山梨学院大学 ~2014年度戦力分析~ エース+即戦力ルーキーの相乗効果は?

2014年5月7日

続いては、山梨学院大学の2~4年生について見ていきます。2013年度は、全日本予選トップ通過、全日本5位でシード権獲得、箱根予選も2位通過と順風な流れできていましたが、箱根では2区で途中棄権という悲劇が・・・それでも、3区以降の選手は一つでも上を狙ってほしいと思います。そんな山梨学院大学の持ちタイムは以下のようになっています。

 

 

 

 

 

4年生・・・1年生から安定した強さを見せていた井上が3年生になると、全日本2区区間賞、箱根予選で5位に入るなど大学を代表する選手に成長、ハーフも61分39秒は駒澤の村山についで日本人2位です。強いて言えば、トラックでの実績がやや乏しいだけに、今シーズンはトラックから活躍を見せて欲しいですね。山梨学院のキーマンとなる選手です。また、兼子は3年生で一気に成長してきた選手であり、全日本4区、箱根3区とともに主要区間を上位で走っています。箱根は棄権直後だっただけに、好走がさらに光ります。堅実な走りを見せる選手だけに駅伝でも頼りになりますね。阿部も1万m28分台、ハーフで62分台に突入し、箱根9区も区間上位相当で走っており、これまた主力の1人になってきました。この3人がこの学年でも、チームでも主要区間を担う選手たちということになりそうです。他にも、前々回の箱根10区5位で走った福沢、2年連続で箱根6区を走り、区間中位相当で走った桃沢もおり、選手は揃っていますね。新入生にどうしても注目が集まる山梨学院ですが、この4年生の走りがチームの成績を大きく左右することは間違いないでしょう。

 

 

3年生・・・箱根では疲労骨折をしてしまったものの、オムワンバがチームのエースとなります。関東インカレで3冠を果たすなど、スピード・スタミナを兼ね備えた選手です。5000m13分31秒、1万m28分15秒、ハーフ61分8秒相当はいずれも勝負の舞台で記録したものであり、そのレベルの高さが伺えます。今シーズンもチームのエースとして、前回の箱根の借りを返す走りが期待されますね。続くのは1万m28分38秒を持つ田代でしょう。箱根予選もチーム4位に入り、徐々に結果を安定して残せるようになってきました。箱根では1区16位はまずまずですが、もっと主要区間でも勝負出来る存在となっていって欲しいところです。箱根では2年連続で8区を任され、ハーフも63分26秒まで伸ばしてきた前田拓も楽しみな存在です。田代同様、まだ安定感には欠けるところがありますので、この二人の成長が特に箱根では大事になってきそうです。他にも箱根予選を走った前田直や山本がいますが、二人でチーム11,12位と予選突破に貢献することは出来ず・・・選手層を厚くするためにも下級生に負けていられないですね。

 

 

2年生・・・箱根は出られなかったものの、1万m28分46秒を持ち、先日も5000mでベストを更新した佐藤がこの学年の主力です。1年を通してずっと安定しているのが心強いですね。トラックでも活躍が期待されます。続くのは全日本3区、箱根4区を走った上村、箱根予選、全日本5区を走った伊藤ということになりますかね。ただ、二人とも全日本では苦しい走りになりましたし、記録会を見てもまだ不安定な部分がありますねえ。佐藤が安定しているだけに余計にそう感じてしまうのかも。ハーフ64分33秒を出した小山もいますし、この学年も楽しみな選手が揃っています。

 

どの学年にも核となる選手がいる中で、さらに中堅どころも揃っているという印象ですね。ここに期待の新入生が加わる山梨学院には期待せずにはいられません。是非とも、駅伝シーズンには優勝候補として名を連ねていってほしいと思います。現時点での印象としては、優勝争いに絡んでくるとしたら、東洋、駒澤、早稲田、明治、青学そして山梨学院の6校までかなあと思っています。他大との比較ではない純粋なチーム力としては、今シーズンの山梨学院はピークを迎えるであろう勝負の年ですからね。前回の箱根の悔しさを晴らす活躍を期待したいところです。

 


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