92回箱根駅伝 7区を振り返る ~区間賞:小椋(青学)~

今日は、箱根駅伝の7区を振り返ります。7区結果はこのようになっております。優勝争いの大勢が決した中、シード争いはさらに熾烈を極めていくことになります。そんな中、区間賞を獲得したのは小椋、前回に続いての2年連続区間賞、2つの定点ポイントもトップで通過し、前回のタイムには28秒及ばなかったものの、63分8秒という好タイムでした。4年連続で任された7区、小椋の果たす箱根での役割は大きかったです。区間2位に東洋の櫻岡、今年度は出雲、全日本とエース区間を任されるなど、主力の1人となってきましたが、箱根でもしっかりと結果を残してきました。来年度は箱根でも主要区間を任されてくることでしょう。弾馬とともにチームを引っ張っていって欲しいです。

 

 

区間3位に明治の牟田、これまで3度3大駅伝を走り、いずれも区間8位以下となかなか結果を出せなかったのですが、最後の箱根で区間3位とついに好走してくれました。復路の4年生はどの選手も前半から突っ込む積極的な走りでしたね。最後の最後までシード権を諦めない走りはさすがでした。4位に駒澤の西山、3年連続で7区を任され過去に3位、2位で走っていますが、最初の定点ポイントで10位、トップと1分離されてしまっているんですよね。。。その後は差をあまり広げられることはなく、区間4位まで順位を上げていただけに、ちょっと物足りない走りとなってしまったかなあ。同学年の中谷、大塚にもちょっと遅れを取っている状況ですし。。。

 

 

5位に順天の稲田、前回は4区6位で走っている選手ですが、7区でも5位と続けて結果を残してきました。総合順位も9位→5位と4つ上げてきました。シード争いにおいて、ここで優位に立てたのは大きかったですね。特にロードで頼りになる存在でした。6位に中央の藤井、前回箱根3区を任され、ハーフで63分18秒をもつ主力の一人ですが、箱根予選に出場出来ず、怪我に苦しめられる1年でした。それでも、何とか最後の箱根に間に合わせてきてくれました。それでも好走してくれるのがさすがですよねー。総合順位も15位→12位と3つ上げてきました。ただ、いかんせん11位とのタイム差が3分30秒もあり、シード争いには絡めないんですよね。。。

 

 

7位に中央学院の海老澤太、前回の箱根では7区11位とまずまずの走り、ただ、出雲・全日本に出場しなかったことで箱根はどうなのかなあ?と思っていたのですが、区間7位は上出来ですかね。総合順位も10位→9位と1つ上げています。1万mでベストを複数回出すなど、剛に負けじと着々と力をつけています。8位に神奈川の中平、箱根予選でチーム5位となる38位と結果を残している中平、箱根でも一桁でまとめてきたのですから、上出来でしょう。今年度一気に台頭してきた選手ですが、早速箱根でも結果を出しているのは来年度に向けても好材料ですね。今回は中平しか走れなかった3年生ですが、来年度は箱根経験者である東、石橋の復活や新戦力の台頭にも期待したいところ。

 

 

9位に帝京の内田、ハーフで62分20秒という素晴らしいタイムをマークし、全日本予選でも4組11位と今年度の帝京を高橋裕とともに引っ張っていく存在だと思っていましたが、故障に泣かされて箱根予選、全日本をともに欠場、箱根も出場が危ぶまれましたが、何とか箱根に間に合わせてきましたねー。それでも一桁で走るのがエースの責任か・・・総合順位は11位のままですが、シード争いをするライバルとの差はしっかりと縮めてくる走りでした。10位に大東大の大隅、前回の箱根で1区9位で走りシードの立役者の1人となり、今年度もエースとしての走りが期待されましたが、出雲・全日本には間に合わず、何とか合わせてきた箱根は7区への起用となりました。万全では無いエース格がこの7区に起用されるケースが今回は多かったですね。それでも、起用される以上は結果を残すのがさすがですね。何とか区間10位で粘りの走りを見せました。

 

 

11位に日体大の勝亦、箱根優勝を知る唯一のメンバーながら、今年度は不調で箱根予選、全日本ともに出場は叶いませんでしたが、それでも箱根には間に合わせ、区間中位でまとめてきました。総合順位も7位を維持しています。12位に東海の川端、前回の箱根ではルーキーながら2区を任された東海のエースですが、今回は故障の影響から7区に回ることに・・・7区12位というのはもちろん本来の川端の走りでは無いですよね。またしてもベストメンバーが組めなかった東海ですが、スーパールーキー揃い踏みとなる来年度こそは期待したいところです。

 

 

13位に山梨学院の市谷、前回の箱根7区12位につづいての13位・・・ただ、今年度は出雲、全日本ともに1区を任せられるほどで、主力の1人にまでなってきましたからね。前回よりも順位・タイムともに落としているというのはやっぱり物足りない走りと言えそうです。14位に早稲田の光延、今年度は1万mで29分4秒までベストを伸ばし、全日本で5区4位と結果を残しています。さらに、ハーフも63分台まで伸ばしてきたことで箱根の距離も大丈夫かな?と思っていましたが、14位に沈んでしまいました。10区間中8区間を6位以内でまとめている早稲田ですが、2区と7区という往路復路ともに2番目の区間で苦戦することとなってしまいました。

 

 

15位に拓殖の戸部、ルーキーながら6月に64分台をマークするなど長い距離への適性を既に見せており、箱根予選も63位と結果を出していますが、やはり6区で出遅れた中で単独走をしていくのは容易ではありません。最低限の走りはしてくれたと思います。デレセ、馬場だけではなく戸部もやはり来年度チームの中心となっていくであろう選手ですね。16位に法政の坂田、箱根予選でチーム3番手となる54位でまとめ、5000m,10000mでベストを箱根予選後にマークするという好調ぶり、故障に苦しみがちだった下級生の頃から立て直し、主力の一人にまで成長してきました。それでも、初の箱根では16位とほろ苦い3大駅伝デビューとなってしまいました。

 

 

17位に城西の山本竜、3大駅伝・予選会の経験は無いものの、10000mで29分47秒,ハーフで65分17秒で今年度ベストをマークするなど勢いのある選手でしたが、箱根では苦しい走りになってしまいました。総合順位では13位と粘っているのですが、既にシード権と4分半ほどの差をつけられてしまうことに・・・18位に日本大学の石井、総合順位では6位で粘っていますが、ここで一気にシード争いに巻き込まれていくことになってしまいました。箱根予選ではチーム10番手の132位と復路の中で苦しいかも?と思われていた区間でしたが、なかなかに厳しい結果となってしまいました。

 

 

19位に東京国際の山中、ここまで驚異的な走りでシード争いに絡んできた東京国際ですが、ここで一気に引き離されてしまうこととなりました。初の箱根路はやはり甘くはないか・・・区間18位とも1分43秒という大差をつけられてしまい、12位→14位と2つ総合順位も落としてしまいました。箱根予選でも220位と厳しい結果となっていた山中、苦しい走りでした。20位に上武の田中、ハーフで64分50秒をマークするなどここにきて伸びてきた期待のルーキーでしたが、最後は明らかに体調不良になりもう前のめりに倒れそうになりながら走っていくことに・・・何とかタスキを途切れさせることはなく8区に繫ぎましたが、既にトップが通過してから20分が経ち、7区終了時で繰り上げスタートという憂き目にあってしまいました。

 


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