明治大学 ~2016年度戦力分析~ まさかの箱根シード落ちからの復活は?

2016年4月6日

2016年度となり、また大学長距離界でも、4年生が卒業し新入生が入ってきました。昨年度も記事にしましたが、4年生の抜ける穴というのは今年度も非常に大きそうです。持ちタイムで見ても1万mで28分台の選手もだいぶ減ってしまい、東洋が弾馬一人だけ、明治が0人など箱根上位常連校もだいぶタイムを下げてしまうことに・・・現1年生が有力選手も多いですし、今年度もハイレベルな戦いを期待したいところです。

 

 

これまた恒例となっておりますが、新年度となったことで、各大学の学年ごとに戦力分析をしていきます。紹介する大学の順番はランダム、取り上げる大学は過去3年間で箱根に出場している25大学に限らせていただきます。というか、私が他の大学の選手はデータベースに登録しておらず、あまり把握していないので・・・まずは、明治大学についてです。現在、登録している選手一覧はこのようになっております。(現在、登録されている選手は3大駅伝・予選会にエントリーされている or 持ちタイムでトップ10に入っている選手が基本です)

 

 

 

 

4年生・・・全日本、箱根を経験している薮下、吉田、江頭賢のトリオがこの学年の中心となっています。特に薮下はハーフで62分台に突入、先日も5000mベストを更新するなど好調、今チームで最も勢いのある選手ですかね。箱根の悔しさをバネにエースとして羽ばたいて欲しいです。櫃本、荒谷、末永といったまだ3大駅伝にエントリーされていない他の4年生も出てきて欲しいところです。

 

 

3年生・・・ちょっと苦しいのがこの学年ですかね。3大駅伝の経験者は末次のみで、それも1年の箱根のみです。2年目以降では皆浦が台頭してきていますが、まだエントリー止まり・・・ハーフも63分台に入ってきましたし、そろそろ3大駅伝デビューを果たして欲しいところ。後は5000mで14分5秒を持つ渡邉や全日本エントリーの磯口、箱根エントリーの森らもいますが、誰が出てきますかね―。この学年が戦力となってくれないと、今年度の明治は苦しそうです。

 

 

2年生・・・藪下とともにエースとして期待されるのが坂口、全日本での快走の一方、出雲は体調不良で欠場、箱根は万全ではなく非常に悔しい走りとなりました。次は万全の状態で臨んで欲しいです。田中も出雲、全日本を経験しましたが、高校時代のようなロードの強さはちょっと見られず、もう一歩という状況でした・・・坂口とともに欠かせない戦力となって欲しいところ。後は3大駅伝にエントリーされた竹山、角出、東島あたりから実際に走る選手が出てくれれば、ぐっと層が厚くなってきます。

 

 

1年生・・・特にロードでの実績が抜群の中島、13分台を持つ阿部に14分4秒を持つ三輪と楽しみな選手がずらっと揃います。1年生には頼り過ぎはよくないですが、期待せずにはいられませんよね。阿部は早速六大学対抗でも好走しています。他にも14分10秒台の斉藤、河村らがおり、河村は1500mで早くも結果を残しています。質・量ともに揃う学年となっていって欲しいですね。

 

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