箱根駅伝2017 3区の振り返り&気になり ~区間賞:秋山(青山学院)~

続いては往路のスピード区間である3区について、気になった点について振り返っていきます~3区結果はこのようになっております。今年度、万全では無く出雲・全日本と出場出来なかった青山学院の秋山、東洋の口町がそれぞれ区間賞、区間3位と良かったですね。

 

特に秋山は記録会で見るたびに早い段階で遅れていて、今年度は無理かなあと思っていたのですが…喘息を乗り越え、2年連続の区間賞でチームを首位に導く走り…青学の調整力は凄いです。。。口町も故障明けでどうかと思いましたが、8位→4位と総合順位を4つ上げる走り、やはりチームに欠かせない選手です。

 

早稲田の平もエースとして区間2位の好走、総合でも6→2位に上げました。トップ3はいずれも4年生と最上級生の走りが光りました。そんな中に割って入ってきた4年生が関東学生連合で出場した駿河台の平賀、平と同タイムで区間2位相当の爆走、単独最下位という最も走りにくい位置でこれだけの走りを見せられるのが凄まじい…

 

逆に奮わなかったのが1年生…前半から区間トップに近い位置で突っ込んでいた中央学院の横川でしたが、後半に失速してしまい区間12位…5人走ったルーキーの中で最高順位が横川でしたからねえ~出雲、全日本ともに主要区間をしっかりとまとめていたのですが。。。

 

出雲で上々の走りだった順大の野田が区間16位、箱根予選で上々の走りだった明治の三輪が13位、神奈川の越川が15位、全日本で好走した國學院の土方が18位に沈むなど、今年度結果を残している選手が揃って下位に沈むことに…4区が伸びたことで3区にルーキーを起用する大学は今後も増えそうですが…エース級を起用する大学とは差がつきやすく難しいですね。。。

 

他の上位選手では、帝京の濱川、創価の蟹澤がそれぞれ5位、7位に入ったのが目立ちましたかね~濱川は3大駅伝初出場、1万mは30分24秒、ハーフも65分21秒ですからね。。。それがこの快走…2年は既に竹下、畔上と主力が揃っていますが、ここに濱川も加わるとなると、強力な学年となりそう。

 

蟹澤は他の選手が全日本予選、箱根予選で好走している中、全日本予選欠場、箱根予選も106位と奮わず…勢いのあった2年前も3区を走って19位でしたが…今回は素晴らしい走りを見せてくれました。

 

区間1桁ではありましたが、駒澤の下が区間8位、山梨学院の永戸はいずれももう一歩だったかなあ。出雲、全日本ともに結果を残してきましたからねえ。来年度は、ともにエース区間を担っていってほしい選手ですからねえ~

 

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