2016年 全日本予選観戦記 4位:拓殖大学 ~9年ぶりの全日本出場は見事な上位通過~

2016年8月3日

全日本予選の結果を大学別に振り返ります~今日は4位だった拓殖大学について~レース結果はHPに載せてます。ここ6大会で棄権1度を含む4度は16位以下、箱根をメインに長い距離で鍛えていることもあり、全日本予選は出場するのもギリギリという状況でしたが、それが蓋を開けてみれば、30位以下はわずかに1人、3,4組の4人がいずれも20位以内という素晴らしい走りで4位通過、2007位以来の全日本出場を果たしました。

 

 

1組はこれまで3大駅伝・予選会にエントリーさえ無かった4年の北川、今年度5000m、1万mでベスト連発で初のエントリー・そして出場を果たしたものの、5000mで14分38秒、1万mで30分28秒に留まり、まだ厳しいかと思いましたが、終盤まで集団に付いて行っての10位にはびっくりしました。チームとしてもこれで波に乗りましたね―。一方の土師も5000m,1万mで今シーズンベストを出している選手、今シーズン好調の二人が1組に起用され、土師も23位ですからまずまずの走りでしょう。3,4組は計算出来るだけに、この1組の好スタートは大きかったですね。

 

 

となると、重要になってくるのが2組、こちらも5000mで今年ベストをマークしている苅野が出場、初の全日本予選となりましたが、26位で何とかまとめてきました。前回の箱根予選では225位と苦戦しましたが、ハーフも64分台まで伸ばしていますし、徐々に主力となっていって欲しいところです。一方の赤﨑は拓殖期待のルーキー、高校ベスト14分24秒は拓殖らしからぬ持ちタイム・・・1万mで30分30秒、すでにハーフも経験しています。即戦力ルーキーとして楽しみな選手でしたが、35位というほろ苦いレースになってしまいました。。。2組はちょっと奮わなかったですねー。

 

 

3組は昨年度期待のルーキーである馬場、戸部が、ともに2年にしてさらに成長を遂げチームの主力へと成長を遂げました。馬場は1年にして1万m29分6秒で走っており、箱根でも最長の5区を任されております。今シーズンは5000mで13分台をマーク、そして全日本でも2年連続で3組を任されましたが、前回20位からさらに順位を上げて10位と好走、既にエースの風格を備えつつありますね。一方の戸田は高校ベストは14分37秒ながら1年の6月にいきなりハーフで64分51秒で走って注目を集めると、箱根予選で63位と好走、そのまま箱根にも出場し7区15位でデビューしています。前回の全日本では1組31位だったのが、今回は3組20位、1年間の成長を見せてくれました。

 

 

3組までで好位置につけ、4組は主将の宇田に留学生のデレセという盤石のコンビで全日本予選通過への期待が高まりました。デレセは先頭集団に当然のように付いて行き、最後までその位置をキープ、ラスト勝負ではワンブィ、ニャイロの後塵を拝したものの、28分54秒で3位とさすがの走り、エースの役割をしっかりと果たしました。一方の宇田は無理に先頭集団に付いて行くことは無かったですが、しっかりと自分の走りを見せ、17位は上々の走り、さすがは前回の箱根で3区10位で走っているだけのことはあります。安心の最終組の走りで見事に総合でも4位通過を果たしました。

 

 

発表前に拓殖の選手が大喜びしていたのはちょっと気にはなりましたが・・・それだけ久しぶりの通過が嬉しかったということでしょう。前評判も決して高くは無かったですが、そんな中4位通過は正直びっくりしました。全日本予選でこれだけの走りが出来るとなると、長い距離が得意な拓殖なだけに、箱根予選ではさらなる活躍が期待されますし、3,4組が好走しているというのは、そのまま全日本でも主要区間である1,2,4,8区を任せられる選手が揃っているということで本戦も期待が高まりますね―。今年の拓殖、面白い存在となってきそうです!!!

 


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