2015年 全日本予選戦力分析 拓殖大学 ~ダブルエースは盤石、調整は?~

本日は拓殖大学の全日本予選における考察を行っていきます。選手一覧はリンク先ご覧ください。前回は3組までで30位以下が3人出るなど通過が絶望的な状況で最終組となりましたが、マイナがまさかの途中棄権となってしまいました。走った選手全員の合計タイムで結果が決まるだけに、誰一人失敗出来ず、棄権が出れば即敗退というのが全日本予選の厳しさですね。拓殖大の1万m上位10人は下記のようになっています。

 

 

 

 

1万mの上位8人の平均持ちタイムは私が把握している予選会出場校18校17位とタイム上は通過が絶望的となっております。30分きりが6人しかいないという以上に29分50秒台、30分1桁がいないというのが苦しいですね。30分きりが少ない大学でも、30分1桁は結構いることが多いですからね。。。それでも、1万mでベストを更新している選手が多いのは頼もしいところです。最終組はもうダブルエースとなった金森、デレセで決まりでしょう。関東インカレでの金森の走りを見れば、凌ぐどころか大きく稼ぐ走りも期待出来そう。デレセもいきなり大稼ぎとはいかなくても、十分に組上位での走りは見せてくれるでしょう。二人が起用されれば、最も安心して見ていられそうです。

 

 

となると、3組までどう凌ぐかということになりますが・・・3組は全日本予選での起用のされ方からすれば、栩山の可能性が高そうです。過去に4組、3組と任されていますからね。ただ、いずれも33位に終わっているだけにどうかなあ?個人的には駅伝での実績が豊富な東島に勢いのあるルーキー馬場あたりも面白そうかな?と思います。現実的には1,2組の可能性が高いでしょうが。

 

 

さらに、宇田、新井の3年生コンビも全日本予選への起用が濃厚です。二人とも出雲に起用予定で箱根も出場していますし、チームに欠かせない選手となってきました。特に宇田は3組起用でもおかしくないですしね。ここまで名前を挙げた7人はコンディションなどに問題無ければ起用される可能性が高そうですが、もう一人はどうなるかなあ・・・?

 

 

駅伝での実績でいえば、箱根4区11位の西が抜けていますし、今季の勢いで言えば、1万mでともにチームトップ10に入るベストをマークしている苅田、土師も面白い存在です。この2年生トリオから1人は出場してくるのでは無いでしょうか?

 

 

拓殖の場合、気になるのはタイトルにも書きましたがコンディションですねー。箱根を圧倒的に重視すると岡田監督も語っており、全日本予選にコンディションを合わせてくることが無いんですよね。全日本には2007年以来出場していませんし、過去4年のうち、2回が16位以下、1回が棄権と散々な成績ですからね。今回も恐らく通過は厳しいでしょう。しかし、持ちタイム以上の力があるのは間違いないですし、しっかりと調整してきたら面白いとは思うんですけどねー。最終組を安心して任せられるという状況は1~3組の選手の安心感も違うでしょうし。。。大きなく目標は箱根予選ということになるでしょうが、全日本予選でも見せ場を作って欲しいです!

 

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