2016年 駅伝シーズンに向けて ~山梨学院大学~

2016年9月4日

駅伝シーズンに向けての各大学ごとの戦力分析&トラックシーズンをかる~く振り返り、山梨学院大学を取り上げます~ 過去5年間の3大駅伝・予選会の結果、選手一覧はこんな感じです。

 

トラックシーズン、山梨学院は関東インカレで大活躍でしたね。ニャイロが1万mで2位でハーフで優勝、上田が1万mで4位でハーフは5位、市谷が1万mで5位、秦が1500mで優勝、5000mで4位と破竹の勢いを見せました。

 

全日本予選でもレベルの違いを見せつけ、1組こそやや苦戦したものの、2組以降はトップを譲らずに2位に大差をつけての首位通過を果たしました。8人中6人が組1桁ですから、その強さは際立っています。元々、全日本予選に出場するようなチームでは無いですからね。

 

駅伝シーズンは優勝争いに加わることも期待される山梨学院大学、無事に3大駅伝全ての出場権を確保しました。優勝する可能性が最も高いとすれば出雲ですかねー。4本柱(ニャイロ、佐藤、上田、市谷)が揃っているので、一人を主要区間以外に起用できるのも大きいです。箱根にエントリーされる16人候補、怪我などを考慮しなければ、現時点では大体以下のような感じでしょうか?

 

4年・・・佐藤、上村伊藤熊代、小山、渡辺、

3年・・・上田、市谷、河村古賀

2年・・・ニャイロ永戸、久保

1年・・・井上、山村

 

箱根経験者は7人(青色)、この7人中5人が関東インカレでも入賞を果たしており、チームの主力となるべき選手たちが揃っています。箱根を除く3大駅伝経験者は2人(橙色)、伊藤は今年度絶好調で駅伝シーズンも楽しみ。古賀も昨年度一気に持ちタイムを伸ばしてきました期待の選手です。

 

3大駅伝未経験ながら今年の全日本予選に出場したのは2人(赤色)、特に永戸の1組5位は見事でした。ここまでで11人、ここまでは可能性が高そう。ということで残る5人ですが…今年のルーキーは目立った活躍が出来ていませんが、5000mでともに14分10秒台の高校ベストを誇る井上、山村あたりはメンバーに入って欲しいところ。二人ともロードで結果を残しているのも頼もしいです。

 

後は3000m障害で実績豊富な小山に1万mで29分45秒の渡辺、今年1万mで30分1秒の久保にしてみました。他大のエース級と勝負出来そうな選手が揃っている一方で10人ならばともかく、16人の選手層はまだ薄い印象は拭えませんかねえ。1年生もまだ未知数ですので、夏合宿を経て戦力となる選手が1人でも多く出てきて欲しいところです。

 

3,4年生に頼りになる選手が揃う今年度は勝負の年となりますし、関東インカレの活躍を見ると駅伝シーズンでも…と思わずにはいられません。3大駅伝全てで上位争いが期待されますし、特に出雲か全日本は優勝も期待したいです!!

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