2016年度 4年生特集 ~東海大学~

本日は東海大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で12人もいますね!!現1年ほどでは無いですが、この学年も持ちタイム・ロードでの実績が豊富な選手が揃った学年、箱根予選落ちの翌年に入学、東海が復活していく中で中心的役割を果たしました。

 

 

廣田 雄希・・・高校ベストは14分7秒、石橋と並んで最も実績が豊富な選手でした。1年目から大活躍、全日本予選で2組2位、箱根予選では21位と勝負レースで好走、さらに1万mで28分44秒をマークし、力を見せつけました。しかし、故障で箱根出場を逃すと、そこから歯車がやや噛み合わなくなることに…

 

2年時は箱根予選こそ22位と前年度と変わらぬ走りを見せましたが、全日本予選は3組21位、全日本、箱根はともに3区12位と1年時に比べると物足りない結果に…しかし、3年時は3大駅伝にフル出場すると、出雲4区4位、全日本5区6位、箱根3区5位といずれも区間4~6位の安定した走りを披露、1万mも28分30秒まで伸ばし、ハーフも63分8秒と再び強さを見せました。

 

さらなる飛躍が期待された4年時でしたが、5000mこそ14分3秒と大学ベストをマークしたものの、出雲、箱根はエントリー漏れ、全日本はエントリー止まりで3大駅伝のいずれも出場出来ないというまさかの展開に…故障に悩まされることも多かったですが、それでもチームに欠かせない役割を果たしてくれた選手でした。

 

石橋 安孝・・・高校ベストは14分15秒ながら、ロードでの実績は世代トップクラスを誇ります。高校時代から強かった3000m障害でも、関東インカレ1部で1,3,4年で5位→4位→2位と3度の入賞、日本選手権でも入賞を果たすなど活躍しました。

 

3大駅伝でも、1年時に全日本予選3組13位、箱根予選23位と好走、さらに1万mで28分52秒をマークするなど廣田ともにルーキーながら大活躍を見せましたが、箱根を故障で出場出来ないとこまで似通ってしまうことに…すると2年時は箱根予選で127位と前年度から100位以上順位を落とす非常に厳しい結果に…

 

しかし、明らかな失敗レースはこの1度のみ。全日本では7区2位の好走でチームのシード獲得に貢献、箱根でも7区7位とまずまずの走りを見せています。3年時には3大駅伝でも主要区間を任されるようになり、出雲では6区3位の見事な走り、全日本では2区7位、箱根では4区2位と全てで結果を残しました。

 

4年時、スーパールーキーの加入もあって他の4年生がなかなか出場出来ない中、全日本では4区6位、そして箱根では7区で区間賞、7度目の3大駅伝出場にして、最後に区間賞を獲得する走り、チームのシード獲得に貢献しました。苦しんだ時期もありましたが、4年間最も安定した走りを見せ、チームの中心として活躍しました。

 

宮本 甲斐・・・高校ベストは14分31秒、選手が揃うこの学年では目立った存在ではなく、3大駅伝のエントリーもありませんでした。しかし、3年時に5000mで14分16秒、4年時に1万mで29分15秒、ハーフで63分41秒をマークすると、最後の箱根にエントリー、出場はなりませんでしたが、最後にメンバー入りを勝ち取ったのはお見事でした。

 

土屋 貴幸・・・高校ベストは14分20秒、1年時から全日本予選で2組14位、1万mで29分16秒をマーク、箱根予選は転倒してしまった影響もあって73位に留まりましたが、箱根では3区に抜擢されると区間6位、その強さを見せつけました。ハーフベストも63分47秒をマークしています。

 

しかし、2年時以降は土屋も故障に悩まされることに。。。全日本予選は2組20位、箱根では10区13位と出場は果たしましたが、前年度よりいずれも順位を下げることに…3年時には5000mで14分8秒のベストをマークしたものの、3,4年でエントリーされたのは全日本のみで出場はならず、1年時の走りが上級生になってから見られなかったのは残念でした。。。

 

安藤 健太・・・高校ベストは14分24秒、2年時にハーフで63分28秒をマーク、箱根予選、箱根ともにエントリーを果たしました。3年時には3大駅伝全てでエントリーを果たしたのですが、ここでも出場はできなかったんですよねえ。。。

