2014年 高校特集 ~世羅高校~

2014年9月16日

本当は都大路前に各高校の戦力分析を行ったのが良いのでしょうが、如何せん12月は箱根の記事を書くので精一杯のため、まだ余裕があるこの時期に表彰台を狙える高校について何校か取り上げてみたいと思います。まずは、優勝候補筆頭と言われる世羅高校について・・・

 

エースのカマイシがインターハイ5000mを圧倒的な強さで制し、日本人エースの新迫が9位、日本人4位の好走を見せました。カマイシは13分41秒、新迫は14分20秒の5000mベストを持ち、この2人がいるだけでも十分に強いといえるのですが、他にも選手が揃っています。主要区間候補は同じく2年生の中島が有力かと思います。前回の都大路はアンカーの4校対決で敗れて4位と悔しい思いをした選手です。持ちタイムは14分26秒、駅伝での実績を見ても4区を任されれば上位では走ることが出来るでしょう。1区新迫、3区カマイシ、4区中島といったオーダーが基本路線かと思います。さらに恐ろしいのが、この3人が2年生ということですね。来年度の優勝こそほぼ確実と言われていますが、今年度も非常に選手が揃っています。

 

 

先日行われた庄原記録会(3000m)で高1歴代3位のタイム(8分18秒)を出した吉田、前回5区3位の山口竜も8分18秒台を出しており、この二人を2,5区に配置すれば最短区間とはいえ、貯金を作ることが出来そう・・・さらに、前回6区を走った笠井、14分30秒前後のタイムを持つ井上、植村の3人のうち2人を6,7区に配置するようなイメージかなあ?1,3,4区が万全のオーダーで、2,5,6,7区候補さえ、既に余ってしまうという状況・・・持ちタイムでいえば他に14分34秒の東もおり、選手層の厚さもトップクラスです。まさに、盤石のオーダーが組めそうです。優勝候補筆頭であることは間違い無さそうで、余程のことがない限り、優勝は間違いないのでは?とさえ思ってしまいます。日本人選手だけでも十分入賞はしそうな戦力ですしね。。。

 

 

私がDB登録している大学生のうち、世羅の高校OBの選手はこのようになっております。ともに5000m13分台を持つ藤川拓、渡邊心のいる青学の活躍が目立ちますね。また、明治にも長い距離に特に強さを発揮する明治の松井もいます。他には城西の河名も箱根出場を果たしています。ここ最近の大学OBを見ても、この3大学に多く輩出しているように思えます。主に1区を走る選手が活躍することが多い中、藤川の3年時6区からの大学での成長ぶりが目を見張ります!

 

 

前々から言っているように、私は高校での留学生起用には反対なんですよねー。大学と違ってあまりにもレベルが違いすぎるというのもありますが・・・日本人選手だけでも入賞が狙えるような高校の3区に留学生がいると、1区の選手はブレーキさえしなければいいわけで、他の日本人選手しかいない高校と比べて精神的なゆとりが違います。さらに、3区は全体の5分1を占める区間でここでトップになる可能性は高く、4区以降の選手はトップ効果によって非常に走りやすくなるわけですから、どれだけ有利かが分かるかと思います。

 

 

逆に日本人だけのチームの場合、1区で出来る限り留学生を擁するチームを引き離す必要があり、さらに3区では留学生との差を最小限に留め、さらにさらに4区ではつけられた差を追いかける選手が必要になるわけで、日本人だけのチームで優勝を狙うとなると、歴代最強と言われる村澤、千葉、平賀、大迫、佐々木などを擁した佐久長聖、市田兄弟、有村、吉村、高田を擁した鹿児島実業、上田、市谷、河村、矢ノ倉、西山を擁した山梨学院のように、13分台、14分1桁レベルの3本柱がおり、さらに6,7区で区間賞を狙えるような選手がいる5本柱がいないと厳しいんですよね。

 

 

都大路と同じ区間距離で10月に行われる日本海駅伝では、留学生の起用は6区に限定されるようです。最短区間の2,5区はダメで5km区間の6区限定というのも少し違和感がありますが、都大路も1区だけではなく、3,4区も留学生禁止区間となるかもしれませんねえ。。。本当は留学生相手にも勝負出来る日本人選手がどんどん出てきて、禁止区間なんて無い方がいいに決まっていますが、現状、高校の留学生は日本人トップクラスの選手よりも上だったりしますからね・・・しょうがないのかもしれません。

 


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