2016年度 4年生特集 ~上武大学~
本日は上武大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で6人となっています。4年間順風満帆だった選手は少なかったかもしれませんが、6人とも箱根出場を果たしているのは素晴らしいですね。そんな中でも主将である森田の走りが光ります。
明後日の2月14日に月陸と陸マガの3月号が発売されます~
名前 | 5千ベスト | 1万ベスト | ハーフ換算 |
---|---|---|---|
森田 清貴 | 14:32.94 | 29:37.93 | 01:03:44* |
上田 隼平 | 14:31.07 | 29:47.77 | 01:04:31* |
佐藤 史弥 | 14:36.41 | 29:55.00 | 01:05:39* |
志塚 亮介 | 14:33.82 | 29:57.73 | 01:04:09* |
河崎 裕史 | 14:25.05 | 30:01.48 | 01:04:27 |
馬本 匠 | 14:20.96 | 30:06.00 | 01:05:50 |
森田 清貴・・・高校ベストは14分43秒ながら1年の箱根予選から出場、結果は191位というほろ苦いデビュー戦となりました。ただ、明らかな失敗レースはこれくらいなんですよね。2年の箱根予選では61位と一気に3分の1以下にまで順位を縮めてくることに。全日本予選も6区10位とまずまず、箱根も5区15位で走っています。
3年時に5000mで14分32秒と大学ベストをマーク、初出場となった全日本予選でも2組13位と上々の走りを見せています。箱根予選は33位とさらに順位を上げることに。2年連続の5区となった箱根でも区間9位、年々順位を上げてきているのが素晴らしいですね。
さらなる成長を遂げたのが4年時、1万mで29分37秒までベストを縮めた他、箱根予選では24位と過去最高順位での走り、そして何といっても箱根ですよねー。5区を任されると8人抜きの爆走で区間2位、わずか3秒で区間賞こそ逃したものの、大学ベストレースと呼ぶにふさわしい走りを最後に見せつけました。
上田 隼平・・・高校ベストは14分31秒、7人の中ではトップのタイムですが、4年間ベストは更新出来ていません。それでも2年の箱根予選から3年連続で出場を果たし、77位→117位→85位と安定した走りを3年間見せてくれました。
3大駅伝では、2年の全日本では5区15位とやや苦しい走りでしたが、3年の箱根は8区15位でチームが苦しんだ中、2番目に良い区間順位でした。4年時は1万mで29分47秒までベストを伸ばし、全日本予選では1組26位、最後の箱根も4区14位で大きく崩れることの無い走りは上武にとって頼りになるものでした。
佐藤 史弥・・・高校ベストは14分59秒、3年の箱根予選に出場しましたが、179位と苦しい予選会デビューとなることに…4年時には5000mで14分36秒、1万mで29分55秒といずれもグッとベストを縮め、箱根予選こそ141位ともう一歩の走りでしたが最初で最後となった箱根では10区11位と好走で締めくくってくれました。
志塚 亮介・・・高校ベストは14分36秒、大学ベストは1年時にマークした14分33秒で箱根予選にも出場し159位という結果でした。2年時には1万mで29分57秒をマーク、箱根予選でもチーム2番手となる51位と見事な走りを披露しています。しかし、3年の箱根予選は189位、箱根も9区18位と苦しい走りに…4年時は故障の影響もあって3大駅伝・予選会ともにエントリーもされなかったのは残念でした。。。
河崎 裕史・・・高校ベストは14分39秒、2年時に5000mで14分25秒、ハーフで64分27秒と立て続けにベストを更新して箱根にも出場を果たし、10区17位という結果でした。3年時には1万mで30分1秒をマーク、全日本予選も3組21位と上々の走りでその後も主力としての活躍が期待されましたが、故障の影響もあって3大駅伝・予選会に出場することが出来なかったのはチームにとっても痛かったですね。。。
馬本 匠・・・高校ベストは15分8秒、3年の全日本予選に出場し1組30位で走っています。しかし、箱根では山下りの6区を任されて区間最下位に沈んでしまうことに…4年時は5000mで14分20秒、1万mで30分6秒とベストを連続してマークすると、全日本予選では最終組に抜擢され、37位という結果でした。箱根では2年連続の6区を任されて区間16位、前回よりも2分48秒タイムを縮めてきました。