リオ五輪 男子3000m障害 塩尻は急遽出場ながらも健闘

リオ五輪、男子3000m障害の予選、決勝を振り返ります~日本人選手は急遽決まった順天堂大学の塩尻が1組に出場しました。出場予定だった選手が辞退したことで持ちタイムランクで繰り上がっての出場、となると持ちタイムは必然的に最下位になることに…さらに、準備期間が短かったことや大学長距離は駅伝シーズンに向けて長い距離を走りこんでいく季節、正直コンディションや走力を考えると最下位にならなければひとまず…というくらいの状況だったのかなあ。

 

そんな中、集団に中盤までは付いて行き、さすがに終盤こそ引き離されたものの、8分40秒98で完走者14人中11位というのは上出来の走りだったのでは?初めての世界の舞台、明らかな準備不足、それでいて自己ベストから10秒遅れないタイムで走れてしまうのは、やはり力がありますね。駅伝シーズンの活躍も楽しみです。

 

3000m障害決勝では、オリンピックで2度の優勝、世界選手権では4連覇中の王者ケンボイに同じケニアの実力者C.キプルト、アメリカのイケメンランナーであるジャガーらが絡んでいく展開に。特にハイペースの展開をむしろ作っていったC.キプルトの走りが素晴らしかったですね。オリンピックレコードが狙えるタイムでレースを進めると終盤には一気に抜けだしてケンボイ、ジャガーともに置きさって行きました。

 

ラストの直線を走っているにも関わらず、優勝を確信して観客席の方を見たり、はしゃぎながらゴールしたのは正直どうかと思いましたが、それでもタイムは8分3秒28と従来のオリンピック記録を上回るという凄まじさ、最後まで全力で走っていたら7分台も狙えたのではと思える走りでした。

 

2位にはジャガーがちょうど1秒差で入りました。予選でも2組でトップ通過を果たしていますし、決勝でも積極的なレース、そして最後の粘りも見事でしたね。天は二物を与えずというのは嘘だなあと正直思いました(笑)

 

そして3位にケンボイが入ったのですが、水濠を超えた後にトラックの内側に入ってしまったということでまさかの失格となってしまいました。引退を表明しているケンボイですが、最後のオリンピックが失格というのは残念でした。代わってフランスのメキシベナバが8分11秒52で銅メダルを獲得しています。

 


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