91回箱根駅伝 東海大学の優位/不安要素

続いては前回の箱根では故障者が続出し13位でシード権を逃した東海大学の優位/不安な点を考察していきます。・・・過去5年の箱根成績はこのようになっております。今年度は全日本予選、箱根予選ともに3位通過と安定した結果を残すと、全日本では6位に入り見事にシード権を確保しました。両角監督就任以降、故障者が多く苦しんできた東海大ですが、ようやくチームとして結果を残すことが出来、箱根でも目標とする5位に向けていい流れで来ていますね。

 

 

東海の優位要素は何といってもその豊富な選手層でしょう。絶対的なエースはいないものの、ハーフ64分切りは10人以上、ハーフ65分きりに至っては20人以上もいます。前回は廣田、石橋、中川、石川と主力が揃って故障したため、復路が特に散々な結果となってしまいましたが、今回は多少の怪我人ならばそこまでチーム力が落ちること無くレースに臨むことが出来そうです。選手層が豊富ならば、実績のある選手よりも調子の良い選手を起用することが出来ますし、チーム内の競争でさらなる相乗効果も期待出来ますからね。

 

 

故障者が多いのが不安要素ではありましたが、それもようやく解消されてきましたね。前回の箱根予選を欠場した主力4人はいずれも箱根予選、全日本を走っており、少なくともどちらかは好走を見せています。唯一、前回6区を一桁で走った福村が姿を見せないのが気がかりではありますが、昨年度よりは遥かにチーム状況は良さそうです。多くの大学が悩んでいる1,5区も 好走経験のある選手がいるのは強みです。前回1区を7位で走った白吉は箱根予選で2年連続チームトップ、全日本でも1区を堅実に走れており、ハイペースになっても怖くありません。5区宮上も前回5位の好走、後少しで80分切りという走りを見せました。1,5区ともに好走者がいる大学は他に駒澤くらいではないでしょうか?大きなアドバンテージとなりそうです。

 

 

不安要素となると、やはりここ数年大事なレースにピーキングを合わせられていないことでしょうか? 3年前はダブルエースの村澤・早川ともに物足りない走りで他に区間最下位を2人も出してしまっています。前々回は村澤を欠いたこともありますが、まさかの予選落ち、前回も区間19位以下を4人も出してしまっています。ハマれば強いことは間違いないのですが、走る選手が揃って好走出来ていないのも事実です。どれだけ箱根にピークを持ってこれるか、故障者無く箱根に臨めるかが東海の上位進出の鍵を握ることになりそうです。6区経験者の福村はさすがにここまでレースに出てこなくて最も過酷と言われる6区を任せるには荷が重そうなので、誰が下りを走るのかも気になるところです。ここ数年は6区で爆走する選手はいなくとも、堅実に区間中位で走る選手が出てきているのでそれほど心配はしていませんが。

 

 

後は、やはり絶対的エースがいないというのも不安要素ですかねー。シード権を狙うというだけであれば、白吉や川端など十分に他大学と勝負出来る選手はいるのですが、5位以内となるといわゆる4強と言われる駒澤、東洋、青学、明治以外に全て勝つかどこかを崩していかなければいけません。4強にはエース区間で区間賞を狙える選手がいますし、他に上位を伺う早稲田ならば箱根2区区間賞経験のある高田がいますし、山梨学院ならばオムワンバ・井上がいますからねー。1区白吉ならば、2、3区あたりで他の有力校と差をつけられてしまうのでは?という心配もあります。3区までを好位置で凌げれば、4区以降は非常に楽しみなんですけどねー。

 

 

箱根エントリー16人予想

 

4年:吉川、中川、石川、山下

3年:宮上、白吉、髙木

2年:安藤、廣田、石橋、土屋、荒井、桐原、成田

1年:川端、春日

 

 

16人選ぶのも悩むほどに選手が揃ってきましたねー。4年生は3本川トリオに前回6区の補欠だったという山下も入れてみました。3年は箱根予選・全日本ともに走った宮上、白吉、髙木の3人は確定として、残りはちょっと今年度勢いが無かったり、距離への不安があったりで外してみました。2年は今年度一気にタイムを伸ばしてきた安藤、成田に、箱根経験者の土屋、荒井、全日本を走った廣田、石橋に全日本予選・箱根予選を走った桐原と最多の7人を予想しました。2年生は本当に粒ぞろいですよねー。1年は無難に箱根予選を走った川端、春日の二人としています。他の1年は5000mのベストこそ何人も更新していますが、さすがに16人に入ってくるのは厳しいのではないかと。。。

 

 

選手はとにかく揃っていますね。主要区間も任せられる選手が何人もいますし、前回のようなことは無ければシードはもちろん、5位に入ってきても何ら不思議はありません。両角監督になってからは有力な新入生も安定して入ってきていますし、この調子で行けば再び優勝候補となる日も遠くは無いかもしれません。まずは最低限シード獲得、そして一つでも上の順位を目指し、東海復活の足がかりとして欲しいです!!

 

 

明後日、陸マガ増刊号が発売されますねー。ここ3年、高校生の進路情報も載るようになり、個人的にはますます買わないわけにはいかず・・・当日のお昼に本屋に突入します~ そいえば、「箱根駅伝 名場面100選」はツイッターを見ているとかなり評判が良さそうですね。。。こちらも合わせて買っちゃうかも・・・

 


PAGE TOP