早稲田大学 出雲&全日本2016結果考察 ~全日本では優勝争いを見せての2位~

続いては早稲田大学について、出雲、全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。出雲こそ1区で出遅れた後は立て直せずに総合8位に沈みました。

 

一方で全日本では反対に1区で絶好のスタートを切ると、2区以降も素晴らしい走りで7区終了時でトップと優勝を期待させる走りを見せての2位、収穫の多いレースとなりました。

 

出雲では1区平が終盤まで好位置につけていたのですが、突如失速してしまい、まさかの13位スタートに…期待のルーキー新迫も区間12位と悪い流れが続いてしまいました。3区武田も区間7位で総合9位と一桁順位に戻すのが精一杯…

 

そんな苦しい状況の中、輝きを放ったのは4年にして3大駅伝デビューの鈴木、区間賞&区間新という素晴らしいデビュー戦を飾りました。今シーズン絶好調でしたが、ここまで力をつけていたとは。。。5区光延は区間5位とまずまずの走りでしたが、アンカー井戸が2年連続の区間10位に沈むことに…総合でも8位と過去8年でワーストの順位となってしまいました。

 

全日本では1区を任された武田が1度先頭から遅れながらも食らいつく粘りの走りでトップと11秒差の2位、好スタートを切れたのは大きかったですね。続く平も出雲の借りを返すとばかりに積極的な走り、青学の田村和に追いつかれたものの、そこからは粘ってトップと1秒差の2位でタスキを渡しました。区間順位も2位でした。

 

 

3区を任された鈴木は出雲に続く区間賞とはならなかったものの、区間2位の走りで2位に15秒差をつけてのトップ、あっという間にチームに欠かせない選手へと飛躍を遂げました。そして4区を任された永山が区間賞の走り、2位青学との差を1分以上に広げました。

 

昨年度大活躍だった永山ですが、今シーズンはここまで奮わない印象だったのですが…大事な全日本の主要区間でその力を存分に見せつけてくれました!5区新迫もやはり出雲とは違う見事な走りで区間2位、出雲は貰った位置が悪すぎただけでこのくらいの走りは出来ますよね―。

 

6区藤原も区間3位と上々の走りでしたが、追ってくる青学の森田が素晴らしい走りを見せたことで一気に25秒縮まり、37秒差まで迫られることに…悪くは無い走りだったのですが、相手が良かったですね。。7区太田は一時青学の中村祐に迫られたものの、後半きっちりと突き放して区間3位、49秒差まで差を広げました。

 

 

8区を任されたのは安井、長い距離の実績も豊富でひょっとしたら逃げ切るのでは…?と期待も高まりましたが相手は日本人大学生最強ランナーの一人である一色、6kmで追いつかれてしまうことに。。。区間5位とまずまずの走りでしたが、逆に56秒差を付けられての総合2位となり、3冠を達成した時以来の3大駅伝優勝とはなりませんでしたが、大いに見せ場を作ってくれました。

 

箱根に向けては、上尾ハーフの好走で優勝に向けての期待が高まりました。武田、平、鈴木が入賞、太田が62分台と好タイム連発、ここに全日本で主要区間を走った永山、安井に前回の箱根9区区間賞の井戸らが主要区間を争うことになるでしょう。

 

往路+復路9区が主要区間となるであろう今年度の箱根、6人揃える必要があって殆どの大学が苦労しそうですが、早稲田は逆に誰を選ぶのかという嬉しい悩みを抱えそうです。繫ぎ区間も出雲を走った光延、全日本を走った藤原、新迫に上尾ハーフでセカンドベストを出した佐藤、63分8秒をマークした清水らも争いに加わってくることでしょう。

 

まだ選手層が厚いとはいえないだけに故障者を出すのは厳禁ですが、ハーフの平均持ちタイムも青学を抜いてトップに立ち、青学の3冠を止める一番手に名前が挙がってくるかもしれませんね。4年生が好調で今度の箱根は優勝を狙う絶好のチャンスですし、青学の壁は厚いですが、3冠達成以来の箱根優勝、果たして欲しいです!


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