2015年 箱根予選結果考察 ~東京農業大学~

続いては東京農業大学について、箱根予選の結果を振り返ってみます。箱根予選結果はこのようになっております。昨年度同様に戦力的には箱根予選突破も十分に狙えると思っていたのですが、総合12位、10番手の上武には53秒及びませんでした。今年度も力を発揮出来なかった選手が多かったように思えます。タイム的にはチーム10番手でも61分台と優秀なのですが、その一方でチーム5番手でも128位で61分40秒と5番手以降が奮いませんでした。

 

 

エースの戸田は7位と前評判通りの強さを見せ、タイムも前々回を8秒上回る59分34秒と優秀でした。エースの務めを見事に果たしました。2番手は小山、いくら期待のルーキーとはいえ20kmの箱根予選で2番手にルーキーを譲るのはさすがに上級生が残念でした。58位は上出来だと思います。来年度はエースとなってほしい選手ですね。3番手に佐野、今年度はタイムを伸ばし、全日本予選でも3組18位と結果を残していました。64位はこちらもまずまずではないでしょうか?前回の170位を始め長い距離では苦戦していましたからね。最後に結果を残してくれました。

 

 

4番手に入った原は前回205位で非常に悔しい思いをしました。1年生が10番手を走るのもチームとしては苦しいですよね。今回は95位、タイムはほぼ2分縮めています。ハーフで66分台、1万mでも30分17秒がベストということを考えると、これまた良く走ってくれたと思います。上位4人は多少のズレはあれど、ある程度計算通りに走ってくれたのではないでしょうか?となると先程も述べたとおり、5番手以降が揃って苦戦しました。遠藤、大澤の4年生コンビが128位、129位と並んでフィニッシュ、遠藤は前々回から66位→86位→128位と年々順位を落としてしまったのが残念です。どちらかと言えば稼ぐ役割も期待された選手ですからね。大澤はハーフ65分台、初の箱根予選ということを考えると、まずまずといったところでしょうか?

 

 

7番手の西村から木山、大橋、滋野までは3秒以内、139位、143位、144位、146位と集団でのフィニッシュとなっています。この集団がもう少し上位で走れていたら・・・西村は1年時に箱根予選を走り、269位で最下位でしたが、年々力をつけてきてハーフも64分23秒まで伸ばしてきました。悪くは無かったですが、持ちタイムからすればもう一歩だったかな。木山は昨年度チーム4番手、79位で走っている選手で今年度も期待されましたが、順位を大きく落としてしまいました。ベストを出すなどタイムも伸ばしてきたのですが・・・

 

 

大橋は2年時の箱根予選から85位→122位→144位と年々順位を落とすことに・・・ちなみに、2年時の85位はチーム10番手ですからね。。。トップ通過を果たしたチームの凄さとともに、この2年間のもどかしさも感じます。滋野が10番手ということで2年連続で1年生が10番手でした。3000m障害の実績が豊富でベスト連発と勢いのあるルーキーで、タイム的には上出来だと思うんですけどねー。11番手の内沼は1万mも30分34秒の選手ですし、204位という結果もある意味しょうがないのかなあと思います。ただ、12番手の折居はちょっとショックな結果に・・・ハーフ63分台、2015年に3部門全てでベスト更新、全日本予選で3組17位と今期好調で戸田の次くらいで走ってもおかしくないと思っていたのですが、まさかの210位に。。。一番の誤算となってしまいました。

 

 

トラックや全日本予選の勢いを見せられなかったり、昨年度以上の走りを見せてくれた選手が少ないかなあ。2年連続の予選落ちはスカウトにも影響が大きいと言いますし、何とか避けたいところだったのですが・・・来年度はエースの戸田を筆頭に、箱根予選トップ10のうち5人が卒業しますます厳しい戦いが予想されます。素人目には、ピーキングがいまいちという印象も受けます。箱根予選に続けて出場出来ない→選手のモチベが上がらず、有力新入生も入ってこないという負のスパイラルに陥らないためにも、何とかチームを建て直していって欲しいです。

 


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