織田記念&平国大記録会結果雑感(2014/04) 弾馬、西山雄が28分台!

本日、織田記念と平国大記録会がありました。いずれも、公式結果は出ていないようですが、ツイッターにて載せてくれた人がいましたので、それを元に雑感を述べたいと思います。なお、貼りだされた結果を載せてくれたいた人がいましたので、その分についてはすでにHPに反映しています。平均持ちタイムもトップ3に変動がありました。まずは織田記念から・・・

 

 

長距離のメインレースである男子5000mGPで日本人トップはDenaの上野、先週リレカグランプリで1万mを28分1秒という好タイムで走ったばかりなのですが、2週連続で走って13分34秒の日本人トップは見事ですねー。Denaのエースとして、まだまだトラックで活躍してくれそうです!!続いてのはコニカミノルタの菊地、もう走るたびにベストを更新していますが、社会人になってから、特にNY駅伝で優勝のゴールテープを切って以降ですかねえ、どんどん強くなっていますね。すでに実業団トップクラスの実力者と言っても過言ではないのでは?今年度もNY駅伝の優勝候補筆頭となりそうです。社会人になって初レースだったTOYOTAの窪田も13分41秒でベストを更新してきました。5000mはそれほど得意ではない印象でしたが、いきなり結果を残してきました。長い距離もますます楽しみです♪

 

 

一方、大学生はちょっと奮わない結果になってしまいました。未だに高校ベストの13分50秒を更新出来ていない駒澤の中村 匠吾は今回ベスト更新が期待されましたが、13分51秒で惜しくも更新ならず・・・1万mで28分5秒を出していながら、13分50秒を切れないというのも不思議な気がしますが・・・大八木監督もいい練習が出来ていると言っていたので、本番はGGN1万mでしょうかねえ?村山に続く27分台を期待したいです!5000mで学生最速のタイムを持つ明治の八木沢 元樹は後半失速して14分11秒、有村 優樹が同じく14分11秒、牟田 祐樹が14分17秒と明治の3人がそろって14分10秒オーバーという結果に終わってしまいました。スピードのある3人だけに期待していたのですが、残念でした。関東インカレにも出場してくるであろう3人ですし、切り替えて欲しいです。

 

男子5000mでは、中国電力の石川が13分50秒で日本人トップでした。昨年度はやや元気が無かったですが、ここにきてまた復活してきたようです。またチームの主力として活躍して欲しいです!学生では青学の秋山 雄飛が14分5秒で高校時代のベストを更新しました。14分10秒前後では何度か走っていますし、いつ更新してもおかしくないと思っていましたが・・・昨年度は怪我に苦しみましたが、今年度は一色に次ぐ選手として駅伝でも活躍して欲しいです。

 

 

続いては平国大記録会について・・・3000m障害では早稲田の高橋 広夢が8分59秒と8分台を出してきました。あまり3000m障害の選手という印象は無かったのですが、今シーズンは積極的に出場していますね。関東インカレにも出場するでしょうし、どんな走りを見せてくれるのか楽しみです。他、山梨学院の小山 祐平は9分7秒とまずまずとして、兼子 侑大が9分15秒と今シーズン他のレースを見ても調子が上がってきていないのがやや気になります。チームに欠かせない主力へと成長しただけになおさら。。。5000mでは東洋の田口 雅也が14分6秒とベストを1秒更新してきました。1万m28分30秒台、駅伝での実績を考えれば、まだまだタイムはまだまだ出せると思いますが今後は長い距離が中心になりますかねえ?他に東洋では、橋本が14分14秒で走っていますが、櫻岡、ルーキーの小早川はともに14分30秒オーバーと微妙な結果でした。ルーキーが例年に比べると元気が無いですかね?竹下がまずまずなくらいで、堀、高森は故障なのかレースにさえ出てこないですし。。。

 

1万m2組では東洋が上位を独占したようですが、トップが淀川 弦太の29分40秒と奮わない結果でした。淀川も2組の時点で万全では無かったのかもしれませんが・・・長谷川、口町が29分40秒台で続いており、中堅どころの選手たちが東洋としてももっと出て来て欲しいところですね。最終3組では、服部 弾馬が28分55秒と組トップ、28分台を出してきました。ベストは30分台という実力に見合わないものでしたが、きっちりと28分台を出してくるのはさすがです。1万mの平均持ちタイムでも再び山梨学院を抜いて2位に浮上しています。ただ、他の東洋の選手が・・・今井 憲久は29分50秒台ですし、期待のルーキーである竹下 和輝も30分20秒と撃沈気味でした。

 

 

駒澤は初の1万mとなった西山 雄介が最後は弾馬に先着を許したものの、28分58秒とチーム6人目の28分台ランナーとなりました。これは全大学中最多となります。初の1万mで28分台を出してくるとはやはり力がありますね。そして、大学に入っても弾馬と競う展開が多いですね(笑)また、1万mで30分40秒台とこれまた実力とあまりにもかけ離れたタイムしか持っていなかった駒澤の馬場 翔大が、29分2秒と惜しくも28分台には届かなかったものの、大幅に自己ベストを更新し、チーム7番目のタイムとなりました。4月だけで、トップ10のうち実に7人がベストを更新し、平均持ちタイムは28分49秒と50秒を切ってトップの地位を固めています。すでに22秒も平均タイムを伸ばしているのは驚異的です。しかし、ここからさらにタイムを伸ばすのは簡単ではないでしょうねえ。主力どころはひと通りタイムを出してきましたし。。。

 

 

他には、城西や大東大の中堅どころも出場していたのですが・・・城西の横田 良輔松村 元輝黒川 遼とチームを引っ張る存在の4年生はいずれも30分台ですし、大東大の池田 紀保植木 章文といったこれまた主力の4年生が30分台となっています。城西、大東大の2校はいずれも今年度に入ってから5000m,1万mでベストを更新した選手がトップ10にはいないんですよねー。というか、私のデータベースに登録している選手も1人もいないです。。。トラックシーズンで勢いが無いのはちょっと心配ですね。関東インカレではともに1部残留のためにも結果を残したいところなのですが。。。

 

 

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