2014年度4年生特集 ~拓殖大学~

4年生特集、続いては拓殖大学を見ていきます。全部で6人登録されています。拓殖らしく高校時代の持ちタイムが良い選手はいませんが、それでもエースへと成長を遂げた佐護、箱根の山を任された尾上、大島など箱根経験者を4人出してくるのですからさすがです。蛯澤はちょっと高校PBが分かりませんでしたが、15分台のはずですし、佐護、櫻井、大島も15分台かと・・・育成力も当然あるでしょうが、それだけ伸びしろのある選手を見つけるのも上手いのでしょう。

 

 

 

 

佐護 啓輔・・・1年時から箱根に出場し4区18位で走っています。高校時代の実績はほとんど無い選手が1年から箱根を走るのも拓殖ではチラホラありますからねー。2年時では全日本予選で最終組を任され、箱根予選でも65位、チーム3番手で走るなど早くも主力の一人となりました。3年になると1万mで28分台、ハーフでも62分台をマークし持ちタイムも大きく伸ばしてきました。箱根予選でも36位、チーム2番手で好走しています。箱根は主要区間ではなく最短区間の4区を任されましたが区間8位と堅実な走り、チームのシード獲得に貢献しました。4年時は故障もありましたが、出雲では主要区間である1区予定でしたし、箱根でも1区を任されて区間8位、トップとの差もわずか38秒に抑える会心の走りを見せました。佐護の4年間のベストレースと言っていいのでは無いでしょうか?4年間チームを支え続けてくれました。

 

櫻井 一樹・・・1年の全日本予選から3組に出場しています。結果は39位でしたが、期待の大きさが伺えます。しかし、その後は箱根予選会には出場するものの、2年時が270位、3年時が240位でどちらもチーム最下位という散々な成績に・・・3年時には1万mで29分42秒、ハーフで64分47秒で走っているのですが、なかなか勝負レースでは結果を残せませんでした。それでも、箱根には3,4年時に出場し、7区17位、10区15位で走っています。なかなか快走するまではいきませんでしたが、箱根予選・箱根には2度出場、全日本予選には3度出場しています。

 

尾上 慎太郎・・・2年の箱根予選で127位、3年では146位と決して目を引くような成績は残せていませんでしたが、3年時の箱根で5区9位と快走し、チームのシード権獲得に貢献したことで一気に評価を高めました。1万mではぎりぎり29分台、ハーフもギリギリ64分台が大学ベストな選手ですから、上り適性や本番での勝負強さがあるのでしょう。最後の箱根でも再度5区を任されて区間8位と2年連続で結果を残しました。

 

早川 和樹・・・2年時にハーフで64分14秒と好タイムをマークし、注目を集めました。しかし、なかなか3大駅伝・予選会ともに出場のチャンスは回ってこず、唯一出場したのが3年時の箱根予選会、結果は140位、チーム8番手とちょっと微妙な結果でその後の箱根出場も叶いませんでした。箱根16人のメンバーには入ってくるのですが、1万mのベストも30分台に留まっていますし、なかなか実際に走る10人に入ってくるのは難しかったですね。。。

 

大島 千幸・・元々は短い距離に強い選手で箱根を走る選手にしては珍しく800mも走っています。高校時代のベストは15分50秒と全選手を見渡してもワーストに近いタイムなのですが、3年時の箱根では6区10位で走り、5区を走った尾上とともに山で好走したことがシードに繋がりました。関東インカレ2部1500mでも3,4年時にともに決勝進出、4年時には7位入賞も果たしています。4年時の箱根ももちろん6区を任されましたが、ここでまさかの最下位、シード争いから脱落してしまったのは痛かったです。。。やはり、連続して結果を残すのは難しいですね。

 

蛯澤 奎・・・5000mのベストは4年時にマークした14分48秒、1万mでも31分ジャストに留まっています。ハーフもギリギリ65分台ということでちょっと3大駅伝や予選会を狙うには厳しかったですかねー。箱根には3年時にエントリーを果たしていますし、持ちタイム以上に期待はされていたと思うのですが・・・

 

改めて見て、高校時代の実績を考えるとよくぞここまで伸びてきたなあという印象ですね。特に佐護は持ちタイムも実績もお見事です。尾上も高校時代は14分50秒台の選手ですからねー。箱根経験者はエースに5,6区を2年連続務めた選手を含め4人が卒業し、その穴は決して小さくは無さそうです。新入生でも即戦力となりそうなのは馬場くらいで他の選手は14分30秒以降ですし、拓殖にしてはまずまずも決して良いスカウトとは言えなそうかなあ。そんな状況の中、実績に乏しい選手が一気に出てくるのが拓殖の魅力ですし、来年度も期待したいです!

 


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