2013年度4年生特集 1万mトップ10

続いては4年生の1万mトップ10を見ていきたいと思います。上位10人は以下のようになっております。5000mでトップ10に入っている選手のうち7人が1万mでもトップ10に入り、その7人は1万mトップ7に入っています。また、そのうち5人が3大駅伝皆勤賞となっております。持ちタイムが全てでは無いことは重々承知ですが、駅伝で結果を出し続けられる選手が持ちタイムを伸ばしていくのも必然というのが、データからも読み取れます。

 

大学名 順位 名前 学年 出身高校 5千ベスト 1万ベスト ハーフ換算
早稲田大学 早稲田大学 1位 大迫 傑 4年 佐久長聖 13:20.80 27:38.31 01:01:47
東洋大学 東洋大学 2位 設楽 啓太 4年 武蔵越生 13:44.31 27:51.54 01:01:45
拓殖大学 拓殖大学 3位 D・モゼ 4年 ガル 13:37.09 27:53.00 01:02:22*
東洋大学 東洋大学 4位 設楽 悠太 4年 武蔵越生 13:51.16 27:54.82 01:01:48
駒澤大学 駒澤大学 5位 油布 郁人 4年 大分東明 13:42.09 28:02.46 01:02:46
駒澤大学 駒澤大学 6位 窪田 忍 4年 鯖江 13:45.50 28:07.01 01:01:38
日本体育大学 日本体育大学 7位 服部 翔大 4年 埼玉栄 13:37.64 28:22.79 01:03:54
専修大学 専修大学 8位 澤野 健史 4年 横浜 14:14.22 28:34.39 01:04:16
東京農業大学 東京農業大学 9位 三輪 晋大朗 4年 島田 13:57.44 28:38.12 01:03:47*
早稲田大学 早稲田大学 10位 志方 文典 4年 西脇工業 14:04.77 28:38.46 01:03:11

 

 

1位は5000mに続いて2冠を達成した早稲田の大迫、2位に13秒の大差をつけています。5000m、1万mともに持ちタイムでいかにダントツだったのかが分かりますね。27分38秒31は言わずと知れた学生歴代最速であり、日本でも歴代4位という素晴らしいタイムです。4年生の4月にカーディナル招待で記録したタイムですね。カーディナル招待は日本人のトップクラスが集まり、ペースメーカーもつくことから記録が出やすいことで有名ですし、今後も定期的に出場するようでしたら、いつかは日本記録を破ってくれるだろうという期待もあります。

 

2位は東洋の設楽啓太、27分51秒は4年生の5月のGGNで記録しています。学生歴代6位の好タイムとなっています。5000mと違い、1万mの記録会には積極的に参加し、セカンドベストも28分15秒とハイレベルです。GGNでは27分台を狙ってきっちりと出してくるのがさすがです。1万mは実業団でも走る機会はあるでしょうし、さらなるベスト更新を狙って行って欲しいです。

 

3位は拓殖のダンカン、5000m2位につづいてのトップ3入りです。27分53秒は1年生の時に記録したものなんですよねー。やはり、大学記録が1年生というのはちょっと残念ですね。好記録を狙えるような大会には出ていなかったかもしれませんが、日体大記録会で27分台を出せるようなレベルでしたからねえ。ちなみに、セカンドベストも27分台ですが、これも下級生の時に記録したものです。

 

4位は東洋の設楽悠太、日本人史上初の兄弟揃っての27分台が話題となりました。兄と同様、4年生の5月にGGNで記録した27分54秒が自己ベストとなっています。まさに兄弟切磋琢磨しての成長といった印象を受けますね。高校時代や1年生の走りからは、ここまで成長するとは想像も出来ませんでした。大学での勢いを実業団でも継続していってほしいです。

 

5位は駒澤の油布、28分2秒は2年生の時にホクレンで記録したものです。この時は条件が良かったこともあり、撹上の28分3秒を始め、駒澤が自己ベストラッシュに湧いた時でもあります。5000m同様、駒澤の学生記録保持者となっています。中村、窪田も28分一桁を記録してはきていますが、未だに抜かれないのがある意味不思議です。。。ただ、このタイムはちょっと出すぎた感じも正直してしまいますね。セカンドベストが28分台後半ですからね。。。このタイムは実業団で更新するのは難しいかもしれませんが、スピードを磨く中でいつか抜いて欲しいものです。

 

6位は駒澤の窪田、28分7秒は3年生の時にGGNで記録したものです。セカンドベストも28分7秒でこちらは4年生の八王子ロングディスタンスで記録、セカンドベストが1秒変わらないところにも、窪田の安定感が窺い知れます。特に3年生以降は積極的に1万mの記録会に出場し、28分30秒切りを連発するさすがの安定感を見せましたが、どうしても目標としていた27分台には到達することが出来ませんでした。実業団で念願の27分台を達成してくれればと思います。

 

7位は日体大の服部、28分22秒は4年生の4月に記録したものです。1万mで大学ベストを更新した1週間後に、5000mでも大学ベストを更新していますからね。そのタフさと安定感は流石です。5000mで12秒ベストを更新、1万mでは13秒とどちらも二桁の更新をしており、4年生でのさらなる成長の跡が見えますね。都道府県対抗でも実業団に負けない走りを見せるなど、既に日本でもトップクラスの力はあるでしょうし、実業団でもまだまだタイムを伸ばしてくれると思います。

 

8位は専修の澤野、28分34秒は4年生の11月にマークしています。それまでは28分台さえ出したことが無かったのに、いきなり28分34秒は衝撃的でした。その1週間後には再度1万mを走って28分41秒とセカンドベストを記録、1万mのベストがフロックでは無いことを証明しました。しかし、箱根予選ではトップ100に入るのがやっとなど、大舞台で結果を残せなかったのが悔やまれるところですねえ。実業団では駅伝でも活躍する姿を見せて欲しいです。

 

9位は東農大の三輪、4年生になってから最も伸びた選手の1人と言っていいでしょう。28分38秒は4年生の11月に記録しています。その1週間前に28分台に到達したと思ったら、そこからさらに21秒もタイムを縮めてきました。その成長が箱根5区4位の快走に繋がっていきましたね。在学中にはマラソンにも参加しますたが、卒業後は競技継続予定が無しとのこと・・・ちょっともったいなさ過ぎますよねえ。4年生で急成長した選手は実業団でも活躍することが多いので。。。

 

10位は早稲田の志方、28分38秒は1年生の5月に記録しています。大迫とともに28分30秒台をマークし、その後はどれだけ成長を遂げていくんだろうと楽しみにしていたのですが、大学ベストは更新することが出来ず、怪我に泣かされ続けた4年間となりました。怪我さえ無ければまだまだ一線級で活躍出来る選手だと思いますので、実業団で復活を遂げて欲しいです。

 

 


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