日本体育大学 ~2013年度4年生特集~

2014年11月11日

最後は日本体育大学の4年生を取り上げます。服部、本田、矢野、鈴木、甲斐、吉村、石若、永峯の8人もいますねー。3大駅伝の出場者が6人もおり、特に服部、本田、矢野の3本柱がチームを支えていました。そんなエース格を鈴木、甲斐といった選手が支えるというまさにチームにとって必要不可欠な選手たちでしたねえ。それでは、1人ずつ見ていきたいと思います。

 

大学名 順位 名前 学年 出身高校 5千ベスト 1万ベスト ハーフベスト
日本体育大学 日本体育大学 1位 服部 翔大 4年 埼玉栄 13:37.64 28:22.79 01:03:54
日本体育大学 日本体育大学 2位 本田 匠 4年 九州学院 13:56.47 28:46.38 01:02:37
日本体育大学 日本体育大学 3位 矢野 圭吾 4年 佐久長聖 13:54.54 28:47.79 01:02:38
日本体育大学 日本体育大学 4位 鈴木 悠介 4年 藤沢翔陵 14:10.38 29:01.80 01:03:55
日本体育大学 日本体育大学 5位 甲斐 翔太 4年 大牟田 14:06.23 29:24.79 01:03:31
日本体育大学 日本体育大学 6位 吉村 喜一 4年 姫路商業 14:22.19 29:39.52 01:05:20
日本体育大学 日本体育大学 7位 石若 大武 4年 西脇工業 14:23.42 29:45.93 01:04:44
日本体育大学 日本体育大学 8位 永峯 広基 4年 藤沢翔陵 15:01.04 30:38.85

 

服部 翔大・・・個人特集を組んでいますので、そちらを御覧ください。

 

本田 匠・・・高校時代から14分11秒と持ちタイムのいい選手でしたが、1年生でいきなり13分台をマーク、これが大学ベストとなりました。最近は各大学のエース級で5000mを走る選手が少ないですね。箱根では4区6位と上々の3大駅伝デビューを果たしました。2年生でも、出雲で3区3位と好走、全日本予選も最終組を任されて8位ときっちりと結果を残しましたが、全日本ではチーム自体低調だったこともありますが、4区15位と大学駅伝でワーストと言っていい結果となりました。それでも、箱根では2区8位となかなかの結果を残します。2区までは良かったのですが、それ以降大きく崩れてしまい、19位とワーストの総合記録となってしまいました。その後のハーフでは62分37秒と好タイムをマークしました。

 

3年生になると、チームのエース格としてフル回転、全日本予選で4組9位と2年連続最終組で結果を残すと、箱根予選では全体5位、チームトップの走りを見せます。全日本こそ、2区を任され9位とやや低調でしたが、箱根では2区4位と大学駅伝でベストと言っていい粘り強い走りを見せ、30年ぶりの総合優勝に大きく貢献しました。その後も世界クロカンに出場するなど、箱根の勢いは続きました。しかし、4年生で故障をしてしまうと、出雲・全日本を棒に振ってしまいます。上尾ハーフで62分台で走り、箱根には間に合ったものの、2区10位と優勝を狙うチームとしては苦しい走りになってしまいました。服部、矢野といったエース級の選手がいた中で、3年連続で箱根2区を任されたというのは、それだけ監督の信頼も厚かったのだと思います。

 

矢野 圭吾・・・高校時代は怪我ばかりで都大路の出場経験さえ無い選手です。1年生の全日本で5区10位、箱根では7区14位とルーキーから出場を果たすものの、結果は正直微妙でした。2年生では、5000m13分54秒と大学ベストを出したものの、出雲1区11位、全日本1区16位、箱根3区14位と全て区間二桁の走りで、なかなか結果を残せないでいました。一気に成長を遂げたのは3年生になってから、1万mで28分台に突入すると、全日本予選で3組3位、箱根予選では全体6、チーム2位、全日本では8区3位とエース級の活躍を連発します。特に箱根予選を走った後にまた19.7kmを走り、3位と好走したのは素晴らしかったですね。箱根では9区を任されて区間2位の好走でチームの優勝を決定づけました。

 

