2014年トラックシーズン後のルーキー雑感 ~その3~

最後は、大学名のあいうえお順で東洋大学~早稲田大学までの7大学について、トラックシーズンにおけるルーキーの活躍を振り返ってみたいと思います。新入生持ちタイムはこのようになっております。インターハイが先日行われましたが、2年生の活躍も目立ちましたし、もしかしたら今年度以上に即戦力となってくれる選手は少ないかもしれません。となると、現1年生を上手く育てられたチームというのが駅伝でも優位に立ってくるかも・・・

 

 

東洋大学

ルーキーに故障者が多かったようですが、それでも結果を出している選手がいるのがさすがは東洋といったところです。竹下は1万mで29分47秒をマーク、関東インカレも1年生にして抜擢されていますし、高校時代の実績も考えると、1年目から3大駅伝に出場することも十分にありそうです。安定感には欠けるものの、小早川も29分41秒をマークし、竹下を上回るタイムを出しています。高校駅伝で実績のある高森も復帰レースを無難に走っていますし、後は都道府県対抗1区区間賞の堀が復活すれば、いよいよ1年も揃ってくるかなあ?今年も選手が揃っていますね!!

 

 

日本大学

選手はたくさん加入したものの、14分30秒切りが1人と例年に比べてもスカウトがよろしくなかった日大、それでも新関が14分47秒→32秒とベストを更新し、全日本予選にも抜擢されますが、1組35位と散々な成績で予選落ちの要因となってしまいました。。。やはり、まだ全日本予選は荷が重かったですかねえ。。。他の1年生もトラックでは目立った記録を残せておらず、即戦力は見込めなそうかなあ?育成力が問われることになりそうです!

 

 

日本体育大学

期待のルーキーが数多く加入した日体大ですが、贅沢を言えばまだまだやれるんじゃないかなあという印象です。確かに吉田が14分11秒とベストを更新しましたし、小町も14分22秒のセカンドベストをマークし、冨安も関東インカレに1万mで出場、柿本は5000mで14分28秒とベストを更新、駅伝でも結果を残しています。それでも、14分一桁を出した選手がいなかったこと、関東インカレで誰一人結果を残せなかったこと、持ちタイムNo.1の辻野が故障の影響でまだレースに出場出来ていないことが不満かなあ・・・裏を返せば、それだけ日体大の1年生には期待しているんですけどねー。服部、本田、矢野世代に負けない世代へと成長して欲しいです!!

 

 

法政大学

唯一の14分30秒切りだった園田は姿を見せず・・・その一方、持ちタイムが14分47秒の細川が全日本予選1組に抜擢され、26位で走っています。5000mの持ちタイムを考えれば決して悪くはないですけどねー。むしろ、2年生以上で8人しっかりと揃えられなかったチーム状況の方が問題かなあと・・・鹿嶋も全日本予選の10人には選ばれていますし、期待出来そうかなあ?西池、関口らが4年生となる勝負の年ですが、層がまだ薄いこともあり、1年で戦力になってきてくれるようだとチームとしてもありがたいですね!

 

 

明治大学

渡邉が14分22秒→14分9秒までタイムを伸ばし、存在感を示しました。しかし、やはり3,4年生に選手が揃っていますからねー。持ちタイムでトップ10に入るような選手はまだ現れず・・・高校ベストではチームトップの喜多もまだまだといったところかなー。他には川野が1秒未満の更新ではありますが、14分23秒でベストを出しています。今年度から戦力となるのは厳しいでしょうが、4年生卒業後のことを考えると、来年以降はどんどん戦力となる選手が出て来て欲しいところです!!

 

 

山梨学院大学

都大路優勝メンバーが5人加入し、最も注目を集めた山梨学院大学のルーキーですが、額面通りの活躍とはいかなかったようです・・・上田は1万mで29分10秒のセカンドベストをマークし、いいスタートを切ったのですが、関東インカレ1万mで途中棄権して以降音沙汰がありません…もう一人の13分台である市谷は故障していたこともあり、本調子とはいきませんでしたが、5000mも14分10秒台まで回復し、1万mで29分56秒をマーク、夏合宿を経て上げていきたいところです。ハーフ高校記録保持者の河村は5000m,1万mともに出場をしてはいますが、まだベスト更新には至っていないですねー。

 

3000m障害に強い矢ノ倉は関東インカレで予選落ち、1500mに強い西山はまだ姿を見せていませんし・・・ルーキーが残した実績としてはどの選手も悪く無いですが、このトラックシーズンを最初から最後まで順調に過ごした選手がいないのが気になりますねー。ポテンシャルは全大学No.1だと思いますし、駅伝シーズンでは成長した姿を見せて欲しいです!!

 

早稲田大学

14分一桁が3人、10秒台も2人と有力選手が複数加入した早稲田大学、最も目立った活躍をしたのは光延でした。5000mでは高校ベストこそ更新出来ていませんが、14分一桁を連覇し、アジアジュニアにも出場しました。1万mでも29分37秒の好タイムをマークし、関東インカレ1部でも5000mでルーキー最上位をマークするなど、最もトラックシーズンで活躍したルーキーの一人となりました。3大駅伝フル出場も十分に有り得そうです。一方、同じく14分一桁を持つ藤原、安井はちょっと奮わなかった印象ですかねえ・・・積極的に記録会には出場していますが、まだ5000mでベストを更新出来てはおらず、撃沈するレースも多いように思えます。それでも、藤原は1万mで29分45秒をマークしていますし、高校時代の実績はピカイチなだけに、秋以降戦力となってきて欲しいですね。14分10秒台の石田はベストに5秒まで迫る走りを見せていますし今後が楽しみな存在、谷口はまだまだこれからといったところかなあ?早稲田のルーキーは今年も目が離せなそうです!!

 


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