日体大記録会1万m(2016/12/03) 雑感 ~28分台が連発!日体大、城西が大幅順位アップ~

本日、日体大記録会の1万mが行われました。詳細はレース結果をご覧ください。コンディションが良かったこともあって、大学生にも28分台を出す選手が多数現れましたね―。予選落ちから巻き返しを狙う大学がやはり結果を残しています。ベストをマークした選手を中心に大学ごとに振り返ります。

 

駒澤大学

エースの中谷が復帰戦となるレースで29分7秒とまずまずの走り、箱根に向けて問題はなさそうです。中谷が戻ってきたのは大きいですね!白頭も29分59秒でベストをマーク、高2の9月以来、3年3ヶ月ぶりのベストとなりました。

東海大学

こちらもエースの關が29分9秒とセカンドベスト、初の箱根に向けて問題無さそうです。東海のスーパールーキーは2区を走ることも多いですが果たして…?

日本体育大学

大盛況だったのが日体大、多くの選手が出場した13組、吉田の28分52秒を筆頭に城越が53秒、秋山が55秒、辻野が58秒、中川が59秒で一気に28分台ランナーが5人誕生し、28分台を8人抱えることとなりました。これは青学の9人に次ぐ人数です。

 

エースの小町もセカンドベストの28分50秒で走っていますし、29分台を見ても29分1秒の小野木、29分13秒の三原、29分23秒の山口、29分34秒の林田、29分39秒の山本とこれでもかというほどベストが出ていますね。先月の続いての自己ベストラッシュ、平均持ちタイムは28分台に突入し、順位も10→4位まで上げた日体大、箱根がますます楽しみです。

 

 

中央学院大学

釜谷が29分55秒でベストを更新していますねー。とはいえ、30分きりということであれば30人ほどいる中央学院において、メンバーに入っていくのはなかなかに大変そうです。。。。

 

神奈川大学

トラックシーズン、3000m障害で大暴れした荻野が29分17秒でチーム7番手のタイムをマーク、既にトップ10のうち3人が1年生となっています。荻野は勝負レースでの実績が豊富なのが良いですね。いきなりの箱根は厳しいかもですが、ゆくゆくはエースになってほしい選手です。

 

拓殖大学

西が29分27秒で4番手のタイムをマーク、29分台は一人だけでしたが、30分台のベストが多かったですね。中井が30分7秒で9番手のタイムをマークしたのを筆頭に、大中が19秒、脇本が21秒、松下が31秒、鈴見が34秒、藤井が36秒、今滝が53秒と多くの選手がベストを更新しています。

 

國學院大学

芹澤が29分24秒で8番手となるタイムをマークしています。これまではあまり名前を聞かない選手でしたが、ここにきて伸びてきたのでしょうか?さらに鈴木が29分29秒でチーム10番手、磯邊が29分32秒で続いています。

 

軸屋が29分36秒、渡邊も29分43秒でベストということで元々29分台の選手がさらにタイムを縮めてきていますね。既に20人以上29分台を抱えている國學院、選手層が着実に厚くなってきています。

 

国士舘大学

ダブルエースである石井が28分50秒、住吉が28分57秒ということで揃って28分台に突入してきました。ともに29分3秒と28分台に後一歩と迫っていましたが、揃って好走したのは大きいですね。八巻も29分15秒で4番手のタイムをマークしています。

 

さらに戸澤が29分39秒で9番手、辻田が29分41秒で10番手とトップ10のうち7人がこの1ヶ月の間にベストを出す盛況ぶりです。30分台でも福田が30分6秒、菅原が24秒、石川が40秒でベストとなっており、箱根に向けて戦力が整ってきました。

 

日本大学

岡野が29分20秒とチーム4番手のタイムをマーク、ルーキーも石垣が29分48秒で8番手、松木が29分49秒で9番手とトップ10に入るベストを出しています。4年生では村田が30分7秒、山崎和が30分37秒のベスト、清水目も29分55秒のセカンドベストを出していますし、石川以外の4年生にも期待です。

 

中央大学

下級生の勢いが止まらない中央、ルーキーの二井が28分56秒とチーム3人目の28分台ランナーに。来年度、大きな戦力となりそうです。さらに、2年の中山も29分19秒とチーム6番手のタイム、神崎も29分39秒で8番手のタイムを出しています。

 

一時は1万mの持ちタイムトップ10のうちほとんどが4年生という状況でしたが、上位8人のうち6人が3年生以下という状況になってきました。来年度、大幅な戦力ダウンを心配していましたが、下級生がその穴を十分に埋めてくれそうです。

 

城西大学

大盛況だったのが城西大、中島が28分51秒とチーム3人目の28分台ランナーに。ルーキーの西嶋も29分10秒で4番手のタイムをマークしており、ともにチームを引っ張る存在となってくれれば。さらに、29分22秒で菅、26秒で服部、27秒で山本がチーム8~10番手に入る走りで29分30秒切りが10人揃いました。

 

他にも29分55秒で大久保、30分13秒で峐下、30分43秒で吉川がベストと着実にタイムを縮めています。持ちタイム上は箱根シード校とも遜色無いまでに上がってきていますし、来年度は1年で箱根復帰を果たしてほしいですし、それだけの戦力になりつつありますね。

 

東京農業大学

瀬戸口が29分39秒で6番手のタイムを出したのを筆頭に、高田が50秒で7番手、田中が56秒で9番手、高橋が57秒で10番手と29分台が10人揃いました。年々箱根予選で順位を落としている東農大ですが、箱根復帰に向けて少しでも戦力を整えていきたいところ。

 

専修大学

岩田が29分17秒で2週続けてのベスト更新と好調です。浅見、佐藤がともに29分56秒で30分きりも16人かなあ。着実にタイムを縮めてきました。30分台では10秒で山本、22秒で山口がベストを出しています。この時期にベストを着実に伸ばしている専修、これを箱根予選につなげていきたいです。

 

東京国際大学

濱登が29分16秒で5番手、鈴木博が29分27秒で6番手となるタイムをマーク、3年生が着実に上がってきていますね。2年の河野も29分57秒でベストを出してきました。30分台では熊谷が30分16秒のベスト、新入生も期待される東国大、箱根復帰に向けて着々と戦力が揃ってきています。

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