2015年度 高校生特集 ~相澤 晃 & 阿部 弘輝~

今日は学法石川の13分台コンビ、相澤 晃阿部 弘輝について高校時代の走りを振り返ってみます。中学時代を見てみると、相澤が全中で10位に入ってきています。さらに、都道府県対抗を見ても2区9位で走っており、中学時代から力があったことが伺えます。

 

 

高1の都大路にも相澤が2区で出場しており、区間6位と結果を残しています。高2の都大路ではともに出場を果たしており、相澤が4区19位、阿部が6区4位となっています。既に主力の1人となってきた相澤ではありますが、主要区間ではもう一歩及だったかなあ・・・そして迎えた3年時、インターハイ5000mに阿部が出場し、予選も3位通過で決勝まで進んでいます。しかし、決勝では早々に転倒してしまい、その後はペースが上がらずに15分台で最下位に終わっています。せっかくの決勝が実質あっという間に終わってしまい、残念でした。。。

 

 

国体には1学年上に車田、1学年下には遠藤日向がいたこともあって出場は果たせていませんが、11月に行われた記録会で相澤が世代3番手となる13分54秒75,12月に行われた記録会で阿部が世代6位となる13分57秒15とともに13分台に突入、遠藤と合わせて13分台トリオとなりました。学法石川は日体大記録会にも積極的に出場をしていることもありますが、持ちタイムの良い選手が多いですね。

 

 

そんな状況から期待を集めた都大路では、阿部が1区を走って区間10位とまずまずの順位だったのですが、トップとは40秒も引き離されてしまったのが痛かったですね。。。2年連続で4区を任された相澤も区間14位に留まり、2年連続4区で二桁順位とちょっとロードで結果を残しきれていないような・・・都道府県対抗には二人揃って出場し、相澤が4区4位、阿部も5区5位と好走しています。

 

 

進学先は相澤が東洋、阿部が明治となります。阿部はインターハイ5000mで決勝に残り、駅伝でも主要区間で外していないというのは心強いですね。明治は横手世代が抜けて選手層がちょっと薄くなってしまいましたし、即戦力として期待出来るのではないでしょうか?一方の相澤は勇馬世代が抜けるといっても東洋の層はまだまだ厚いうえに、都大路で2年連続4区で結果を残せていないことを考えると、ちょっとロードで即戦力というのは厳しそうかなあと思います。それでも、大学で伸びてくる選手がどんどん出てくるのが東洋の魅力でもありますし、スピードがあるのは間違いないわけですから、着実に力をつけていって欲しいです。

 

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