世田谷記録会(2015/05) 観戦記 ~写真とともに振り返る~

2015年6月3日

昨日、世田谷記録会が行われました。公式結果はこちらに載っています。私も見に行ってきました。当日は30度を超える暑さで歩くだけでも汗が吹き出すのに、そんな中走る選手は本当に大変ですね・・・応援に行った私も、電車がわずかに遅れた結果、バスもギリギリで乗りそこねて20分待ち、さらにようやく乗ったバスも大きく遅れて、せっかく駒澤の浅石を見るために3000mの6組に間に合うようにゆとりをもって行ったはずが、着いた時間は既に終わっている頃・・・と思いきや、進行が遅れていてちょうど4組が終わったところでした(汗)危なかったです・・・

 

 

そんな紆余曲折を経て、辿り着いた世田谷記録会の結果を組ごとに簡単に振り返ってみたいと思います。なお、思い切って一眼レフを買ってしまったので、写真付きで振り返っていきます。サムネイルになっているので、そのサムネイルを押せば本来のサイズで見れるはず・・・とはいえ、これが写真を撮るのはデビュー戦、しょぼしょぼな画像であっても多めに見てもらえればと思います。今回は基本Twitterに載せた駒澤と明治しかアップ出来ていませんが、ゆくゆくは撮った写真をひと通り載せていきたいと思います。ただ、容量の関係もあり、画質が落とさざるを得ないかも・・・作戦を練っております。

 

 

~3000m 6組~

桜美林のモンタヤがいたことで、彼がレースを引っ張るのかなと思っていましたが、基本的にペースメークをしていたのはHONDAの前田でした。横をチラチラと見ながらの走りでしたが、終始積極的な走りを見せていました。どうやら、モンタヤは1500mの方に賭けていたようで、こちらは調整という位置付けみたいでしたそんな中、トップだったのは駒澤の浅石、終始先頭付近でレースを進める展開、ラスト1周で抜け出しかけたものの、前田も粘って追いすがります。結局、タイムはともに8:14:28と同タイム、ただ着差ありということで浅石が組トップ、2位に前田となりました。故障続きの浅石ではありますが、故障さえ無ければすぐにでもメンバーに入ってくる選手だと思うんですけどねー。今シーズンこそ、期待したいです。

 

 

 

3000mから見たかった5000mの7組までは時間があったので、カメラをいじりながらウロチョロしていたのですが、前にカネボウの選手たちが集まり、そこには1万m,マラソンの日本記録保持者である高岡監督の姿が・・・さらに、その後駒澤勢が出場する頃には、マラソン日本歴代2位のタイムを持つ藤田敦史コーチの姿もありました。なんとなく、得した気分です(笑)

 

~5000m 7組~

神奈川の西田が14分43秒で組トップとなっています。また、留年してまで箱根を目指した東洋の五郎谷が14分51秒で4位・・・これだけ前の組だったということは調整なのが調子が悪いのか・・・ちょっと気になります。駒澤の物江が大学初の5000mを走り14分57秒で1秒ですがベストを縮めています。駒澤唯一のベスト更新となりました。ただ、1500mのスピードを考えるとまだまだタイムを伸ばせそうですが・・・

 

 

 

~5000m 8組~

高校生が組1,2位となる中、大学生では東海の安藤が14分39秒で上位にきていました。ハーフで63分28秒を持つ選手ながらギリギリ?で3大駅伝は出場を果たせていない選手・・・今季こそは走って欲しいです。他、高校時代から14分30秒前後のタイムを持ちながら、なかなかここまで台頭出来ていない早稲田の箱田、駒澤の高月、神奈川の服部らが上位にきました。何とか大学でも結果を残してい欲しいですが果たして・・・?

 

 

 

~5000m 9組~

実力者が揃った組でしたが、早稲田のルーキーである清水が積極的に集団を引っ張っていましたね。タイムは14分42秒に留まりましたが、こういう選手はどうしても応援してしまいます。中盤以降は東洋の上村や東農大の戸田といった有力選手が集団を引っ張りました。終盤に抜けだしたのは駒澤の小山、ラストは東洋の竹下と一騎打ちとなりますが制して14分20秒で組トップとなりました。小山も今シーズン3大駅伝に出場して欲しい選手の1人ですが果たして・・・?

