全日本予選2015 大学別結果雑感 ~15位:城西大学~

本日は、城西大学における全日本予選の各組ごとの結果を写真とともに振り返っていきたいと思います。公式結果はこちらをご覧ください。前回は絶対的エースだった村山紘太の走りで最終組で逆転し、全日本出場権を獲得、本戦でも1区で紘太がトップと同タイムの区間2位で走るなど見せ場を作りました。今回はエース不在というよりも、序盤の組で大きく出遅れてしまい、15位に沈んでしまいました。そんな城西大学の全本予選結果はこのようになっております。

 

1組: No.17 中舎、No.37 中島

1組は高校時代から実績が豊富なルーキーの中島に今季29分49秒のベストをマークして一気に上がってきた中舎のコンビとなりました。二人とも序盤は集団の真ん中あたりに位置しながらレースを進めていました。しかし、レースも中盤になり、集団から落ち始める選手が出始めると、中舎もその一人となってしまうことに・・・まだ、集団が30人以上いる中での脱落は厳しかったです。その後もペースが上がるどころか、先に落ちた選手にも抜かれてしまうなどズルズルと後退していってしまい、31分49秒の最下位というまさかのスタートとなってしまいました。

 

 

一方の中島も先頭集団のペースが上がると付いていけず、さらに新たに形成された集団にも付いていくことが出来ずに後退してしまうことに・・・結果として29位、タイムも30分54秒に留まり、1組終了時で総合19位と実質終戦とも言える状況になってしまいました。トラックシーズン、城西は順調にきていたように思えたのですが、思わぬ落とし穴が・・・

 

 

2組: No.17 舟生、No.37 佐藤

 

 

2組は昨年度大きく伸びてきて、ハーフで64分23秒をマークした佐藤穏空に箱根予選を2度経験しており、学生ハーフで64分30秒をマークした舟生という組み合わせとなりました。1,2組は中舎が全日本予選前に29分台をマークしたくらいで中島は1万m未経験、佐藤と舟生はともに30分台と持ちタイム以上は厳しいエントリーだったんですよね。舟生は集団の中ほどで、佐藤は集団の後方でレースを進めることとなりました。ただ、舟生はスローペースの影響もあったのかかなり早い段階で先頭付近に位置を移すことに・・・

 

 

そこまでは良かったのですが、集団のペースが一気に上がると、後ろにいた佐藤が粘り強く集団に付いていったのに対し、舟生は集団から置いて行かれることに・・・タイミングを見てもまだ中盤というところでしたし、早い段階出遅れるとどうしても厳しいですよね。最終的には31位、タイムも30分53秒ということで、だいぶ差をつけられてしまいました。一方の佐藤も10人ほどに絞られた集団から終盤に遅れだしてはしてしまったものの、その後は何とか次の集団で粘り、12位でのフィニッシュとなりました。総合では16位まで順位をあげていますが、依然として厳しい状況に変わりはありません。

 

 

3組: No.17 酒井、No.37 菅

3組は2015年になってから、3部門でベスト連発と最も勢いのある選手の1人である酒井に昨年度はルーキーながら2組7位の好走、全日本・箱根ともに主要区間を任された菅という2年生コンビニ託されました。酒井は集団の真ん中あたりでのレース、菅は後方からのレースとなりました。城西の選手はあまり前の方にはいなかったですねー。作戦なのか選手の判断なのかは分かりませんが・・・

 

 

集団のペースが上がると、あっという間に菅が遅れ始めてしまうことに・・・前回の全日本予選では望外の好走を見せていたのですが、ちょっと遅れるのが早すぎたかなあ。。。その後、集団のペースが落ち着くと一旦は集団に戻りかけるのですが、もう一度ペースが上がったところで完全に集団から離れてしまいました。さらに、そのペースアップについていけなかった酒井もズルズルと後退してしまうことに・・・1~3組で終盤まで先頭集団につけたのが2組の佐藤くらいで、他の選手はまだまだ集団の人数が多い段階でふるい落とされてしまいました。酒井はそのままずるずると後退し、菅はその酒井を抜いて何とか落ちてくる選手を拾おうとしていきました。

 

 

ただ、最終的には酒井が29位、菅が30位ということでトップとのタイム差ではそれほど離されてはいませんが、順位的には揃って悪かったですね。総合順位も17位に留まっています。もう少し3組目までで勝負出来ると思っていたのですが、紘太世代が抜けて経験不足が影響したのもあるのかなあ?力を発揮出来ない選手が多かったです。

 

 

 

4組: No.17 西岡、No.37 松村

 

 

最終組はトラックシーズンで大暴れも関東インカレではちょっと元気のなかったエースの松村に、同じく今季ベスト連発、1500mでは日本選手権にも出場した西岡という組み合わせとなりました。松村はハイペースとなる先頭集団にこそ付いていかなかったものの、第二集団の前方で冷静にレースを進めていきました。先頭集団についていった選手の多くがその後失速していっていることを考えると、この第二集団でレースを進めたのは良かったのでは?中盤までこの集団内で走っており、終盤こそ遅れ始めてしまいましたが、12位、タイムも29分23秒と上出来と言っていい走りを見せてくれたと思います。中央の徳永とともに全日本学連選抜にも選ばれることとなりました。チームで出場出来ないのは残念ですが、キラリと光る走りを見せてくれればと思います。

 

 

一方の西岡は第二集団の後方でのレース、何とか中盤までは食らいついていたのですが、一度集団から遅れ始めてしまうと、そこから徐々に下がっていってしまったのが残念でした。それでも、25位で走っていますし、タイムもセカンドベストで走っていますので力はある程度出せたのでは無いでしょうか?最初で最後の全日本予選が最終組という重要なポジションを任せられましたが、大きく伸びてきただけのことはありますね。

 

 

1組目で実質勝負ありという状況だっただけに、2組目以降の選手はかなり走りにくかったのでは無いかなあ?城西は全日本予選で致命的なブレーキがチラホラ出てしまっている印象があります。この時期はコンディショニングを合わせるのも難しいとは思いますが、それはどの大学も一緒ですからねー。箱根でシードを獲得している大学の中では唯一、全日本出場を逃してしまうこととなりました。せっかく前回の箱根ではシードを獲得したことですし、卒業生の穴は大きいと言われますが、伸びてきている選手も多いのも事実です。出雲駅伝、箱根駅伝ではまずはしっかりとベストメンバーで臨み、強い城西を見せてほしいものです!

 


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