91回箱根駅伝を振り返る ~14位:國學院大学~

先日、奥球磨ハーフが行われましたね。ツイッターで結果を載せてくれていた方がいたので、データベースの持ちタイムにも反映しました。駒澤の猪浦が学生トップだったのを始め、東洋の橋本・長谷川、青学の山村・吉永が63分台で走っています。青学の勢いが箱根以降も止まらないですね。特に1年生の台頭がここに来て目覚ましいものがあります。

 

 

本日は國學院大学の箱根路を振り返ってみます。大学別結果選手別結果はこんな感じです。主力選手が漏れることなくオーダーが組めたことで、シードも狙えるのでは?と期待していたのですが、3区終了時で最下位になってはどうしようもありません。どうも往路が噛み合わなかったという印象ですね。復路の9,10区で好走していただけに、余計にもったいなかった気がします。

 

 

1区は蜂須賀、2区だと監督が明言していたのですが、1区にもってきました。箱根予選での爆走、28分台を出すなどエースとなった選手なだけにどこまでつけるか期待していたのですが、区間14位、よく粘ったと思います。タイムも63分15秒で悪くないですし・・・しかし、13位と30秒差つけられたことで2区はちょっと走りにくかったかもしれません。2区沖守が区間17位、そして3区塚本が区間最下位・・・ここで実質シードは絶望的になってしまいました。沖守も箱根予選の走りを考えればもう少し走って欲しかったですし、前回10区9位で走っていた塚本がここまで差をつけられてしまうとは・・・区間10位とも4分30秒近い差で総合順位も最下位にまで落ちてしまいました。

 

 

そんな中4区吾妻は区間8位でまとめましたし、大下も区間14位、最下位付近を走っていた状況を考えればよく走ったと思います。しかし、結果として往路19位、シード権ラインとも7分以上の大差をつけられてしまいました。3区さえ何とか凌げていればという往路になってしまいました。6区は前回好走した湯川ではなく細森を起用して区間14位、60分台ですからまずまずといったところでしょう。まだ2年生ですし、来年度以降の目処も十分に立ちました。

 

 

7区鮫島が区間13位も8区川副が区間19位・・・区間1桁がここまで1区間しか無い以上にブレーキとなる区間が多すぎるのが痛かったですね。國學院は力の似通った選手が多いいわゆる金太郎飴のチームという印象だったので、ブレーキは起こしにくいかなあと思っていたのですが・・・なかなか上手くはいかないものです。それでも意地を見せたのが9区と10区、9区廣川は区間5位の好走、廣川の安定感はチームトップだと思っています。ただ、この快走も正直後の祭りで結果論ではなく、往路の主要区間に起用して欲しかったかなあと・・・実際、1区や3区起用を予想している人も多かったですしね。そのくらい力のある選手です。

 

 

9区で総合順位こそ上げられませんでしたが、前との差を大きく詰めると、10区を任された湯川が区間6位の快走を見せ、少し前で固まっていた大学をまとめて抜いて総合14位、一気に5つも順位を上げました。しかし、結局1度もシード権争いに絡むことは出来ませんでしたし、箱根予選会を2位通過していたことを考えても、物足りない結果だったかなあ。十分にシード権を狙える戦力は揃っていただけに、残念です。

 

 

来年度は2区沖守、3区塚本、5区大下、7区鮫島、8区川副、10区湯川と大量6人が抜けることになります。この戦力ダウンは非常に大きいことは間違いないのですが、そこまで悲観する必要も無いのかなと思っています。現2年生には稲毛や畑中を始め、1万mで29分半前後やハーフ64分台の選手が揃っていますし、今回出番が無かった1年生も軸屋、向、内田といった高校時代に実績のある選手以外に渡邊、磯邉といった楽しみな選手が出てきましたからね。現4年生の穴を埋めることも十分に可能だと思っています。来年度の新入生は14分20秒台の選手はいますが、そこまで即戦力と言えそうな選手はいなそうかなあ?それでも、得意の育成力でルーキーから戦力となる選手を育ててくる気もしますが・・・

 

 

ここ3年、なかなか届かないシード権ではありますが、選手層が着実に厚くなり、エースと呼べる選手も出てきています。スカウトも徐々に改善されてきているように思えますし、ここでシードを獲得出来るようになれば、チームにとってもいい流れになっていくと思います。来年度、予選会をまずは上位で通過し、再度シード権を目指して欲しいです!

 


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