 

 

東洋も昨年度期待されながら故障で棒に振った竹下の復活や久しぶりのレースとなった上村がきっちりと走れたのは良いニュースですね。新戦力の台頭に既存戦力の復活でますます選手層が厚くなりそうです。他には明治の藪下が14分30秒でベストを更新し、同じ明治の福濱、早稲田の前野といったこれまでなかなかメンバー争いに絡めていない4年生が14分20秒台でベストを出してきました。最終学年で輝きを見せられるでしょうか?

 

 

 

~1500m 4組~

カメラで撮影していると、1500mはあっという間ですね。。。序盤はカネボウの文元らが先頭を引っ張る展開、トップはラストのスパートでそのスピードを見せつけた桜美林のモタンヤとなりました。2位には明治の前田が3分48秒で入ってきています。高校時代800m,1500mで2冠を達成した逸材ですが、大学でも両種目で早速結果を残していますね。高校生も東京実業の越川、佐野日大の生方、東農大二の西山らが3分50秒前後でいずれも走る好走を見せました。好記録に大喜びしている高校生がいましたね~ 大学生でも、今日二本目となった駒澤の浅石に金尾、明治の保坂らが3分51,2秒でしっかりとまとめていました。

 

 

 

~5000m 10組~

序盤は神奈川の多和田や駿河台の越智らが引っ張っていました。ただ、なかなかペースが上がらず、途中からは神奈川の浅利が引っ張っていたかな?なかなかペースが上がらない状況から、駒澤のルーキー伊勢がペースを上げ、一時は集団から抜け出しました。すぐに追いつかれてしまうのですが、変わって先頭に立ったのは同じ駒澤のルーキー下、今回の記録会ではルーキーが先頭を引っ張る姿がチラホラ見られました。

 

 

下が先頭でやや抜けだしたままラスト1周を迎えましたが、そこから猛追して逆転したのが神奈川の松浦、14分19秒はベストですねー。まだ1万mやハーフの実績はありませんが、5000mのスピードはありますので、今後が楽しみです。下も14分21秒の2位でまずまず、3位に入った東海の土屋はセカンドベストですねー。4位に高校時代13分台を持つ青学の冨田が入り、5位に入った早稲田の藤岡はベストを6秒更新する14分23秒をマークしました。駅伝メンバー入りして以降、結果を残してきています。

 

 

 

 

~5000m 11組~

最終組は、もう最初から最後までずっと一色が引っ張っていた印象ですね。前半は小椋も一緒に引っ張っていましたが、中盤以降は下がってしまいました。ずっと先頭を走ってそのまま13分57秒でフィニッシュ、走り終わった後も余裕な感じでした。正直、レベルが違うなあと・・・青学勢が大挙して最終組に出場しましたが、上位10人のうち8人が青学勢とここでも強さを見せつけました。

 

 

そんな中、秋山が13分58秒でベストをマーク、チーム9人目の13分台となりました。10人揃う日も近そうですし、まだまだ13分台も増えそうですね。田村和も14分3秒でベストを更新しています。関東インカレで微妙だったのでちょっと心配しましたが問題無さそうで何よりです。他にも吉永が14分7秒、田村健が14分8秒、下田が14分9秒でいずれもベストを更新しています。主力、中堅どころともう選手がどんどん出てきて恐ろしいことになっていますね。

 

 

他には、明治の田中が14分9秒で1秒ですが、ベストを更新しています。ルーキーが最終組で結果を残しましたね!他に気になったのは・・・サンベルクスが元日清の北村、モグスらを加えて、どんどん選手を増やしていますね。モグスは途中でやめましたが北村は14分12秒とまずまずでした。二人とも、まだまだ頑張って欲しい選手です!もう一人棄権した東農大の戸田は途中でやめた後、腰に手を抑えていたので心配しましたが、張りを感じて止めたとのことで故障ではなくて良かったです。今日2本目のレースでしたし、無理するところでも無いですよね。。。

 

 

 

 

 

 

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