハーフで63分48秒とチーム上位のタイムをマークした上田に、前回も2組15位、箱根も9区13位で走っている三澤という期待の二人ですね。特に三澤は前回も同じ組で好走しているのが心強く、さらに箱根で上々の走りと安心して任せられそう。上田は3大駅伝・予選会は未経験ですが、ハーフでの好走を見ると、期待が高まります。ここで通過圏内だと、後続が楽になりますね。

 

3組は箱根で3区7位と好走した蟹澤に箱根で8区3位とこれまた快走を見せた米満という箱根で結果を残した二人がエントリー。蟹澤は1年時から継続して活躍している選手ですし、3組でも心配はいらないでしょう。米満は箱根快走の後、ハーフも64分16秒をマークするなど着実にタイムも縮めていますし、ここでもしっかりとまとめてくれれば。

 

4組はエースのムイルに日本人エースの大山という順当すぎる二人ですね。ムイルは前回まさかの途中棄権となってしまいましたが、その後は勝負レースで結果を残し続け、1万mも28分19秒まで伸ばしていますからね。ワンブィらと組トップを争う選手の1人として、最も計算が出来ます。大山も前回3組1位と好走している選手、1万m28分台も複数回出していますし、こちらも問題無いでしょう。

 

最終組で大きく稼げる選手がいるというのが、創価の大きな強みですね。3組までで多少ボーダーから離されていても、十分に逆転が期待出来ます。2~4組の選手は十分に計算できそうですし、補欠の作田も前回3組19位で走っている選手ですからね。作田が1組で当日変更となれば、大きな穴はなくなりそうですし、よほど激しいブレーキなどない限り、全日本初出場も十分に狙えるのではないでしょうか?

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