箱根予選2016 レース結果 ~中央の連続出場が87回で途切れる・・・~

今年も大激戦となった箱根予選会が本日行われ、来年1月2日、3日に行われる箱根駅伝に出場する20校が決定しました。箱根予選の1位~15位の大学の走りを見ていきます。今年も上位通過が予想された大学が苦戦したり、最後の1枠を日大vs中央という伝統校で争うなど、最後まで分からない激しい闘いとなりました。

 

1位:大東文化大学

先日の日体大記録会での充実ぶりから通過はすると思っていましたが、トップ通過するとは思いませんでした。前半からハイペースで入る積極的な走り、この暑さで大丈夫か?と思いましたが、終盤に大きく垂れること無く、トップを守りきりました。

 

個人9位に入ったエースの原を筆頭にチーム10番手で73位は盤石の強さですね。12番手でも126位ですからね。エース力では市田兄弟の時代に比べれば劣りますが、総合力、調整力はいずれも当時を上回るのでは?箱根シード返り咲きに向けて最高の走りを見せてくれました。

 

2位:明治大学

エース坂口の欠場、久しぶりの箱根予選と不安材料はありましたが、問題なかったですね。大東大とは違って最初抑えて入り、後半上げる安定の走り、20位以内が0人はちょっと寂しいですが、50位以内に7人は全大学中最多、10番手が75位と大東大と並んで盤石でした。

 

トップとの差もわずかに10秒ですし、やはり予選会に出場する大学では無いですよね。期待のルーキーも阿部が35位、中島が43位、三輪が69位と前評判通りの強さを見せました。シード返り咲きを狙う大学の中でも筆頭となりそうです。

 

3位:創価大学

全日本予選の走りから予選通過もあり得ると思いましたが、3位通過とは思いませんでした。前回の大惨敗が嘘のようです。ムイルの4位、セルナルドの11位は予想通りでしたが、10位以内に7人を送り込み、110位以内に10人が入ってきました。古場が棄権してしまったのは気になりますが、1,2年生も元気でしたね。

 

2年前に出場した際はエース山口への依存が高いという印象でしたが、今回はエースのムイル、セルナルドだけではなく、中堅どころもしっかりと走ったのが大きいです。さすがに初シードとなるとまだ道のりは険しいですが、2年前と比べるともう少しレースに絡んでこれるのでは??

 

4位:法政大学

こちらも通過はすると思っていましたが、4位通過はびっくりです。エースの足羽が12位と2年連続の快走、他のレースでどんなに苦しくても、箱根予選だけはしっかりと合わせてくれる、頼りになる選手です。エースとなった坂東も23位とさすがの走り、50位以内に5人が入ってきました。

 

下位の選手も崩れることはなく、10番手でも104位という安定感、今年の上位陣はエースの爆発というよりも10人がしっかりと走って総合力で箱根への切符を掴んだ印象ですね。ただ、2人走った1年生は強矢は217位、岡原は307位と苦しいデビュー戦となってしまいました。

 

5位:神奈川大学

エースの鈴木健が別格の走りで日本人歴代3位となる58分43秒で走りました。後半垂れる選手が多い中、一人前を追っていっての快走、予選下位校の日本人選手の中では別格という感じですね。さすが関東インカレでも中谷、一色らと争っただけのことはあります。全日本で棄権した山藤も10位に入りダブルエースは最高の走りでした。

 

しかし、6番手が63位だったものの、8番手が136位と下位の選手が崩れてしまい、トップ通過も予想された中で悔しい5位通過となりました。故障ばかりだった4年の東が63位で走ったのは大きいですね。1,3年に選手が揃いますが、箱根では4年生が意地を見せてくれれば。

 

6位:上武大学

ベストメンバーからは程遠く、予選通過は厳しいと思っていましたが、失礼しました。ギリギリどころか6位通過です。ダブルエースの東が18位、森田が24位は予想通りとしても、太田黒の30位にはびっくりしました。他にも佐藤駿、淵らも60位台でまとめ、100位以内に7人入ってきました。

 

10番手でも132位、11番手も141位とエース、中堅、10位を争う選手のいずれもが結果を残したのは、前回と比べても大いに期待がもてますね。チームのスローガン通り「逆境を力に 負けない走り 攻めの走り」を見せてくれました。箱根での走りが楽しみです。

 

7位:拓殖大学

エースのデレセが6位、宇田が17位とダブルエースが揃って結果を残したものの、同じくエース格の馬場が111位と奮わず…50位以内は二人に留まりました。それでも100以内には7人が入ってきましたし、10番手で162位ですからまずまずでしょうか?

