2014年全日本予選戦力分析 ~中央大学~

2015年5月22日

全日本予選のエントリーも発表されたため、本日からは各大学ごとのエントリーの雑感及び戦力分析を行っていきたいと思います。私が把握している全日本予選に出場する16大学×10人=160人の選手はすでに選手一覧に全員登録してあります。それに伴い、エントリー上位8人平均も最新となりましたので、各大学の戦力分析をする参考にしていただければと思います。

 

 

本日は、中央大学について戦力分析をしていきます。1万mの平均持ちタイムは29分40秒で16大学中なんと14位、数値上は通過は絶望的のように思えますが、そこまで悲観することは無いと思っています。全日本予選は1万mの合計タイムで決めるため、もちろん1万mの持ちタイムが最重要ですが、好条件の記録会に出場していないなどで、実力に見合ったタイムを持っていないパターンもありえます。特に中央大学の場合、その傾向が顕著です。

 

 

例えば、5000mの上位8人を比較してみると、14分6秒で2位に3秒近い差をつけてトップとなります。5000mだけでは高校時代持ちタイムが良かったものの、大学でベストを更新出来ない選手もいるため、ハーフの平均持ちタイムを見てみると、63分59秒で5位といずれも通過圏内にいることになります。そんな中央大学のエントリーを組ごとに見ていきたいと思います。

 

 

1組 出口(4) 渥美(2)

2組 三宅(3) 鈴木(2)

3組 徳永(3) 市田(2)

4組 新庄(4) 多田(4)

補欠 町澤(2) 竹内(1)

 

 

1組が個人的には一番不安ですねー。まず、出口は3000m障害では関東インカレで入賞するなど結果を残していますが、大学に入ってから他に目立った活躍は無いんですよね・・・持ちタイムは決して悪くはないのですがどこまで粘れるか・・・一方の渥美は持ちタイムが30分27秒でタイムからまず不安ですし、ともに3大駅伝の経験はなく全日本予選も初出場という状態ですからね。組を無難に凌げれば通過の確率は大きく上がってきそうです。

 

 

2組は三宅が稼ぎ頭となって欲しいところです。ラストスパートのキレは抜群ですし、5000mで14分3秒と今シーズンベストを更新していますからね。2組はタイムが出にくいですが、ここは一つの勝負どころとなりそう。鈴木は箱根予選のために勝負を捨てた出雲に出場した選手ですが、そこから全日本予選メンバーにまで駆け上がってきました。同じように箱根予選重視は過去に駒澤、日大などがしていますが、いわば箱根予選の戦力外として出場した選手がその後戦力となってくれることはともに無かっただけに、鈴木が持ちタイムも順調に伸ばし、こうしてまた戦力となってきたことが個人的には嬉しいです。ただ、1万mの持ちタイムは30分48秒なだけに、当日変更という恐れもありますが・・・

 

 

3組は徳永がまずはポイントになりそうです。5000mで14分5秒と今シーズンベストを出しており、チームの中でも安定している選手ですからね。3組であればきっちりと上位で走って欲しいところです。一方の市田は持ちタイムこそ29分59秒ですが、これは昨年度の全日本予選で出したものなんですよねー。3組18位は正直予想外の好走でした。昨年度同様、20位以内には入ってきて欲しいですね。ただ、当日変更で町澤と変わる可能性もあるかと思います。

 

 

4組は新庄、多田と4年生コンビを持ってきました。5000mで13分55秒を出した新庄、14分ジャストを出した多田とやはり今シーズンにベストを更新しているのが心強いですね。中央の場合、昨年度はあまりにもベストを更新する選手が少なかったですからね。今シーズンは春先から順調にきているように思えますし、新庄、多田には4組であっても上位で走るだけの力はあると思いますし、新庄は1年の時に4組5位という素晴らしい走りを見せて予選突破に大きく貢献していますからね!その再現を期待したいところです!!

 

 

補欠の町澤は万全であれば当日変更が濃厚だと思います。入るとしたら2,3組の鈴木か市田のところになりそうかなあ?ルーキーの竹内は当日変更があるとすれば1組でしょうか?ただ、今シーズンの実績を考えてもオープンを走る可能性が高そうですが。。。

 

エントリー前から不思議なオーダーで不安視され、さらに当日変更で主力が外れるとすでにレース前からボロボロだった昨年度とは違い、今年度はキャプテンの永井はいないものの、まずまずのオーダーが組めたのではないでしょうか?正直、予選突破もあり得るかなあと思っています。まずは当日変更でどうなるか、そして1組がどんな走りをするのかというところが鍵になりそうです。ただ、戦力的にはかなりギリギリだと思いますし、軽いブレーキでも起きてしまったらそれが即致命傷となりそうな気も・・・一昨年の箱根途中棄権以降、ずっと噛みあわずに苦しんできた中央大学、全日本予選を突破し、復活への足がかりとして欲しいです!!!

 


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