関東地区全日本予選2014 全体展望

全日本予選の最激戦区である関東予選が6月29日(日)17:00~行われます。例年通り、4組×2の8人の合計タイムで上位7大学が全日本大学駅伝に出場できることになります。シード校は駒澤、東洋、明治、早稲田、山梨学院、青山学院の6大学+箱根3位に入った日体大も推薦により予選が免除されています。有力校が既に出場を決めていることもあり、今年度の予選はどこが突破するか予想するのが非常に難しいですね・・・各大学の戦力分析はまた行っていきますので、まずは全体的な展望を見ていきたいと思います。

 

 

全日本予選は8人全員の記録がそのまま採用されるため、誰一人として失敗出来ません。そこが2人まで失敗出来る箱根予選との最大の違いと言っていいでしょう。必然的に、層の厚いチーム、安定感のある選手を抱えるチームが有利ということになります。また、4組は有力選手が集まるため、ハイペースになることが多く、最も差がつきやすい組でもあります。つまり、他大のエースと渡り合える選手が居ないチームは不利になりますね。いわゆる金太郎飴のようなチームは1,2組で上位につけてもタイム差はそれほどつけられず、3,4組で離されてしまうということが多いですからね。。。また、ベストメンバーを組めなそうな大学が多いのも予想を難しくしていますよねー。いくら戦力が揃っていても、走れなければどうしようもないですから。。。

 

 

上位8人の持ちタイムはこのようになっております。予選突破に必要だと思っている層の厚さ(怪我人や怪我明けの選手も考慮)、エース力、調整力(ピークを合わせる力)を各大学ごとに簡単に分析してみます。

 

 

東海大学:エース力、層の厚さでは予選会校でもトップクラスだと思います。ただ、エース格で廣田は故障明け、中川・石橋はいまだ姿を見せず、調整力はかなり低そうな気が・・・予選通過自体は問題無い戦力だと思いますが、後はどれだけ合わせられるかですねー。

 

帝京大学:エース力、層の厚さは東海ほどでは無いですが、まずまずだと思います。ただ、関東インカレでエース格が揃って撃沈しているのが気になるかなあ・・・例年通りと言えば、例年通りなのですが。。。戦力が劣ると思われている中でも全日本予選はしっかりと通過してきたことを考えると、調整力は高く、突破は問題無いと思います。

 

日本大学:エース力は全大学中トップでしょう、ただ、層の薄さが気になるところです。石川も故障明けでまだまだという感じでしたし・・・4組で大きく稼ぎ、3組も林、竹ノ内あたりの主力が走るとして、1,2組がどうなるかですねー。通過有力だとは思いますが、ずっとシードを獲得していただけに、予選会のノウハウが他大に比べて不足していること、箱根予選を見てもなかなかピークを合わせられていないのが懸念材料です。

 

城西大学:エース力は村山紘太が絶対的存在として君臨していますが、他の選手がなかなか結果を残せておらず・・・正直、今のチーム状況を見ると層の薄さ、安定感の無さもあり予選突破は難しいと思います。。。

 

中央学院大学:ダブルエースの潰滝、岡本は最終組でも十分上位で走ってくれそうで心配はありませんが、他の選手がちょっと厳しそうなんですよねえ。。。塩谷も関東インカレを棄権していますし、予選突破は五分五分といった印象かなあ。

 

神奈川大学:柿原、西山のエース格は高いレベルで安定しており、他の選手もまずまず結果を残していますねえ。関東インカレでは苦戦しましたが、我那覇も徐々に良くなってきたかなあ?予選突破は有力とは言えませんが、通過候補ではあると思います。

 

法政大学:ベストメンバーならば通過有力と言いたいところですが、西池、足羽が故障明けなど選手が揃わない感じですね。後3週間でどこまで戻してこれるのか・・・関口はしっかりと走ってくれそうですが、安定感に欠ける選手も多く、通過は当落線上かなあ・・・?

 

東京農業大学:浅岡がエースとしてしっかりと結果を残しており、竹内もまずまず走れています。ただ、戸田はまだ今シーズン結果を残せておらず、他にも中堅どころがレースに出場しない・しても結果を残せていないなどもあり、予選通過はちょっと厳しそうです。

 

順天堂大学:エースの松村優の安定感はずば抜けていますが、松枝、西郷など脇を固める選手が万全ではないようで気になるところ。期待のルーキー花澤、中堅どころの聞谷あたりもまだ後半の組だと厳しそうですね。。。しっかりとメンバーを組めれば予選通過有力でしょうが、現状はボーダーかなあ?

 

中央大学:待ちに待ったエース新庄の復活は大きいですが、永井はまだかなあ・・・多田、三宅、町澤あたりも5000mでベストを出すなど好調、少なくとも昨年度のようなボロ負けは無いでしょうが、予選突破はやや厳しいかなあという印象ですね。層がちょっと薄い感じなんですよね。。。1,2組で出遅れそうな気が・・・

 

拓殖大学:マイナが復活も、まだ大きく稼ぐ役割は期待できなそうです。佐護、金森といった今シーズン5000mでベストを更新してきている選手もいますが、全体的にスタミナタイプが多いのはいつもどおり、予選突破はさすがに難しいと思います。。。

 

専修大学:選手層は決して薄くは無いのですが、絶対的エースが存在せず、1,2組は何とか粘ったとしても、3,4組で通過ラインから大きく離されることになりそうです。。。斉藤がエースとなって欲しいのですが・・・ルーキーの風岡もそろそろ出て来て欲しいですね。

 

国士舘大学:浪岡、武藤といったエース格も4組では中位につけるのがやっとというところかなあ?選手層や調整力も決して高いとは言えず、さすがに予選突破は難しそうです。。。

 

国学院大学:エース力は他大に比べて劣りますが、その分選手層では上回りそうかなあ?今シーズン、ベストを更新している選手が多いのも好材料です。予選突破はやや厳しいとは思いますが、可能性はありそうです。4組では遅れを取るでしょうから、3組までにいかにボーダーラインを離せるかが勝負ですね。

 

大東文化大学:ダブルエースの市田兄弟はしっかりと最終組で稼いでくれると信じて・・・3組も植木、池田といった4年生で固める形になるのかなあ?1,2組が非常に不安ではありますが・・・市田兄弟が万全ならば突破は出来ると思います。

 

上武大学:ダブルエースの佐藤、倉田は心配ないでしょうが、3組までが心配すぎですね。。。期待のルーキーも1万mでいきなり結果を出すのは難しいでしょうし、さすがに予選突破は難しいでしょう。。。

 


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