リオ五輪 男子5000m予選 紘太、大迫ともに決勝進出は叶わず…

リオ五輪、男子も5000mが行われ、日本人選手は1万mに出場した大迫、村山紘太の二人が出場しました。公式結果はこのようになっております。1組目に出場したのは紘太、序盤は集団から抜けだして積極的なレースを披露、その後集団に追いつかれてからが、全く集団に付いて行くことが出来なかったですね…

 

集団のスピードもそこまで早かったわけではないのですが、どんどん先頭集団から引き離されてしまい、14分26秒での22位というこれまた惨敗に終わりました。世界陸上の5000m、オリンピックの5000m,1万mと3レース全てで本来の力をちっとも発揮できないのは正直寂しいですね。紘太よりも明確に力のある選手は日本に大迫くらいしかいないと思うのですが、それでも世界では勝負もさせてもらえないのが現状。ただ、まだまだ若い選手ですし、世界の舞台でも結果を残せる選手になってもらいたいです。

 

1組の6番手が13分26秒63,5位までが着順、+5人がタイム順で決勝進出となることで、2組に出場する大迫のターゲットはこのタイムが大きな目安となりました。集団の中ほどに位置し、1kmで2分40秒をやや超えるタイムで推移しペースの上げ下げが少ないレース、2分40秒ペースで13分20秒ですから、13分1桁の日本記録を持つ大迫にとっては好条件と言えるでしょう。

 

3000mを過ぎてもペースは安定しており、このままなら予選突破も見えるのでは?と期待しましたが、走りやすいレースは当然他の選手にとっても一緒ですよね。ラスト1周を前にして前に出るどころか集団の最後方にまで下がってしまい、ラストスパートを見せることも出来ずに先頭集団とはどんどん差が開いてしまいました。

 

タイム通過の+5人は全て2組から出場するというレースでしたが、大迫は13分31秒で16位と予選通過ラインには及びませんでした。10位でも13分23秒ですからね。日本最速ランナーでも予選突破出来ないのが世界のレベルの高さなのですね。

 

それでも、ラスト1周までは先頭集団に食らいついていたのはさすが大迫という走りでしたし、さらに力をつけて世界でもっと勝負出来る選手へと成長を遂げて欲しいものです。

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