大東文化大学 箱根予選&全日本2016結果考察 ~箱根予選トップも全日本は関東最下位…~

続いては大東文化大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。箱根予選では積極的な走りでトップ通過、完璧と言っていい結果を残しました。その一方で全日本では1区で出遅れるとそのまま浮上出来ずに関東勢最下位となる15位と正反対の結果となりました。

 

箱根予選でチームトップは9位の原、先頭集団に積極的についていく走り、日本人トップ集団にも終盤まで粘り強くくらいつき、一桁順位で走ったのは見事でした。やはり、大東大のエースは原ですね。続いたのが20位の下尾、前回の箱根でも主要区間の3区を任されていますが、ここまで好順位で走るとは思いませんでした。着実に力を付けてきましたね。

 

3番手の32位に谷川、昨年度はエントリーこそあれど3大駅伝は未出場でしたが、今年はこれまでフル出場、一気に飛躍を遂げました。2年以下では今最も安定感のある選手かなあ。4番手の39位にルーキーの川澄、高校時代からロードで安定感のある選手ではありましたが、いきなりこの結果はお見事…箱根でもデビューの可能性が高そうです。

 

5番手、6番手にの山本、鈴木が55位、56位で続きました。山本は今年はベストをどんどん更新していますが、箱根予選でもしっかりと結果を残してきましたね。2年連続エントリー止まりの箱根も初出場が濃厚です。

 

鈴木はこれまでエントリーも3年の箱根のみ、それが今年はフル出場で箱根予選でもしっかりと走っています。4年生がここにきてしっかりと走れているのが心強いですね。7番手の61位に鴇澤、3大駅伝ではいずれも1桁順位で走っている鴇澤がここでも安定した走りを披露、箱根では前回好走した6区はもちろん、平地への起用もあるかも。

 

8番手の68位に新井、9番手の70位に林、10番手の73位に奈良と1秒差で続きました。新井は昨年度、ルーキーながら1区を任され区間19位と苦しいデビュー戦でしたが、箱根予選はまずまずかなあ。13分台のスピードも魅力ですが、箱根で主要区間を任せるのだればもっと長い距離で結果も欲しいです。

 

林も前回の箱根で最重要区間の5区で19位…新井同様に主要区間を任せる選手となると、やはり求めるものは高くなってしまいますよねー。奈良はルーキーということを考えると上々の走りかなあ。ただ、川澄に30秒以上後塵を拝したのは悔しい思いもあるでしょう。ルーキー二人で切磋琢磨していって欲しいですね。

 

10番手で73位という素晴らしい走りを見せた大東大ですが、11番手の113位に北村、12番手の126位に齋藤と二人は30秒以上も離されてしまいました。北村はエース格の1人なのですが、安定しているトラックと違って長い距離はロードでは結果を残せず…箱根も不安になってしまいます。

 

齋藤は箱根予選こそ奮いませんでしたが、その後1万mで29分9秒と見事なタイムを叩き出し、一気に楽しみが増してきましたね。3大駅伝デビューも近いかもしれません。

 

全日本では1区で中盤までいい位置につけていたエースの原が、前回最下位のリベンジを果たすのかと思いきや、終盤ガクッと遅れてしまい、1区18位と2年連続で大きく出遅れてしまうことに…こうなると、期待のルーキーとはいえ2区に抜擢された奈良にとっては厳しすぎますよね。力を発揮出来ずに区間16位と下位に沈んでしまいました。

 

3区下尾は区間8位とまずまずの走りで苦しい状況からの立て直しを図りますが、これまた主要区間に抜擢されたルーキーの川澄が区間20位に沈むことに…求めるのも酷ですが、まだ苦しい状況を跳ね返すほどの力は無いですからね。。。

 

5区となった新井も2区間連続での20位…川澄とは違って箱根1区経験者かつ繫ぎ区間の5区ともなるとさすがにこの走りは箱根に向けて心配すぎかも。6区山本も区間14位でここまで3区下尾を除く5区間で14位以下と全く浮上の兆しを見せれませんでしたね。前回8区17位に続いての苦しい結果となってしまいました。

 

それでも、7区では鈴木が区間4位と好走、繫ぎ区間を任された4年生が意地を見せたレースとなりました。箱根では4年生の走りが大事になってきそうです。アンカーに抜擢された2年の谷川は区間11位ですからまずまずですかね?勝負レースでも安定して走っていますし、今後はエース格となって欲しい。

 

箱根に向けて、収穫と課題がはっきりした箱根予選と全日本となりました。やはり、個々の能力は高く箱根予選のようにハマれば見事な走りを見せてくれる一方、全日本のように1区で出遅れてしまうと、そこから一気に立て直せるような選手というのはおらず、ズルズルと沈んでいってしまうことに…これは昨年度の3大駅伝全てでも同じ結果となっています。。。

 

実際問題、市田兄弟のような流れを変えられる選手がいないとなると、いかに往路で出遅れないかが箱根に向けては大事になってきますね。前回往路を走った新井、下尾、林にエースの原、全日本で最長区間を任された谷川あたりが候補になってきますかねー。奈良、川澄といったルーキーの抜擢も全日本に続いてあるかもしれません。

 

大東大にとって最重要区間は1区かもしれません。この2年の3大駅伝は14位→27位→19位→18位と1区から出遅れていますからね。前回1区の新井か全日本1区の原か他の選手か…悩ましいところです。この2年、3大駅伝では結果を残せていませんが、いいスタートが切れれば選手が揃っていることもまた事実、箱根予選のように粘り強い走りを見せ、2大会ぶりののシード獲得を目指して欲しいです!


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