2015年度 学生ハーフ結果雑感 ~トップ10~

本日、立川ハーフが行われました。多くの選手が出場し、このレースが終わると、今年度も終わり、トラックシーズンへと入っていくという感じですね。今回はユニバ選考では無いこと、コンディションがあまり良くなかったこともあって、62分台が連発した昨年度に比べると62分台がゼロとタイム的にはそれほど奮いませんでしたが、そんな中で上位に入ってくる選手というんはやはり力があるということでしょう。既にTwitterなどで上位100人+αの選手が載っていますが、一通り揃ってから見ていくとして、今回は上位に入ってきた選手を見ていきます。

 

 

今回は東海勢、関西勢の活躍が目立ちましたね。優勝は林、2位も廣田と東海勢がワンツーフィニシュ、林が63分7秒、廣田が63分8秒で続いています。来年度、東海にはスーパールーキーが大量に入ってきますが、新入生に負けじと上級生の意地を感じました。元々、新4年生世代も実力者が揃って入部した世代ですし、4年生と1年生にずらっと選手が揃い、2,3年生も川端、春日、湊谷らを筆頭に有力選手が揃う来年度は面白いかもしれません。

 

 

3位には神奈川の鈴木健が63分8秒とトップと1秒差で走っています。日本予選で一気に頭角を現し、その後も箱根予選、全日本、箱根と大活躍の1年でしたが、最後をいい形で締めくくってくれましたね。来年度、さらなる飛躍が期待されます。

 

 

4位に兵庫県立の村本、5位に京都産業の寺西と関西勢が二人、63分13秒で入ってきました。どうしても箱根という関東限定の巨大レースの影響で他の地域には有力選手が集まりにくい状況が続いていますが、そんな中でも輝きを放つ選手が毎年出てきますよね。寺西は丸亀ハーフでも62分38秒という好タイムで走っていますし、関東勢以外の活躍もどんどん見せていって欲しいです。

 

 

6位に拓殖大の宇田が63分14秒で入っています。1、4年生が元気な拓殖において、2,3年生で最も力のある選手でしょう。箱根にも3年連続で出場し、前回も3区10位と好走しています。勝負レースでも結果を残してきていますし、来年度は最上級生として、エースの一人として、チームを引っ張っていってほしいですね。

 

 

7,8位には青学の森田、中村がそれぞれ63分14秒、63分22秒で入ってきました。森田は中学時代、そして高1で大活躍していましたが、その後はすっかり名前を聞かなくなって大学でも厳しいのでは?と思っていましたが、ハーフのベストは63分1秒、そして今回の好走と一気に台頭してきました。1年生は梶谷、冨田といった13分台が苦戦する中、小野田、森田、橋詰らが元気な姿を見せていますね。箱根9区を走った中村はこれまでの実績からすればもう一歩だったかなあ?ちょっと、他のエース格と比べると、安定感にやや欠ける部分も感じてしまいます。

 

 

9位には専修のエースである丸山が63分26秒で走りました。今年度は大きな飛躍を遂げた1年でしたね。13分台、28分台、62分台と持ちタイムは3部門全てで大台に乗せ、箱根予選で好走、関東連合でも2区で他大のエースと競うなど、持ちタイムだけではなく、勝負レースでも結果を残してきました。来年度は是非ともエースとしてチームを箱根復帰へと導いて欲しいです。

 

 

10位には國學院の細森が63分32秒で走っています。今年度、飛躍を遂げた選手が上位に多く入ってきましたね―。箱根予選は28位とチームトップタイムで走り、関東連合でも10区を走りました。國學院のエースは蜂須賀かと思っていますが、ちょっと故障続きでなかなかレース自体出場出来ていませんからね。細森も箱根返り咲きを目指すチームにおいて中心的な役割を果たしていって欲しいです!

 

 

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