91回箱根駅伝 神奈川大学の優位/不安要素

2014年12月10日

最後に、前回の箱根ではベストメンバーを組めなかったこともあり、1区で大きく出遅れると、一度もシード権争いに加わることのないまま、総合18位に沈んだ神奈川大学の優位/不安な点を考察していきます。・・・過去5年の箱根成績はこのようになっております。今年度はエース柿原を中心に4年生が充実している一方、1年生も力のある選手が何人も入り、全日本予選、箱根予選ともにトップ通過という見事な走りを見せています。箱根予選の疲れもあった全日本こそ10位という結果に終わっていますが、箱根に向けても期待の出来る結果を残しています。

 

 

まず、神奈川大の優位な点としては柱がしっかりとしているところですかねー。エースの柿原は前回の箱根予選で6位、今回は3位と2年連続で結果を残しており、シード権を争う大学のエースとも互角以上の戦いが期待出来そうです。本人は2区を希望していますが、前回は5区8位で走っており起用区間も気になるところです。他にも、西山もエース格の1人として台頭し、我那覇も浮き沈みの激しいシーズンではありましたが、箱根予選には11位に入るなどきっちりと合わせてきました。主要区間を担うであろう選手たちが箱根予選で結果を残しているというのは心強いですね。

 

 

他に優位な点としては、ルーキーの充実ぶりでしょう。今年度の1年生は例年よりもちょっと目立っていないのですが、そんな中で神奈川大は大野、大川、鈴木健、浅利の4人が前評判通りの力を見せ、浅利は故障でちょっと駅伝シーズンは姿を見せていませんが、他の3人は箱根予選会を走り、特に鈴木は33位という素晴らしい走りでした。その鈴木、大川の二人は全日本も出場し、ともに区間1桁で走るなど結果を残しています。さらに、鈴木祐が1万mで29分台に突入すると、大塚が29分22秒の好タイムをマークするなど非常に1年生が元気です。今年度走る可能性があるのは、箱根予選を走った3人でしょうが、1年生の走りがチームに勢いをもたらしているように思えます。

 

 

不安要素としては、シード権をもう10年も獲得出来ていないということですかねー。2006年以降はいずれも総合15位以下に沈んでおり、見えない壁となってしまっています。15位というとシード争いにも絡めていない順位ということで、チーム力が上がっているのは間違いないですが、いざ激しいシード争いに巻き込まれた時に、経験の無さが悪い方に影響しないのか?というのが心配です。経験だけではなく、安定感が欠けているとも言えるんですよね。前回は区間20位以下が4区間も出てしまいましたし、毎年大ブレーキとなる区間があってそこでシードラインから大きく後退してしまっています。それがもう10年も続いていると、いくら前評判が良くても不安は拭えません。。。

 

 

また、予選会に比べると本戦で結果を残せていないというのも気になるところです。今回の全日本は箱根予選の2週間後ですからあまり参考にならないかもしれませんが、箱根予選よりも良い走りをしたという選手は誰一人としていませんでした。それは全日本予選と比べても同様かと・・・いくら予選会で強くても本番で力を発揮出来なければ意味は無いですし、予選会巧者と言われる神奈川ではありますが、その力を箱根本戦で発揮出来ればシードはもちろんさらなる上位も狙えると思うのですが。

 

 

他には、怪我人・不調者の状況も気になるところです。全日本予選で1組2位の赤松、2組5位の浅利と好走した2人は駅伝シーズンにほとんど姿を見せていません。ともに3大駅伝で活躍が期待された選手なのですが、ここまで出てこないと箱根も厳しいのでは?と思ってしまいいます。また、箱根で実績のある井上、小泉といった4年生が箱根予選会ではともに100位前後に沈んでしまいました。全日本にも出場していませんし、コンディションが気になるところです。4年生は力のある選手が揃った学年なのですが、全日本は結局柿原と柏部しか出場していませんからね。箱根ではやはり経験豊富な4年生が頼りになると思うのですが。。。

 

 

箱根エントリー16人予想

 

4年:柿原、柏部、井上、小泉、高山、赤松、菅原

3年:我那覇、西山

2年:中神、石橋、東

1年:大野、鈴木、大川、大塚

 

案外16人目前後が難しいですね。またしても、14人エントリーがあるかもしれないと密かに思っています。4年生は箱根予選会を走った柿原、柏部、井上、小泉の4人に前回の箱根経験者である高山、2年時に箱根を走っている赤松、前回6区候補と言われていた菅原と最大の7人と予想しました。4年生が中心になることは間違いないと思うのですが・・・3年生は我那覇、西山の2人は当然として他はちょっと厳しいかなあと・・・今年度を見ても大きく成長したというような選手が見受けられませんでしたからね。。。2年生は箱根予選会を走った東、石橋、中神の3人が順当にエントリーされるのでは?東、石橋は前回も箱根を走っていますしね。期待の1年生は大野、鈴木、大川の箱根予選経験者は当然として、もう一人大塚を予想してみました。実際に箱根を走る可能性はほぼ無いでしょうが、先日の記録会で好タイムをマークしており、期待の意味も込めて・・・

 

 

各学年に核となる選手がおり、10人選ぶのにも苦しんだ前回と違って選手は豊富です。ただ、往路の1~3区をどうするかは悩みどころですねー。確実に1区で遅れないと言えそうなのは柿原くらいですが、それはさすがに勿体無い気がしますし・・・復路にも力のある選手を起用出来そうですし、往路を終わってシード圏内にいれば、久しぶりのシードも見えてきそうですね。故障や体調不良などがあってなかなかベストメンバーを箱根で組めていない神奈川ではありますが、力のある選手は揃っていますし、来年度以降につなげるためにも、最低限シードを獲得し、さらに上を目指して欲しいです!!

 

 

今日で全20大学の箱根における優位/不安要素の特集は終わりです。明日はエントリーを見ての雑感、明後日以降は各大学ごとの区間配置予想を記事にしていきます。区間配置予想、総合順位予想の投票受付も明日から開始しますので、今回も沢山の方に投票していただけると嬉しいです♪

 


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