2014年箱根予選会戦力分析 ~順天堂大学(前回本戦16位)~

本日から、箱根予選会の戦力分析を始めていきます。まずは前回の箱根では5区西郷が起用出来なかったことが響き、4~6区がいずれも区間20位前後と遅れてしまい、3年連続のシード獲得はならなかった順天堂大学について・・・箱根予選14人はこのようになっております。

 

 

4年:松村 優樹的野 遼大松村 和樹三宅 隆友

3年:松枝 博輝田中 孝貴稲田 翔威

2年:聞谷 賢人西澤 卓弥森 湧暉作田 直也山下 智貴

1年:花澤 賢人栃木 渡

 

 

主力でのエントリー漏れは西郷くらいで、他は順当なエントリーと言えるでしょう。西郷はハーフの持ちタイムこそありませんが、箱根5区での実績があるだけに、エントリー漏れはいたいですが。。。持ちタイムを見ると、1万mの平均持ちタイムは5位と好位置につけている一方、ハーフの距離となると9位とボーダー付近まで落ちてしまいます。全日本予選では各選手がきっちりと走り、見事に2位通過を果たしてはいますが、ハーフでの実績に乏しい選手が多いこと、予選会を苦手としているところが順大の不安なところかなあ?作田、山下智の2人は他の12人と比べると、持ちタイム・実績で劣るため、この二人を除いた12人で走るのではないかと思っています。

 

 

エースとして稼ぐ役割を期待したいのが松村優樹、エースと呼ぶにふさわしい安定感に力強さも加わってきました。最低でも20位以内、出来れば10位以内の争いに食い込んで欲しいところです。続く選手が誰になるのかは難しいところですね。ハーフの持ちタイムで言えば和樹、松枝、稲田、聞谷の3人がいずれも64分前後となっています。ただ、和樹はトラックシーズンはほぼ姿を見せていませんでしたし、どれだけ万全の状態で挑めるかが気になるところです。松枝はトラックならば全日本予選で最終組を任せられることから見ても、優樹につぐ選手だと思いますし、ロードではトラックほどの結果は残せていませんが、大事な箱根予選ではチーム内でも全体でも上位で走って欲しいところです。一方の稲田、聞谷は学生ハーフでベストを更新し、全日本予選でもきっちりと走るなど順調にきています。こういった中堅選手には50位以内で走ってもらえるとチームとしても助かりますねー。

 

3大駅伝での実績では、田中の箱根9区5位が光ります。ハーフの持ちタイムこそ65分台ではありますが、全日本予選でも3組5位の好走を見せるなど、大事なレースで結果を残し続けている貴重な存在ですね。田中がチーム2番手で入ってくることも十分にあるかと思います。ハーフでも強い選手なだけに、期待したいところです。森もハーフは64分台後半ながら、全日本予選の3組8位の好走は見事でした。出雲、全日本でもまずまずの走りを見せていますし、ハーフの距離にしっかりと対応出来ていれば、面白い存在になるかと思います。ルーキーの花澤も、トラックシーズンを順調に過ごしてきており、高校時代の駅伝での実績もずば抜けていますし、ロードに強い選手なので、初ハーフでも結果を残してくれるのではないかと思っています。

 

ここまで名前をあげた選手は8名、いずれも箱根予選ではきっちりとまとめてくれると思います。となると、気になるのは残りの選手・・・4年の的野は1年時に箱根7区7位という実績はありますが、その後は故障に苦しめられ、結果を残したのは1500mという短い距離だけです。1万mも走っていない状況で、いきなり20kmの箱根予選で大丈夫なのだろうか?という不安はあります。4年の三宅はエントリーはされるものの、3大駅伝・予選会は未経験で1万m30分30秒前後、ハーフ65分台と10番手前後の選手としても持ちタイム・実績共に不安は隠せません。こういう選手が好走してくれると、選手層も一気に厚くなってくるのですが・・・

 

2年の西澤は箱根4区を走りましたが区間19位と散々な結果に終わりました。正直、故障者や不調者の影響で出番が回ってきただけで、まだ箱根を走るには厳しい走力だったと思います。今年度は1万mで29分38秒までタイムを伸ばして成長したところを見せており、箱根予選では何とか2桁順位でまとめて欲しいところですね。2年の作田は1万m30分40秒でハーフは実績がなく、山下智は1万m31分でハーフも66分台、出場する可能性はかなり低く、出たとしてもチーム10番手以内に入るのは難しそうな気がします。夏合宿で一気に伸びているようであれば面白いのですが。。。栃木は全日本予選こそ1組20位で何とかまとめはしましたが、まだロードでの実績に乏しく、20kmもしっかりと対応出来ているのか気になるところです。どちらかと言えば短い距離が得意な選手だと思っていたので。。。花澤とともに好走してくれるようであれば、各学年2人以上戦力として計算出来るようになり、箱根に向けても楽しみになってきます。

 

 

持ちタイムや過去の実績を見る限り、予選突破は問題無さそうに見えます。山梨学院、東海、神奈川がトップ3を争う可能性が高い中、第二グループにはつけていると思うんですよねー。駅伝や全日本予選で結果を残している選手も増えてきましたし、しっかりと箱根予選会にピークを合わせて上位で通過し、箱根ではシードに返り咲いて欲しいです。

 

10月6日に大学駅伝秋号が発売されますね。正直、夏号はミスも多く、構成もちょっと微妙だったような・・・秋号は夏合宿の様子と選手名鑑はありがたいけど、名鑑は3大駅伝出場校のみというのがちょっと不満・・・まあ、文句を言いつつも買うことは間違いないですけどね(笑)

 


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