焼津ハーフ（2017/04/09） 結果振り返り 東海が優勝～
先週の日曜に焼津ハーフが行われました。最大で３人までペアマラソンに出場出来、上位２人の合計タイムで順位を競います。出場する大学も年々豪華になってきていて、今回は私がDB管理する２５大学中１６大学が出場していることに…出場する選手はエース級というよりも、ハーフやロードに強い選手が多い印象ですね。上位５位＋気になった大学について振り返ります。
優勝：東海大学 2:11:06
ペアマラソンで出場した選手のうち、６６分切りがわずかに２人、その２人が東海の春日と中島なのですから、圧勝と言っていいでしょう。春日が６５分２４秒で優勝、中島が６５分４２秒で続いています。他の大学に比べると、箱根を一桁で走り、ハーフのベストも良い主力を起用してきた東海なだけに、順当な優勝と言えるかなあ。
春日は昨年度は故障に悩まされましたが、箱根以降はロードで安定して結果を残していますし、中島も１年にして東京マラソンに挑戦するなど長い距離に自信を持っています。前回の箱根１０位から巻き返しを期す東海において、ともに欠かせない戦力となってくれるでしょう。湯澤も６６分３８秒とまずまずの走りを見せています。
２位：大東文化大学 2:12:37
大東大が２位に入ってきたのはちょっとびっくりしました。特に山﨑が６６分９秒と５位でなるタイムで走るとは…これまであまり聞いたことの無い選手だったのですが、一気に今年度台頭してくるか？さらに、実力者の林も６６分２８秒でまとめ、東海には１分３０秒ほど離されましたが、２位に入ってきたのはお見事です。
３位：中央学院大学 2:13:04
ハーフで安定して結果を残している市山が６６分７秒と４位となる順位で好走、長い距離はやはり強いですね。３大駅伝に何度もエントリーされているミズノも６６分５７秒と何とか６６分台でまとめ、３位を勝ち取りました。市山はハーフベストも６３分３１秒を誇りますし、２年連続エントリー止まりの箱根、そろそろ走ってもらいたいところです。もう一人走った由見は７０分オーバーと苦しい走りになってしまいました。
４位：駒澤大学 2:13:20
前回は苦戦した駒澤ですが、今回は何とか４位に入ってきました。紺野が６６分２６秒、白頭も６６分５４秒とともに６６分台にまとめたのは、最低限の走りは出来たかなあという感じですかね。紺野にはもっと期待したいところですが。。。ただ、それ以上に心配なのは堀合ですね。
箱根１０区で６位で走り、玉名ハーフでも自己ベスト更新とハーフで結果を残し続けている堀合が６９分５０秒と撃沈してしまいました。本来であれば、紺野・白頭を上回る走りが期待されたのですが…また、関東インカレハーフあたりで元気な姿を見せてくれれば。
５位：明治大学 2:13:35
主力の一人である中島が６６分１秒で３位に入ったのが大きかったですね。しかし、続く皆浦は６７分３４秒と上位５校×２人の中で唯一６７分台となってしまったことが響き、合計では５位に留まりました。中島も箱根こそ出場出来ませんでしたが、出場した勝負レースでは結果を残していますし、今年度は怪我なく１年間元気に過ごしてもらいたいです。
皆浦は１年時から台頭してきたと思ったのですが、その後はなかなか奮わず、３大駅伝にチームが８度出場したうち、６度エントリーされながら１度も出場出来ていません…最終学年の今年度こそ３大駅伝を走ってもらいたいです。もう一人走った角出は６９分３０秒とこちらはさらなる撃沈…ここら辺の選手が上がってきて欲しいんですけどね！
６位以降を見ていくと、８位に専修、９位には麗澤が入ってきたのがちょっとびっくりでした。専修は佐藤が６７分１９秒ながらまずまず、麗澤は国川が６６分５６秒と見事な走りを見せています。麗澤はなかなか箱根予選の通過争いにも加われていませんが、どこまで箱根予選で順位を上げてこられるか？
１０位、１１位に山梨学院と青山学院が沈むことに…山梨学院は河村が、青山学院も近藤がともに６６分台で走っているのですが、２番手がいずれも６９分前後に沈んでしまったこともあって総合では下位に沈んでしまいました。特に青学は中村祐がDNSだったとはいえ、久しぶりに苦戦したところを見たような…ここ最近は記録会でも青学旋風が吹き荒れていましたからね。
前回優勝した日体大はメンバーを落としてきたのもありますが、まさか１２位まで下がってしまうとは…徳田、三原、住田と３人出場したのですが、それぞれ６７分台、６８分台、６９分台と奮いませんでした…箱根予選落ち校は専修、麗澤こそ善戦しましたが、東京国際が１３位、城西が１４位、中央が１５位、東農大に至っては２０位といずれも苦戦…箱根予選に向けてちょっと気になるところですね。。。