2015年 全日本大学駅伝戦力分析&区間配置予想 ~山梨学院大学~

2015年10月25日

続いては、山梨学院大学の戦力分析&区間配置予想をしていきます。出雲では1区から大きく離されること無く、3区3位の佐藤、最終区で区間賞のニャイロの活躍もあって2位と好成績を収めました。今シーズンに入って自己ベストを出す選手、復活を果たす選手も多く、チーム状況は非常に良さそうですね。エントリー一覧過去5年成績はこのようになっております。

 

4年:田代 一馬前田 拓哉谷原 先嘉

3年:佐藤 孝哉上村 純也熊代 拓也秦 将吾

2年:上田 健太市谷 龍太郎河村 知樹古賀 裕樹

1年:D・ニャイロ久保 和馬

 

 

 

出雲に続いてエースのオムワンバが外れてしまいましたね。しかし、全日本は元々留学生は1人しか起用出来ず、さらにニャイロは出雲の走りを見ても1年にして十分に活躍が期待される選手です。大きな穴とはならないでしょう。出雲にエントリーされた10人はそのままエントリーされていますし、出雲のような走りを全日本でも見せてくれれば、面白いことになりそうです。

 

 

4年生からは、出雲にエントリーされた田代、前田拓に、今年度5000mでベストをマーク、昨年度は箱根予選で38位、箱根で8区4位とともに活躍をみせた谷原の3人。

 

3年生からは、出雲で3区3位の佐藤、2区8位の秦、エントリーされた上村に今年度5000mで14分6秒、今日まさに10000mで29分28秒とベスト連発の熊代の4人。

 

2年生からは、出雲1区7位の市谷、4区2位の上田、5区7位の河村にエントリーされた古賀の4人がそのまま全日本もエントリー。

 

1年生からは、出雲で6区区間賞のニャイロに今日10000mで30分46秒をマーク、高校時代に5000mで14分22秒を持つ久保の2人。

 

 

そんな山梨学院の区間配置予想は以下のとおりです。

 

佐藤(3)-市谷(2)-河村(2)-上田(2)

上村(3)-前田拓(4)-田代(4)-ニャイロ(1)

 

 

消去法になりますが・・・まず、今日10000mを走った3人、すなわち谷原、熊代、久保という出雲でエントリーされず、全日本にエントリーされた3人の起用の可能性は低いでしょう。翌週に全日本を走る選手が10000mを走るとは考えにくいですからね。。。さらに、5000mでは好タイムを持っているものの、10000m以上の距離での実績に乏しい秦、古賀も最短区間が10km近い全日本の距離を考えると、外れる可能性が高いということで、残りの8人で予想してみました。

 

 

まずはニャイロですが、アンカーにしました。山梨学院の留学生はここ数年2区か8区に起用されています。しかし、2区の時は2度ともシード権を獲得できていない一方でアンカーの時は2度ともシードを獲得できています。出雲、全日本ともに留学生をアンカーに起用するメリットは大きく、監督もスタミナ型と評するニャイロなだけに20kmの距離も問題無いでしょう。1,2区ですが、前回と同じ佐藤1区、市谷2区としてみました。出雲を見ると逆の可能性も十分ありますが、出雲の3区で見事な走りを見せた佐藤ならば、1区でも離されること無くたすきを繋いでくれれるのでは?という期待がありますし、3年連続の1区という経験値も大きいです。市谷もエース格の1人となってきていますし、1区11位→2区12位と大きく出遅れてしまった昨年度と比べると、大きな順位アップが期待出来そうです。

 

 

4区は出雲で好走した上田にしました。高校時代から実績のある選手、持ちタイムも良い選手が故障からの回復を経て、3大駅伝デビュー戦で結果を残しました。怪我さえ無ければ力のある選手なだけに主要区間も任せられそうです。残る繫ぎ区間ですが・・・6区に前田拓、上級生になって評価を高め、6区は山梨学院も最近では森井や兼子など力のある選手を起用して重視していますからね。期待したいところです。

 

 

5区は前回も走っている上村、区間13位に沈んでしまいましたが、今年度は5000mで13分台を出すなど好調を維持、そろそろ3大駅伝でも快走を見たいところです。また、山梨学院は4年生を7区に起用することが多く、過去5大会で4回4年生が走っています。ということで、今年度同じく13分台をマークしている田代を7区にしてみました。最後に残った3区に出雲を走った河村としてみましたが、どうですかねえ?

 

 

佐藤、市谷の台頭に上田の復活、ニャイロの出雲での快走と昨年度よりも遥かにチーム状況は良さそうですね。最も大きいのは箱根でシードを獲得していることでしょう。箱根予選→全日本で力を発揮するのは容易ではありませんし、2区終了時で最下位から何とかシードをもぎ取った結果が出雲、そして全日本へ活きていると思います。過去2大会はいずれも最終区にオムワンバの逆転の走りでシード権を獲得していますが、今年度は留学生に頼らずともシード圏内、あわよくばトップが狙える位置でたすきを繫ぎ、ニャイロの出雲に続く爆走にも期待したいですねー。是非とも、優勝争いに加わってきて欲しいものです!!

 

 

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