箱根駅伝2016 上武大学 区間配置予想 ~予選に続いてのサプライズを~

続いては、上武大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根では1区18位と出遅れると、その後も総合順位は往路で18位or19位、復路も7区以降はずっと最下位に沈んでしまいました。区間一桁も5区森田の9位のみという惨敗でした。

 

今年度は、経験者が多く外れたことで箱根予選突破は厳しいのでは?とも言われましたが、前評判を覆しての6位通過、特に2年生に新戦力の台頭が目立ちました。エントリーメンバー箱根成績(直近10年)はHPをご覧ください。

 

4年:東 森拓、森田 清貴、上田 隼平、佐藤 史弥、馬本 匠

3年:坂本 佳太、塩川 香弥、佐藤 駿也、松村 脩平、山岸 広海

2年:太田黒 卓、大森 樹、淵 喜輝、関 佑斗、松下 恭一郎

1年:橋立 旋

 

箱根予選を走った12人全員がエントリーされているという点からすれば、順当と言えるでしょう。今年度、結果を残している選手がそのまま箱根に出場するのも妥当ですからね。ただ、チーム随一のスピードを持つ井上、前々回箱根を走った河崎、前回を7区を走った田中、9区を走った志塚らは外れています。区間配置予想は以下の通りです。

 

太田黒2ー東4ー坂本3ー上田4ー森田4

馬本4ー大森2ー淵2ー佐藤駿3ー関2

 

1区は太田黒、前回は東が走って区間18位だったので、前回苦しんだ区間よりは別区間のほうが良いかなと思いました。今急成長で箱根予選も3番手で走った太田黒に任せるのも面白いかなと。2区は東、本人も上りは得意と言っていますし、2年連続箱根予選チームトップにはエース区間の2区を走ってほしいですね。

 

3区は坂本、1~3区は順番はともかくこの3人の可能性が高いですが、坂本は他二人と比べるとちょっと安定感に欠ける部分があるため…1年時に経験をしており、走りやすい区間である3区でどうかなあと。4区は上田、監督から主力の一人として期待されているようですし、箱根予選でもまずまずの走りでしたので、準エース区間を走ってほしいなあと。

 

5、6区は前回経験者である5区森田、6区馬本で良いでしょう。特に森田は前回9位で走っており、さらに今年度はベストを複数回更新するなど力をつけていますからね。前回以上の区間順位、最も稼ぐ区間となることを期待したいです。6区馬本は前回区間最下位でしたが、今年は全日本予選で最終組を任されるほどですし、成長した姿を見せてくれれば。

 

7区は大森、全日本予選、箱根予選ともに安定した走りを見せていますし、ベストも着実に更新していますし、7区あたりで箱根デビューとなってくれれば。8区は淵、箱根予選ではチーム6番手と好走、復路は2年生が中心となってくるのではと思っています。まずはつなぎ区間で、来年度以降は主要区間を担っていって欲しいです。

 

9区は佐藤駿、過去3回はいずれも3年生が任されている区間ということもあり、箱根予選でも5番手で走っている佐藤駿あたりが良いのでは。持ちタイムは30分台ですがそれ以上の力がありますしね。10区は関、箱根予選で8番手で走っていること、過去4大会中3回は意外にも2年生が走っていることもあり、2年の関にしてみました。

 

やはり、鍵を握るのは1~3区ですかねえ。上武の印象として、上手く序盤を粘れると4,5区で苦しみ、逆に出遅れると4,5区あたりで巻き返すということが多い気が…今回は5区が計算出来るだけに、序盤で出遅れなければ面白そうですし、シード争いに絡んで来る可能性も…

 

ただ、過去最高は14位、過去4大会は18位→20位→18位→20位と苦戦続きなのもまた事実、シード争いどころかずっと最下位争いに巻き込まれてしまっています。いきなりシード獲得は難しいかもしれませんが、今年度の上武はこれまでとひと味違う!という走りを見せて欲しいです!

 

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