箱根駅伝2016 神奈川大学 区間配置予想 ~悲願のシード獲得へ充実のとき~

続いては、神奈川大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根では1区からずっと総合15位前後、区間16位以下は1区間しか無かったものの、区間7位以内も1区間も無いという状況で総合でも13位、シード獲得とはなりませんでした。

 

今年度は、全日本予選こそラスト1周でまさかの棄権こそあったものの、箱根予選では2年連続の5位できっちりと通過、その後も1万mで好タイムを出す選手が多数おり、箱根でのシード獲得に向けていい流れできております。エントリーメンバー箱根成績(直近10年)はHPをご覧ください。

 

4年:東 瑞基、中平 英志、中神 恒也、朝倉 健太

3年:鈴木 健吾、鈴木 祐希、大川 一成、

   大野 日暉、大塚 倭、西田 秀人

2年:山藤 篤司、佐久間 勇起、阿比留 和弘

1年:宗 直輝、越川 堅太、安藤 駿

 

3年生を中心に順当に主力がエントリーされてきました。鈴木健、山藤のダブルエースはやはり強力ですし、ルーキーも着実に結果を残していますからね。1万mで29分30秒切りが10人、30分きりが15人という陣容です。そんな神奈川大学の区間配置予想は以下の通りです。

 

山藤2ー鈴木健3ー越川1ー東4ー大野3

鈴木祐3ー中平4ー大塚3ー大川3ー中神4

 

雑誌にてほぼ監督の区間配置予定が載っているため、あまり予想する楽しみが無いのが残念ですが…1,2区は山藤、鈴木健のダブルエースが妥当ですよね。山藤は箱根予選、八王子LDと見事な走りを見せていますし、1区でも十分に勝負出来そうです。

 

2区は2年連続で鈴木健、前回は区間14位に終わりましたが、今年度は大学を代表するエースクラスとも渡り合えるほどで箱根予選では他の日本人選手を寄せ付けませんでしたからね。エース区間でも上位で走ってくれそう。3区は越川、箱根予選での好走、さらにベスト連発とくれば往路で見てみたくなりますよね―。粒ぞろいの1年生の中でも長い距離、ロードでは一歩抜けつつありますね。

 

4区は東、1年の箱根予選から出場しながらも怪我に悩まされることも多かった4年生、それでも今年度は箱根予選で好走、1万mのベストも29分3秒まで伸ばしてきました。となると、重要度の高くなった4区も任せられそう。5区は大野、監督も最も適性があるという話でしたし、主力の1人ですからねえ。距離が短縮されたとはいえ大事な区間、しっかりと走ってくれれば。

 

6区は鈴木祐、6区経験者は他に東がいますし、6区希望では大塚もいるだけに予想しにくいですが…監督も6区起用予定という話でしたし、あえて逆らって予想するのも…個人的には28分台を出した選手なだけに3区や9区あたりの平地で見てみたいですけどね。

 

7区は中平、本人も希望していましたし、箱根予選で38位と見事な走り、さらに1万mでも好タイムを出すなど良い走りを見せています。前回の7区8位を上回る走りが期待されます。8区は大塚、3大駅伝・予選会は未経験で1万mまでの距離が得意という印象でしたが、上尾ハーフで63分12秒という素晴らしい走りを披露、箱根でも活躍が期待出来そうです。

 

9区は大川、箱根予選では2年連続で結果を残せていないのがちょっと気になりますが…1万mで29分15秒をマークするなど調子は上がっているようですし、ならば監督も期待している9区を任されることになるのかなあと。4区東と9区大川は逆でも面白そうですけどね。

 

10区は中神、本人も希望している区間ですし、全日本予選、箱根予選ともに好走しています。さらに、2年前の箱根でも10区11位で走っているとなれば、最上級生として10区を任されることになるのかなあと。

 

ここ数年は1,2区と5区の走りが噛み合わずにシードを逃すケースが多いんですよね。1,2区で好スタートを切れば5区で苦戦し、逆に出遅れれば5区で何とか巻き返すというように…しかし、今回は1,2区が山藤、鈴木健ならば出遅れるどころか上位につけていてもおかしくないですし、後は5区で区間中位で粘れれば往路をシード圏内で終えることも十分に可能そうです。

 

もう10年以上シードは獲得出来ていませんが、ここ数年はシードを狙える陣容を揃えてきていますし、今年度はエースクラスが複数いて、好調な選手も多いというチャンスですよね。毎年期待されながらも届いていないシード権、今度こそ、今度こそ獲得して欲しいです!!!

 

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