その後の都道府県対抗でも並み居る有力選手を抑えて7区区間賞の素晴らしい走り、世界クロカンにも出場するなど、矢野にとってはまさに最高の一年間だったのではないでしょうか。4年生では、1万m28分47秒の大学ベストを更新し、出雲は6区5位とまずまずも、全日本8区では区間18位の大ブレーキとなってしまい、シードも逃してしまいました。それでも、上尾ハーフで62分38秒で好走し、問題が無いところをアピールすると、最後の箱根では9区を任されると、2分前を行く早稲田をかわす殊勲の走りを見せました。総合3位で全日本予選の出場権を獲得して、誰よりもホッとしているのは矢野だったでしょう。その後の都道府県対抗では7区で2年連続区間賞、自身初となる優勝のゴールテープを切りました。

 

鈴木 悠介・・・全日本予選には2年生から出場していますが、頭角を現したのは3年生からでしょう。箱根予選ではチーム10番手ながらも全体60位で走ると、箱根では6区を任されて区間7位、この走りが優勝を狙う上では大きかったですね。その後の学生ハーフで63分55秒と大学ベストを記録すると、4年生では5000m14分10秒、1万m29分1秒といずれも好タイムをマークし、主力の1人となりました。全日本では3区5位とまずまずの走りを見せると、箱根では2年連続6区を任され、58分台の好タイムで区間2位、きっちりと役割を果たしました。3年生以降は欠かせない戦力として活躍してくれました!

 

甲斐 翔太・・・3年生から出てきた選手ですねえ。1万m29分24秒の大学ベストを記録すると、全日本予選では1組5位、全日本でも6区7位と堅実に結果を残します。箱根予選も全体32位、チーム6番手の好走でしたが、箱根駅伝は恐らくギリギリで走ることは出来ませんでした。4年生になると、5000m14分6秒、ハーフ63分31秒と大学ベストを連発、3大駅伝もフル出場を果たし、出雲で5区4位、全日本6区5位とまずまずの走りを見せ、最初で最後の箱根は10区で3位争いの真っ只中という難しい状況での走りとなりましたが、最後には早稲田を突き放し、総合3位に貢献しました。エース級と比べると、目立ってはいませんでしたが、こういう繫ぎ区間をしっかりと走れる選手がいるというのは、チームとして心強いですよね。

 

吉村 喜一・・・1年生で1万m29分39秒を記録していますが、これが大学ベストとなってしまいました。下級生の方が活躍していた印象ですね。。。ハーフで出した65分20秒も大学ベストが1年時となっております。2年生では全日本に出場し、7区8位、箱根では9区を任されましたが区間19位と繰り上げとなり、タスキを繋ぐことは出来ませんでした。3年生では、全日本予選こそ出場し、2組2位と結果を残していますが、3年以降は3大駅伝出場は叶いませんでした。

 

石若 大武・・・5000mの高校ベストである14分23秒は大学で更新出来ませんでしたが、4年生で1万m29分45秒、ハーフ64分44秒といずれもベストを更新し、最後の箱根の16人エントリーに入ってきました。3大駅伝、予選会ともに出場することはありませんでしたが、4年生でベストを更新し、16人にまで入ってきたのは成長を感じましたねー。

 

永峯 広基・・・5000mのベストは15分台の選手なんですよねー。1万mも4年生で出した30分38秒が自己ベストですし、ハーフも出場経験は無いんじゃないかなあと・・・それでも、3大駅伝出場はかないませんが、全日本の13人にエントリーされているのですから、光るものがあったということですよねー。同級生にエース級が揃っていると、なかなか叩き上げの選手が出でてくるのも難しいですねー。。。

 

やはり、服部、本田、矢野の3本柱は強力ですし、脇を固める鈴木、甲斐と今回の箱根は5人の4年生が走っていますからねー。抜ける穴の大きさでは全大学でもトップクラスですよねー。とはいえ、エースの山中は学生ハーフで優勝するなど、もはや大学トップクラスの選手ですし、勝亦もハーフ2分台に突入、他にもハーフ3分台が5人いるなど、中堅どころは揃ってきているんですよねー。新入生も1万m29分半前後のタイムを持つ吉田、冨安に5000m14分7秒の辻野、他にも結果を残している選手がいますからねー。スカウトはかなり良かったと思います。いきなり4年生の穴を埋めるのはもちろん無理でしょうが、黄金世代と呼ばれるような選手たちに育っていってほしいと思います。

 


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