 

4年時は5000mで14分7秒、1万mで29分30秒とさらにベストを縮めたものの、3大駅伝にはエントリーされることはありませんでした。。。3大駅伝に出場してもおかしくない走りはずっと見せてきていたのですが、チーム状況とあと一歩噛み合わなかったという感じかなあ…

 

林 竜之介・・・高校ベストは14分46秒、12人の中では最もタイムが悪いです。しかし、2年の箱根でメンバー入りを果たすと、その後ハーフで63分13秒をマーク、3年時には3大駅伝フル出場を果たし、出雲5区4位、全日本6区5位、箱根8区6位といずれも区間4~6位という安定した走りで、3大駅伝全て5位に貢献しました。

 

さらに学生ハーフでは63分7秒で見事に優勝、4年時には全日本で8区9位、箱根では10区7位と3年時ほどの走りでは無かったものの、4年時に3大駅伝に出場したのは石橋と林のみ、箱根ではギリギリでのシード獲得に貢献しました。

 

荒井 七海・・・高校ベストは14分23秒、1年の全日本予選から出場、しますが、1組32位に終わっています。その後は1万mで大学ベストとなる29分34秒をマークし、箱根予選では64位と上々の走りで箱根でも4区に起用されましたがここで区間最下位…苦しい走りとなりました。

 

2年の全日本、箱根予選、3年の出雲、全日本とエントリーはされたものの、出場することは出来ず、4年時はエントリーもありませんでした。しかし、トラックでは3年時に5000mで13分50秒をマークした他、日本選手権1500mで優勝するという快挙を達成、トラックでは大いに存在感を示してくれました。

 

瑞慶覧 伸哉・・・高校ベストは14分40秒、2年時にハーフで64分29秒、3年時に5000mで14分22秒、4年時に1万mで29分38秒と着実にベストを更新してきました。すると宮本同様に最後の箱根で初めてエントリーを果たすことに。出場は叶いませんでしたが、1年生が元気な中、宮本とともに最後の箱根で初のメンバー入りを果たしました。

 

福村 拳太・・・高校ベストは14分17秒、4年間でこのベストを更新することは出来ていません。しかし、1年時に1万mで29分38秒をマークすると、箱絵予選ではチーム最下位ながら94位と粘りの走り、箱根でも山下りの6区を任されて区間8位と上々の結果を残しました。

 

ハーフベストも64分41秒をマーク、これで山下りは今後も安泰かと思ったのですが、その後は故障に悩まされることに…結局ベストは20kmを含む4部門全てで高3 or 大1にマークしたもの。2年目以降は最後まで、3大駅伝にエントリーされることはありませんでした。

 

桐原 翔太・・・高校ベストは14分34秒、1年の全日本予選から出場し、1組28位という結果でした。1万mで29分44秒をマークし、箱根予選もチーム11番手と言えども74位で走っていますが、箱根出場には後一歩届かず…2年時は全日本予選で2組4位と好走、箱根予選でも94位で走ってはいるのですが、なかなか出場するチャンスが無く…

 

結局、3大駅伝のエントリーは2年の全日本が最後という結果に終わりました。3年時に5000mで14分26秒、ハーフでは63分49秒と上々の走りで決して結果を残していないわけでは無かったんですけどね―。予選に4度出場しながら、本戦出場には後一歩手が届きませんでした。

 

成田 元一・・・高校ベストは14分20秒、1年時から台頭する選手が多かった中、成田のベストは2年時、5000mで14分16秒、1万mで29分47秒、ハーフで64分1秒と立て続けに高校ベストとなるタイムをマークしています。

 

勝負レースでも全日本予選で1組14位、箱根でも115位と予選会に揃って出場を果たしました。しかし、3大駅伝となるとエントリーされたのは2年の全日本のみ、3年時以降はなかなか記録会でも結果を残せず、残念ながら本戦に出場することは出来ませんでした。

 

畔柳 隼弥・・・高校ベストは14分14秒とこの学年でも上位で持ちタイムでもトップ10入を果たしていました。しかし、結局広告ベストは更新することが出来ず、1万mも4年時にマークした30分36秒、ハーフも1年時の66分48秒となかなかタイムを縮められず、3大駅伝・予選会にエントリーされることもありませんでした。

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