2014年度4年生特集 ~日本大学~

4年生特集、続いては日本大学を見ていきます。全部で10人も登録されていますね。高校時代の実績が豊富な選手が多かったわけではないですが、大学に入ってから台頭してきた選手がどんどん出てきました。箱根出場経験者は6人、うち5人が複数回出場しており、箱根予選経験者は7人を数えます。1年時には箱根出場を逃しましたが、その2年後にはシード権を獲得するなど、浮き沈みもあった4年間でした。絶対的エースと呼ぶような選手はいませんでしたが、選手層はここ数年を見ても最も厚い学年で日大にとって欠かせない学年となりました。

 

 

 

 

竹ノ内 佳樹・・・1年時から全日本に出場し7区6位と上々のデビューを果たしました。しかし、箱根予選会では165位に沈みチームも予選落ちと非常に悔しい思いをすることに・・・2年時は全日本で7区7位、箱根予選は115位とやや微妙でしたが、箱根では10区10位で走っています。3度3大駅伝を走っていずれも10位以内だったこと、好不調の波が激しい選手が多かったこともあり、爆発力はないものの安定感のある選手という印象でした。

 

3年時、関東インカレ1部ハーフで7位入賞を果たしてさらに評価を高めると、全日本こそ4区11位でしたが、箱根予選会では35位と好走、そして箱根では主要区間の3区で7位と快走、これが大学で最高の走りだったのでは?チームのシード権獲得に大きく貢献する走りを見せました。4年時、5000mで14分15秒、1万mで29分12秒といずれもベストを更新、全日本予選は万全では無かったこともあって1組19位に留まっていますが、最後の箱根でも再度3区を任されて9位と2年連続の1桁は見事ですね。現4年生で最も結果を残す選手となりました。

 

 

大門 友也・・・一気に伸びてきたのは3年時からですね。ただ、箱根予選会では170位に沈んでいます。その後、1万mで29分14秒と好タイムをマークすると、箱根でも7区14位とまずまずの走りを見せました。4年時も再度1万mで29分16秒と安定したタイムを出していますが、ハーフは結局65分台に留まりました。どちらかと言えば長い距離は微妙だったのかなあ・・・出雲も最短区間である2区予定でしたしね。。。最後の箱根では23km区間である10区を任され、区間18位という結果でした。

 

 

村越 直希・・・高校時代の持ちタイムは14分20秒とチーム上位のタイムを持っていました。箱根予選にも1年時から3年連続で出場しています。しかし、結果は201位→132位→261位といずれも結果を残せていないんですよね。特に200位オーバーが2度あるのはちょっと悪すぎたかなと。。。箱根では8区を任され正直不安でしたが区間14位でまとめています。その後、ハーフも64分21秒まで伸ばし、少しずつですが安定感も出てきたかなあ。全日本予選では2組24位と微妙な結果に終わりましたが、1万mでは29分25秒とベストを更新すると、箱根では復路のエース区間である9区を任されて10位と好走を見せました!今までの実績と比べても、ピカイチの成績でしたねー。チームとしてはシードを獲得出来ませんでしたが、有終の美を飾る走りでした!

 

 

林 慎吾・・・2年時の箱根予選会では77位ながらチーム3番手で走っています。全日本でも主要区間である4区を任されて区間10位とどちらも悪くは無いですがちょっと物足りない気も・・・1万mのベストを大学ベストとなる29分28秒まで伸ばした後に迎えた箱根では8区5位と好走、チームが2区を走ったベンジャミン以外区間二桁に沈む状況でしたので、その好走が際立ちました。3年時の箱根予選では45位と好走、完全に主力の1人へと成長してきました。

 

全日本でも主要区間の1区を任されましたが区間14位に沈みチームもシードを逃すことに・・・非常にハイペースとなった1区が初の主要区間というのはちょっと厳しかったですね。。。それでも箱根では9区11位でまとめてシード獲得に貢献しています。4年時、全日本予選こそ3組17位で走っていますが、駅伝シーズンは故障に苦しみ、結局箱根にも出場することは叶いませんでした。林が万全の状態で臨めれば、もっとシード権争いにも加われたのかなあと思うと残念です。

 

 

高松 峻平・・・1年時の全日本で3区を任されて13位で走っています。箱根予選ではチーム6位ですが、140位ですからねー。ルーキーにして全日本・箱根予選を任されましたがほろ苦いデビューとなりました。その後、ハーフでは64分台で走っていますし、長い距離への対応は早かったのかなあ。その一方で5000mは高校ベストの14分44秒を更新することは出来ませんでしたからね。。。2年時は全日本で5区9位、箱根予選も109位で好走とはいえませんが、順位は伸ばしてきました。ただ、箱根では7区18位とこれまた微妙な結果に・・・

