関東インカレ2015 1500m結果雑感 ~1部:オムワンバが今季世界最高&2部:井上が栄冠~

2017年4月15日

関東インカレの振り返り、続いては1部、2部の1500mを見ていきます。1部ではオムワンバがとんでもないタイムを叩き出したようで・・・大いに盛り上がったみたいですね。予選も簡単ですが、振り返ってみます。1部決勝2部決勝はこのようになっております。

 

 

~1部~

予選1組

オムワンバが順当に予選通過、さらに明治の牟田、山梨学院の秦と続きました。中央の市田がタイムで拾われたものの、3分49秒台をともにマークした城西の西岡、東海の荒井らはいずれも決勝に進めず・・・レベルが高いです。特に西岡は最近の勢いから通過するかなあと思っていたのですが。。。

 

予選2組

東海の冨田、東洋の弾馬、国士舘の武藤とこれまたスピードランナーが結果を残しました。タイムで日大の山崎が拾われたものの、城西の平塚がここで落ちたのはちょっと意外だったかなあ。1組に続き、ちょっと城西勢が奮わない結果に。。。

 

予選3組

オムワンバのトップ通過は予想通り、2位に城西の山本、3位に東洋の堀が入りました。山本も堀も今季復活してきた選手ですね。ともに着順での予選通過を果たしました。4位に入った中央の三宅がタイムで拾われています。偶然にも各組4位までが予選通過を果たすこととなりました。

 

決勝

決勝はオムワンバ劇場だったみたいですね。途中までは日大のワンブィが付いていたようですが、3分35秒69とは・・・日本記録が小林がマークした3分37秒42ですから、それを1秒73上回っていることになります。いかにこのタイムが凄いかがわかりますよねーさらに、今季世界最高タイムだそうで。。。すごすぎます!!やっぱり監督が言うようにオムワンバは短い距離のほうが強いんでしょうね。。。2位に入ったワンブィも3分41秒と好タイムです。5000mでも13分30秒台を出しており、今後どれだけの走りを見せてくれるのか楽しみです。

 

 

日本人トップかつ3位には東海の冨田が入ってきましたねー。短い距離に強い選手ではありますが、まさか表彰台にまで上がってくるとはびっくりしました。4位の牟田もちょっと意外だったかも。。。スピードはありますが、なかなか大舞台で結果を残せていませんでしたからねー。前回の箱根以降、スピードに加えて強さも身につけてきたようでますますの活躍が楽しみです。5位の秦もやはり短い距離では強いですねー。逆に長い距離はもう厳しいのかなあ。。。6位に弾馬、7位に堀と東洋勢がダブル入賞を果たしてきました。やはり、堀の復活が今後に期待を抱かせますよねー。高3の都大路、都道府県対抗での走りは素晴らしかったですし・・・8位には中央の三宅が入ってきました。故障から復活を遂げ、どの距離でも頼りになる存在となりそうです。

 

 

~2部~

予選1組

桜美林のモタンヤが欠場したことで、青学の茂木がさすがの走りでトップ通過は予想通りとしても、2位に明治学院の大谷、3位に上武の熊倉とルーキー二人が入ってくるとはびっくりしました。確かに茂木以外は本命がいない組ではありましたが・・・さらに神奈川の永信、亜細亜の佐久間、平成国大の滝口とタイム通過は全てこの1組からとなりました。

予選2組

上武の井上が貫禄のトップ通過、3位の梶谷も十分通過はあり得ると思っていましたが、2位に大東大の渡辺が入ってきたのはちょっと予想外でした。伸び盛りの選手ですし、今後が楽しみです。逆に通過もあり得るかなあと思っていた駒澤の小山や東農大の関はちょっと奮いませんでした。

 

予選3組

青学の吉永がトップ通過で青学が3人を決勝に送り込みました。2位に駒澤の中谷は順当も、3位には東国大の新田はこれまたちょっとびっくり。。。創価の大山が有力かなと思っていましたが、予選落ちとなってしまいました。

 

決勝

井上が大会記録となる3分45秒という好タイムで見事に優勝を果たしています。昨年度も一気に台頭してきた選手ですが、今年度は走るたびにベストを更新しており、さらにこの1500mでも優勝と勢いがあった1年時に比べて安定感が増してきたでしょうか?エースとして、引き続きチームを引っ張っていってくれれば!前回のトリプル入賞に続き、今度は2~4位を青学が独占しました。青学の1500mは驚異的ですね。この1500mだけで18点を荒稼ぎしたことになります。1種目3人までという制限がある以上、どんなに得点しても8+7+6=21点なわけですが・・・そのうち18点取ってしまうのですから凄まじいです。2位の茂木、3位の吉永、4位の梶谷と仲良く3分48秒台を揃えてきました。青学の勢いは本当に止まりません。

 

 

5~8位はいずれも3分49秒台、亜細亜の佐久間、神奈川の永信、東国大の新田、駒澤の中谷までが入賞となります。佐久間は主力の一人ですし、新田は東国大においてトップクラスのスピードを誇ります。永信も元々スピードのある選手ですからねー。1500mだけではなく、長い距離でも結果を出してくれれば・・・中谷はスピードを磨いているようで1500mにも積極的に出ていますね。まずまずの結果なのでは?

 

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