箱根駅伝2016 國學院大学 区間配置予想 ~エースの復活、そして2年ぶりの箱根へ~

2016年12月20日

続いては、國學院大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根予選では、エースの蜂須賀を欠いたとは言え、上位通過も期待された戦力の中、13位でまさかの予選落ちを喫する羽目に…唯一出場した全日本も15位に終わりました。

 

今年度は、箱根予選を8位ながらも確実に通過すると、全日本では健闘と言っていい9位と一桁順位で走りました。エントリーメンバー箱根成績(直近10年)はHPをご覧ください。

 

4年:蜂須賀 源、細森 大輔、稲毛 悠太、畑中 大輝、

   鈴木 涼太、市川 創史

3年:熊耳 智貴、磯邊 翔太、國澤 優志、軸屋 健、

   渡邊 貴、内田 健太、松永 拓馬

2年:江島 崚太

1年:土方 英和、浦野 雄平

 

他大学を見渡しても、エントリーはベストとは言えない状況です。4年では全日本予選、箱根予選を2年連続で走っている松本、箱根予選に出場した曽我部、3年では前回の全日本で2区を走った向、2年では今年の全日本を走った蜂屋らが外れているわけですからね。

 

それでも、3,4年生が13人を占めるというのは上級生の凄さなのか、下級生がまだ食い込んでこれないと言うべきか…箱根予選は8位と下位通過、主力が複数外れているのは箱根に向けて不安が募ります。そんな國學院大学の区間配置予想は以下の通りです。

 

細森4ー蜂須賀4ー土方1ー熊耳3ー國澤3

内田3ー浦野1ー渡邉3ー稲毛4ー軸屋3

 

1,2区はダブルエースの細森、蜂須賀で良いでしょう。全日本もこの二人に1,2区を任せていますし、細森が1区7位と好スタートを切ったことが、大きかったですからね。箱根も任せたいところ。蜂須賀も全日本こそ奮いませんでしたが、やはりエースには2区を走ってほしいですし、前回箱根予選に出場出来なかった悔しさを晴らしてくれれば。

 

3区は土方、箱根予選、全日本の走りを見る限りは既に準主力級の走りを見せていますが、まだ1年生なだけに無理に主要区間を任せるよりは重要度は高いながらも走りやすい3区あたりが良いと予想しました。4区は熊耳、監督も上級生に任せたい区間という話でしたし、箱根予選、全日本と安定して結果を残している3年の熊耳かなあと。

 

5区は國澤、5,6区を希望している選手が16人の中におらず、山は全くもって予想しづらいですが…全日本で8区を走った國澤にしました。他の主要区間が先に埋まったという消去法になってしまいましたが…6区は内田、國學院の6区は3,4年生が走ることが多いんですよね―。3年が走れば2度走るチャンスも…ということで箱根予選を走り、直近で出場していない内田としました。

 

7区はルーキーの浦野、本人も7区希望のようですし、箱根予選もまずまずの走りで1万mも29分17秒と伸び盛りの選手、まずはつなぎ区間で無難にデビューしてくれれば。8区は渡邉、箱根予選に出場しここにきて1万m、ハーフでベストを伸ばしている選手なだけに8区あたりを走ってくれれば。

 

9区は稲毛、全日本予選、箱根予選とフル出場で全日本も2年連続主要区間の4区、長い距離に定評もありますし、9区を任せるとしたらやはり稲毛かなあと。10区は軸屋、3大駅伝・予選会は未経験ながらここにきて1万m,ハーフとベストを縮めてきていますし、上級生ということで10区あたりでの箱根デビューもありそうかなあと。

 

持ちタイムの良い選手、直近でベストを出している選手も多くていい意味で迷うくらいですねー。ただ、箱根予選や全日本の走り、エントリーを見ていると、蜂須賀、細森、土方以外はちょっと不安な気も…全日本のように出遅れず、箱根にしっかりと合わせてくることが出来れば、箱根予選下位通過からのシード獲得ということも十分にありそうです。

 

前回の箱根は出場できずに非常に悔しい思いをしました。今年度は3,4年生に主力が揃う勝負の年でもありますし、往路で遅れない粘り強い走りを見せ、5年ぶりのシードを是非とも獲得して欲しいです!

 

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