世界クロカン2017 シニア男子10km 雑感

続いては、世界クロカンのシニア男子10kmを振り返ります。U20同様、JAAFには日本人結果(PDF)が乗っており、IAAFにはシニア男子10km結果が載っています。最も世界との差を痛感させられるレースの1つかも。。。優勝タイムは28分24秒ですね…クロカンで10km28分24秒というのがもう…ハイレベル過ぎます。

 

2位は日清食品グループのレオナルド、世界クロカンではジュニアの時から表彰台に上る驚異的な走りを見せているような…28分36秒とトップと12秒差という結果でした。実業団の外国人選手は世界大会でメダルを獲得する選手もいるほどハイレベルですが、クロカンではレオナルドがずば抜けています。

 

日本人トップは63位の東(九電工)、タイムは31分31秒ですから、トップとは3分7秒という大差をつけられることに…国内のロードでずっと安定して結果を残していた東でも10kmで3分差ですからね。ケニアやエチオピアなどアフリカ勢が強すぎるとはいえ、63位という順位を見ても寂しい気がしますね…ただ、今年度好調の東、来年度はさらにタイムも伸ばしてきそうで楽しみです。

 

日本人2位には山口(愛三工業)が71位、31分49秒ですから東とは18秒差ということに。山口も都道府県対抗で好走するなどロードシーズンに結果を残してきた選手、来年度は得意とする3000m障害でも活躍して欲しいです。3,4位は神奈川大学勢、大塚が32分28秒で89位、大野が33分31秒で104位という走りでした。

 

日本人トップの東と比較しても大塚が約1分差、大野が2分差ですからさすがに離されすぎましたかね―。こういう大舞台となると、やはり経験豊富な実業団のほうが有利になるのかなあ。とはいえ、大塚、大野ともに世界の舞台を経験できたのは大きいですし、今後に活かして欲しいですね。

 

大野は箱根で9区、5区と大事な区間を任され続けている選手ですし、大塚は初の3大駅伝である箱根でいきなり8区2位と快走を見せた選手、ともに最上級生となり、さらに絶対的エースである鈴木健を擁する神奈川大学、来年度はどこまで高みに上っていけるか本当に楽しみです。

 

日本人最下位となってしまったのは大東大の前田、110位で34分7秒ですから、苦しい走りになってしまいました。5千で13分台、1万mで28分台を叩き出し、箱根でも1区12位と今年度一気に力をつけてきた選手ですが、さすがに世界クロカンの舞台では厳しかったか…神奈川勢同様、今回の経験を最終学年となる来年度に活かしていってほしいですね。


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