2014年前半振り返り & 駅伝シーズン展望 ~法政大学~

2014年8月10日

続いては法政大学の上半期振り返りと、現時点での箱根予選出走者について予想してみたいと思います。前年度は3大駅伝全てに出場し、出雲は8位、全日本12位、箱根は11位となり、惜しくも箱根でのシード獲得とはなりませんでした。また、全日本予選も突破することが出来ず、今年度は箱根に標準を絞ることになります。西池、関口が4年生となる今年度は、楽しみだと思っていたのですが、エース級が万全ではない上に、なかなか中間層が上がってこなかったのが苦しかったですね。。。選手一覧はこのようになっております。

 

 

法政大学における、2014年の持ちタイムトップ10の更新情報をポイント化すると、以下のようになります。(1,2位更新・・・5pt、、、9,10位・・・1pt)

 

 

5000m・・・2pt(7位)

 1万m・・・3pt(5位)

ハーフ・・・9pt(6~10位)

 

 

ハーフがトップ5こそベスト更新がありませんが、6~10位全てが自己ベストというのはなかなかの結果ですよねー。箱根で結果を出している佐藤、黒山、中村ら 実力者がハーフの持ちタイムも伸ばしてきました。次にピークを合わせるのは当然箱根予選会となるかと思いますが、中間層の走りが大事になってくる箱根予選に向けては頼もしい数字だと思います。その一方で、トラックシーズンは微妙だったことが数値上もよく分かります。それでも、5000mは岩崎がベストを更新し、1万mは復活した足羽が全日本予選でベストを出しているのは、どちらも良い走りだったと思います。

 

岩崎は1年の全日本予選のみ出場経験のあるという稀な4年生です。それでも、2014年は3部門全てでベストを更新しており、今年度は戦力になってくれる可能性が高いですねー。全日本予選に出場しなかったのは気がかりではありますが・・・ハーフも64分29秒まで伸ばしていて、距離も問題無さそうですし、最終学年で花開いて欲しいです。一方の足羽は昨年度、ルーキーながら出雲・全日本できっちりと走ったものの、箱根は故障で走れず悔しい思いをしました。今年度は関東インカレも散々な走りでしたが、全日本予選で3組と素晴らしい走り、完全復活をアピールしました。西池、関口のダブルエースに次ぐ活躍を期待したい選手ですし、駅伝シーズンが一気に楽しみになりました。

 

 

持ちタイム上位では、箱根以降、姿を殆ど見ない佐野が一番心配ですね。。。ハーフ62分台、箱根では2区を走った選手ですし、駅伝シーズンではしっかりと復活して欲しいです。黒山も今年度奮わない選手の1人かなあ・・・2年時の箱根4区3位が非常に強烈な印象で、今年度も主力として活躍して欲しいのですが、全日本でも2組21位と微妙でしたし・・・ちょっと今年度は未知数な部分が多いですね。

 

 

箱根予選出場12人予想(仮)

4年:西池、関口、佐野、黒山、森永、岩崎、大久保

3年:中村、藤井孝、佐藤

2年:足羽、坂田

1年:無し

 

4年生が当然中心になるかと思いますが、西池、関口のダブルエースに、今年度好調な岩崎、大久保、箱根経験者の黒山、森永、故障が疑われる佐野も含めて大量7人と予想してみました。もう少し3年生以下から走る可能性も高そうですが、過去の実績や今年度の勢いを鑑みると、7人とも走ってもおかしくないのではないかと思いました。。。3年生はいずれも箱根経験者である中村、藤井孝、佐藤の3人で無難に・・・3人共2014年にハーフのベストを更新していますし、特に問題無いでしょう。

 

2年生は足羽は当然として、もう一人ハーフで65分17秒を持つ坂田にしてみましたが果たして・・・長い距離に対応した1年生がいれば、そちらが起用される可能性も十分にあるかなあ。1年生は未知数な上に、トラックシーズンでは目立った成績を残した選手がいなかったため、現時点では誰も走らないという予想にしてあります。しっかりとしたメンバーが組めれば予選通過はもちろん、上位通過もあり得そうです。上級生中心のチームになるかとは思いますが、下級生から予選会メンバーに食い込んでくる選手がもっと出て来てくれば、チーム力もさらにアップすると思いますし、期待したいです!

 

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