2015年 箱根予選&全日本結果考察 ~帝京大学~

2015年11月14日

続いては帝京大学について、箱根予選、全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。箱根予選はエース格の内田に箱根経験者の阿南、竹本といった主力を複数欠いていたこともあり、心配したのですが、上位10人が100位以内に入る安定の走りで2位通過、有力選手が揃った世代が卒業しても、どんどん新鮮力が台頭してきて選手層の厚さを保っているのはお見事です。

 

 

17位に入った高橋裕を筆頭に、君島、加藤が40位台、そして52位に入ったルーキーの畔上が素晴らしかったですね。全日本予選に続いて早くも戦力として計算出来るところを見せてくれました。さらに50位台に岩間、樋口、61位に堤、72位に山﨑と続きます。エース格の一人である堤が61位だったのはちょっと残念でしたが、岩間、樋口、山﨑の4年生トリオはいずれも3大駅伝・予選会を通じて初出場だったんですよね。そういった経験の浅い選手も好走してしまうのが帝京の恐ろしいところです。

 

 

ただ、今回箱根予選でトップ8に入った選手のうち6人が4年生というのはちょっと気になりますね。また来年度以降、新戦力となる選手がどんどん台頭してはくるでしょうが、来年度の戦力ダウンによる影響は大きいと言われていた直近2年以上に大きそうです。77位に瀬戸口、87位に島口と3年生が入ってきました。3年生は昨年度から台頭してきた加藤、内田だけではなく、着実に戦力となる選手が増えてきましたね。ただ、チーム11番手以降は126位にルーキーの大塚、167位に箱根経験者の野村と苦戦してしまいました。

 

 

全日本は4年生の占める割合が減り、どちらかと言えばベストメンバーというよりも経験を積ませる意味合いも感じました。1年生が3人も起用されていますからねー。なかなか即戦力が入ることが少ない帝京だと、蛯名、難波、田村の3人が箱根でルーキーながら起用されたのが印象にあるくらいかなあ。蛯名世代は箱根で4位に入るなど主力として活躍しましたが、現1年も質・量ともに揃った世代となっていって欲しいです。

 

 

全日本の最大の見所は1区でしたね。優勝候補と言われる大学のエースたちと互角の戦いを繰り広げ、トップとわずか9秒差の5位は見事でした。さすがはユニバハーフでメダルを獲得するだけのことはあります。チームの絶対的エースが、帝京が苦手としている1区で最高のスタートを切りました。しかし、後が続かなかったですね。。。2区君島が区間22位とまさかの走りになってしまい、一気に15位まで順位を落とすことに・・・箱根予選でチーム2番手の選手ですが、やはり2週間後の全日本にピークを合わせるのは難しかったか。。。3大駅伝デビューとなったルーキーの竹下が3区12位、主要区間の4区に抜擢されたルーキーの畔上が区間12位と結果を残せず・・・

 

 

5区堤が区間7位で走ったのが2区以降、唯一の区間1桁でした。堤も本来は主要区間を走って欲しい選手ですからね。6区瀬戸口が15位、ルーキーの大塚は7区17位とルーキートリオは揃ってほろ苦い3大駅伝デビューとなってしまいました。アンカーの山﨑も区間13位で総合14位、過去3大会は悪いながらにも10位 or 11位で走っていたのですが、そこからも順位を下げてしまいました。

 

 

箱根予選の影響もあるでしょうし、全日本はそもそも苦手としているから、この結果から箱根も厳しいと安易に決めつけることは出来ません。箱根予選で100位以内に入った選手はそのまま箱根を走ってもおかしくない選手ばかりですし、他にも2年連続で5区を任された竹下、7区を走った内田、8区を走った阿南らがおり、メンバー争いは熾烈になりそうです。

 

 

ただ、前回1~3区を走った早川、柳原、杉山が揃って卒業してしまっていますからねえ。往路の主要区間を走れる選手が高橋裕以外に出てこないことにはシード返り咲きも厳しくなってしまいます。ベストの状態であれば内田や堤あたりが候補になってくると思うのですが・・・繫ぎ区間は何だかんだで選手を揃えてくると思いますので、復路はあまり心配していません。前回は1区からずっとシード圏外という苦しいレースだっただけに、今年度は前半からシード圏内でレースを進め、2年ぶりのシード権確保を果たして欲しいところです。そうすれば、質・量ともに揃う4年生が抜けたとしても長期的な視点で選手を育てていけますからね~粘り強い帝京を箱根で魅せて欲しいです!!

 


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