 

戸部がいないなど、ベストメンバーという布陣では無かった中、しっかりと7位通過を果たしてくるのはさすが拓殖という感じですね。新井、西といった箱根経験者がここにきて復活してきたのは頼もしいです。ただ、再び箱根でシードを狙うとなるとちょっとインパクトは薄かったかなあ。

 

8位:國學院大学

ハーフ持ちタイムトップでもっと上位も期待されたのですが、下位通過となってしまいました。細森が14位、蜂須賀が36位とエース格はまずまずの走りも3番手が79位まで下がってしまいますからね。それでいて10番手も123位、というのは安定感を見せたとも言えそうですが…

 

12位でも163位と層の厚さを見せつけた一方、中堅どころが思ったよりも奮わずに物足りない結果となってしまいました。ただ、前回は13位でまさかの予選落ちでしたからね。そこから1年で箱根に復帰したのはさすがですし、また連続出場を続けていって欲しいです。

 

9位:国士舘大学

前回の箱根予選ではわずか10秒、1人1秒届かなかった国士舘がその悔しさを晴らす走りで3年ぶりの箱根出場を果たしました。エースの住吉が13位とさすがの走り、同じくエースの石井は83位ともう一歩だったものの、6人が100位以内に入ってきました。

 

10番手も149位で何とか抑えたのが大きかったですね。ただ、本来であれば主力である本多、八巻が11位、12位というのは残念でしたね。チーム1~7位が2,4年生なのに対し、8位~12位が全て3年生という結果に終わりました。箱根では3年生の奮起に期待したいところです。

 

10位:日本大学

エースのワンブィが全体トップとなる貫禄の走り、石川も7位とダブルエースは前評判通りの強さを見せました。しかし、続く3番手が76位の山崎一と大きく差が空いてしまうことに…100以内はわずかに4人、チーム10番手が220位と11位と44秒差という薄氷を踏む予選通過でした。

 

前評判ではトップ通過候補の1校と言われた中、まさか日大がここまで苦戦するとは思いませんでしたね。エース格の1人である加藤を欠いたのも痛かったですね。町井宏、高野ら3年生も奮わなかったですね。箱根には何とか合わせてきて欲しいところです。

 

11位:中央大学

ついに大正時代から続く箱根連続出場が途切れてしまいました。1年生主将という思い切った改革をしてきた藤原新監督ですが、結果としては44秒届かずに予選落ち…エースの町澤が15位、相馬も33位で続きましたが、4番手が99位、10番手は159位で踏ん張りましたが稼ぐ選手があまりにも少なかったですね。

 

1年生は二井が110位、舟津が115位と厳しい結果に…やはりルーキーに20kmは厳しいですね。4年生が思ったよりも少なかったことで3人入ってきた3年生でしたが、江連の157位が最高でチーム11,2位番手が竹内、蛭田とチームに貢献することができなかったですね。3年生の走りをみると、来年度以降に向けても不安が増してしまいます…

 

12位:城西大学

エースの菊地が19位とまずまずの走りも、もうひとりのエースである松村が136位とチームに貢献できず…金子が26位と快走を見せたのは収穫でしたが、3番手が82位ではさすがに厳しいですね。箱根で3~5区を前回走った選手を揃って欠くなど戦前から厳しいと言われてきましたが、やはり主力がいない状況で勝てるほど箱根予選は甘くない…

 

今回12人中4年生は3人、菊地・松村陣らが抜ける穴は大きいですが、金子を筆頭に上位6人のうち5人が2,3年生と来年に向けて期待がもてますし、来年の箱根予選にはしっかりとベストメンバーで臨み、1年での箱根復帰を目指して欲しいものです。

 

13位:東京農業大学

年々1つずつ順位を落としている東農大ですが、チームトップが31位の小山と善戦、50位の折居も頑張りました。3番手の西村で97位ですからやはり100位以内が3人では通過は遠いですね。チーム8番手で170位、10番手で199位と200位近い選手が多かったですし…

 

こちらも3年生の高橋がチーム10位、高良が12位とチームに貢献できず…3年生が奮わないチームが多かったのかなあ。上位6人のうち4人が4年生と依然として状況は厳しく、今後は増枠の年でないと箱根出場争いに絡んでくるのは難しそうな気がしてしまいます。

 

14位:専修大学

絶対的エースの丸山は8位とさすがの走り、走りでチームを引っ張りました。しかし、2番手が120位の布陣とは…エース格としての走りが期待された濱野が145位、小澤が152位と全く力を発揮出来ませんでした。ここまで揃って結果を残せないのは2年前もだったか。力のある4年生が揃っていてこの結果、今後が不安視されますね。

 

本当に何かを変えていかないと、このままでは箱根出場はどんどん遠くにいってしまいそうです。150位以内でもわずかに3人ですからね。5km地点では通過圏内にいたものの、そこからどんどん遅れていってしまいました。私が把握する25大学の中でも最も復活が厳しそうな気がしてしまいます…

 

15位:東京国際大学

2年連続の通過が期待された東国大ですが、エースのタイタスがまさかの棄権というアクシデント、ただ、それが無くても通過は遠かったですね。日本人エースの照井が27位、鈴木大も48位でまとめたものの、100以内はわずかに3人、150位以内も5人という惨敗でした。

 

前回の箱根予選、箱根での走りを見る限り通過は有力かと思っていましたが、1年生が多く出場したのが悪い方に…最も良かった真船で135位、ですからね。7番手で201位ではさすがに出場争いに加わるのは不可能です。3年生以下にも選手が揃っていますし、創価のようにまた1年での箱根復帰を期待したいです!!

 

箱根予選会の順位予想の正答を追加しました。投票された方はご自分の順位を確認してみてください。波乱が多くあったこともあって、かなり正答数が少ない結果となりました。私は2位明治を当てたのみです・・・


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