兵庫リレーカーニバル2017 振り返り ~順大のエースたちが躍動~

土、日に兵庫リレーカーニバルが行われました。全量は公式結果をご確認ください。今回は、その中でも男子1万mアシックスチャレンジ、グランプリ、1500mグランプリ,3000m障害グランプリについて主に大学生を中心に振り返ります。

 

~1500mグランプリ

日本選手権覇者の戸田らを抑えて優勝したのは富士通の松枝、金栗記念でも13分28秒と素晴らしいタイムを出していましたが、ここでも3分45秒をマークし、そのスピードを存分に見せつけました。今年度の充実ぶりは素晴らしく日本選手権も楽しみですね。2位には旭化成の鎧坂が3分46秒で入りました。5000m,1万mともに日本トップクラスのランナーですが、1500mでもさすがのスピードですね。

 

3位には日清食品Gの戸田が同じ3分46秒で入り、やはり1500mでのスピードは日本トップクラスです。学生では上武の井上が3分46秒で4位に入る上々の走りですかね。関東インカレ1500mの覇者で日本選手権でも入賞するほどのスピードがありますし、トラックシーズン楽しみです。明治の河村も3分47秒で6位に入ってきました。関東インカレを見据えると長距離が例年よりも苦しそうなだけに、1500mでは大きく得点して欲しい選手です。

 

~3000m障害グランプリ~

愛三工業の山口が8分38秒の好タイムで優勝、ずっと3000m障害ではトップクラスのランナーですが、ここ最近はロードでも好結果を残していますからね。それでまた、トラックでも結果を残してくれれば。同じく3000m障害で結果を残し続けている大塚製薬の松本が8分42秒で続きました。この選手もずっと活躍していますよねー。

 

学生では、神奈川の荻野が8分49秒で3位に入ってきました。昨年度、3000m障害では関東インカレ2部優勝、日本選手権でも入賞と大活躍でしたが、さらなる走力を身につけた今年、前年度以上の走りを見せられるか楽しみです。法政の青木も8分51秒で6位と上々の走り、こちらも関東インカレ1部で上位入賞が期待される選手の1人です。東海の三上は9分ジャストということでタイムはもう一つ、これまた関東インカレ1部で入賞が期待されますね。

 

~10000m 1組~

創価の留学生ムイルが28分19秒とベストを一気に50秒近く縮めてきました。既にエースとしての地位は揺るぎなく、他大のエースとも十分渡り合ってくれそう。日本人選手では愛三工業の石川が28分49秒でトップ、自衛隊体育学校の平賀、中国電力の岡本、GMOアスリーツの渡邉ら実業団選手が28分台で走っています。

 

一方で大学生では、東海の松尾が29分5秒の7位でセカンドベストがトップですね。大崩れしない走りは魅力的です。同じ東海の川端が29分21秒で11位で続いており、学生はちょっとムイル以外は奮わなかった印象かなあ。チームの主力として期待される山梨学院の市谷が29分30秒、創価の大山が29分39秒、駒澤の片西が29分48秒といった具合でしたからねえ。

 

~10000m 2組~

外国人選手が多く出場し、ハイペースとなった中で最も食らいついた富士通の横手が28分4秒で3位とさすがの走りを見せました。大学時代に27分台ランナーだった選手ですし、これがセカンドベストかなあ?実業団でも順調に結果を残しています。1,2位はいずれも留学生、日本薬科のサイモンが27分55秒、ニャイロが28分2秒で走っています。サイモンも27分台を出す走力はさすが、関東インカレでもその走りを見せてくれれば。

 

ニャイロはずっと28分前後の走りは見せてくれるのですが、なかなかベストの27分56秒となると更新出来ずにいますねえ。セカンドベストも既に28分2秒で今回はサードベストかなあ?もちろん、いずれもハイレベルなタイムではあるのですが…

 

他の日本人選手では旭化成の謙太が28分24秒、マツダの圓井が28分44秒で続きました。他に28分台は住友電工の伊藤が28分58秒で走ったくらいで他は29分オーバーとハイペースがゆえに後半失速してしまった選手が多かったのかなあ?

 

~10000mグランプリ~

日本人トップとなったのはDenaの上野、28分7秒の好タイムをマークしました。上野もずっとトップクラスで活躍していますが、今年に入ってからもニューイヤー、都道府県対抗と好走続きで息の長い選手ですねー。まだまだ、一線級で長く活躍してもらいたいものです。さらに28分14秒で旭化成の市田孝、15秒でHONDAの悠太、16秒でトヨタの早川と実力者が並びました。

 

そこに続いたのが順大のエースたち、栃木が28分19秒と日本選手権の標準を上回る好タイムで学生トップの走りを見せました。もちろんタイムも素晴らしいですが、順大のエースである塩尻に19秒差をつけたというのも素晴らしいですね。箱根以降、塩尻が絶対的エースという状況からダブルエースとなってきましたね。

 

これは順大にとっても非常に大きいですね。塩尻もさすがの走りでしたが、28分38秒はセカンドベスト止まりであり、栃木に負けたのはやはり本人も悔しさがあるでしょう。ユニバーシアードの代表は栃木、塩尻の2人ということで良いのかなあ?順大勢が独占する結果となりました。

 

他の大学生では、青学の鈴木が28分44秒とセカンドベストで上々の走り、今年度は怪我なく1年過ごしてくれれば。城西の中島も29分1秒で走っており、安定して結果を残すようになってきましたね。駒澤のエース工藤は29分7秒、山梨学院の日本人エース上田は29分10秒、中央学院のエースの1人高砂は29分11秒、神奈川のダブルエースの1人山藤が29分23秒に留まり、いずれもこれまでの実績を考えるともう一歩か。


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