箱根駅伝2016 順天堂大学 区間配置予想 ~ようやく揃ったベストメンバーで挑む箱根~

続いては、順天堂大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根では1区から粘り強い走りを披露、2区以降はずっと10位以内という安定感のある走り、最後は作田が区間2位の快走で3つ順位を上げて6位でのフィニッシュとなりました。

 

今年度は、ルーキーが3人走った全日本予選でまさかの予選落ち…箱根シード校で唯一の予選落ちという憂き目に遭いました。駅伝シーズンでは出雲で7位と上々の走り、その後も多くの選手が1万m,ハーフでベストを更新しました。。エントリーメンバー箱根成績(直近10年)はHPをご覧ください。

 

4年:聞谷 賢人、西澤 卓弥、森 湧暉、作田 直也、甲斐 智樹

3年:栃木 渡、花澤 賢人、中村 陵介

2年:塩尻 和也、馬場 スタン恵、吉岡 幸輝、金原 弘直、山田 攻

1年:野田 一輝、難波 皓平、橋本 龍一

 

全日本予選、出雲を走った選手はまずきっちりとエントリーされてきました。今年度、あまり姿を見せなかった主将の聞谷が28分台を出して復活してメンバー入り、前回の箱根経験者7人も揃いました。ルーキーも3人入ってきて、学年のバランスも良いです。区間配置予想は以下の通りです。

 

西澤4ー塩尻2ー野田1ー作田4ー栃木3

森4ー花澤2ー金原2ー聞谷4ー甲斐智4

 

1、2区は前回上手くいった西澤、塩尻で良いでしょう。西澤はさすがにあのハイペースは厳しいか?と思いましたが、区間12位で粘りましたからね。今年もベスト連発、出雲も1区と外す理由は無さそう。2区塩尻はオリンピックに出場した絶対的エース、前回も区間5位と好走、今回はタイム・順位ともにさらなる上積みが期待出来そう。

 

3区は野田、出雲で好走、さらに1万mも29分ジャストをマークする期待のルーキーならば、監督も重視している3区も安心して任せられそうかなと。4区は作田、本来であれば4区栃木、10区作田が良いのかもしれませんが、そうすると5区が苦しくなるんですよね…今年は出雲でも最長区間を任せられるなど主力の1人になった作田に距離が伸びた4区を走って欲しいなあと。

 

5区は栃木、経験者がいないこの区間、順大は小野、松枝、田中などいわゆる山のスペシャリストがいないときは走力のある選手を起用しているんですよねー。前回の箱根で4区3位と好走、28分台ランナーの栃木あたりが走るのではと予想しました。

 

6区は走れば3年連続となる森、今年度はちょっと奮わない走りが多いのが心配なところですが…過去2度走っている経験を活かしてくれれば。7区は花澤、病を乗り越えて戻ってきた選手、高島平20kmを見る限りは長い距離も問題無さそうですし、とはいえ厳しい区間よりは比較的走りやすい7区あたりが良いかなあと。

 

8区は金原、前回経験者の甲斐智は23km区間を走ってほしいということもあって、本人も希望していた金原にしました。出雲から起用されていますし、長い距離にちょっと不安は残りますが箱根デビューするのでは…9区は聞谷、前回経験者というのもありますし、やはり復活してきた主将には復路のエース区間をびしっと走ってほしいなと思いました。

 

10区は甲斐智、前回も8区13位で粘りの走りを見せましたし、長い距離はやはり上級生に任せたいかなあと。前回の10区2位だった作田の再現はさすがに厳しいかもしれませんが、順大が得意としている区間でもありますし、最後をきっちりと締めてくれれば。

 

主要区間を任せられる選手はやはり揃っていますね。鍵を握るのはやはり山かなあ。距離も短くなりましたし、ここを主力選手ではなく、上り適性のある選手で凌げれば平地の層がグッと厚くなりますが、どうでしょうか?新戦力の台頭や前回箱根経験者の成長もあって総合力では前回にも劣らないと思います。

 

前回の箱根でシードを獲得した時も2年連続でシードを獲得しており、そこからまた力のある新入生も入ってくるようになりましたからねえ。今後安定して上位を狙っていくためにも連続シードというのは大事になってくると思いますし、全日本を走れなかった悔しさも箱根にぶつけて結果を残して欲しいです!!

 

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