 

3年時の箱根予選も126位に終わっていますが、箱根ではシード争いを繰り広げている状況でアンカーを任されることに・・・過去の走りから厳しいかも?と思ってしまったのですが、ここで10区4位と最高の走りを見せ、チームの7位に大きく貢献しました。現4年生は3年時の箱根が最も好成績の選手が多いですね。4年時、1万mで29分45秒、ハーフも64分45秒ながらいずれも大学ベストを更新、箱根でも前年の再現が期待されましたが、7区18位と奇しくも2年前と同一区間・同一順位になってしまいました。。。

 

 

原 祐太郎・・・高校時代はギリギリ14分台のランナーでしたが、1年時には14分29秒までベストを伸ばしてきた選手です。その後、2,3年時には箱根にもエントリーされ、1万mのベストも29分52秒まで伸ばしてきたのですが、ハーフのベストは66分7秒でしたし、ちょっと持ちタイムを見ても箱根10人に入るのは厳しかったかなあ。4年時には全日本予選にもエントリーされましたが、3大駅伝・予選会ともに走ることは叶いませんでした。

 

 

渡部 良太・・・1年時から箱根予選を走っていますが、結果は220位、5人走った1年の中でも最も悪い順位となってしまいました。その後はなかなか出番が回ってきませんでしたが、3年時に5000mで14分22秒、1万mで29分58秒といずれも大学ベストとなるタイムをマークすると、全日本7区で3大駅伝デビューを飾ることに・・・残念ながら結果は区間16位に終わり、箱根にも出場出来ませんでした。それでも、4年時には最後の箱根で6区を任され、区間13位とまずまずの走りを見せました。復路一斉スタートとなる状況では6区は大事になってきますからね。過去の実績を見ても力は出しきれたのではないでしょうか?

 

 

柴田 真樹・・・2年時に5000mで14分35秒、3年時に1万mで30分3秒、ハーフで66分4秒といずれも大学ベストとなるタイムをマークしています。箱根にも2,3年時には16人エントリーメンバーに入ってきているんですよねー。残念ながら3大駅伝・予選会の出場はなりませんでしたが、この学年は実際に走る選手はもちろん、16人に入ってくる選手も多かったですね。来年度以降の選手層の大幅な低下が心配です。。。

 

 

内田 和祈・・・3年時に箱根予選に出場し、217位で走っています。これが3大駅伝・予選会を通じて唯一の出場となっただけに、余計に残念でしたね。。。ただ、4年時には1万mで30分25秒、ハーフで66分18秒ではありますが、いずれも大学ベストを更新しました。箱根の16人エントリーにも入ってきています。3,4年時にベストを伸ばしてきた選手が多い学年でしたね。

 

 

河根 翔平・・・3年時に箱根予選の14人には選ばれているのですが、残念ながら走ることは出来ませんでした。3大駅伝・予選会は1度も走ることは出来ていません。1万mは30分40秒、ハーフは66分2秒ということでもう一息だったかなあ。ハーフのこの学年の持ちタイムは7番目ですし、箱根予選を走ってもおかしくは無かったのですが、ちょっと1万mのタイムが伸びませんでしたかね。。。

 

 

3大駅伝や予選会に出場した選手は多いですが、ここ最近の日大を反映するかのように好不調の激しい選手が多かったかなあ。。。3年時の箱根だけは揃って好走しているのですが、他で好走しているのは竹ノ内と林くらいな気もしますし・・・ただ、選手は揃っていた学年ですし、現4年生の抜ける穴は非常に大きいと思います。現1年生が持ちタイムをかなり伸ばしては来ましたが、それでも来年度の1万mで4番手が29分44秒の高野という状況ですからね。2,3年生からどんどん選手が出てきて欲しいところです。

 

来年度の新入生では、インターハイで活躍した成田高校の加藤に注目ですね。是非とも即戦力となって欲しい選手です。なかなか即戦力候補が複数取れない状況が続いているだけに、獲得する人数を増やしているようですが、現1年生を見る限りそれが良い方向に進んでいるのかな?無名選手を伸ばす→有力選手がまた入るようになるという好循環へとなってくれれば・・・来年度も厳しい戦いが予想されますが、苦手としている箱根予選を何が何でも突破し、また箱根でシード争いをしていって欲しいです。

 


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