90回箱根駅伝を振り返る ~神奈川大学~

2014年2月3日

続いては神奈川大学について・・・結果はこのようになっております。予選会は4位通過、それも我那覇、柿原の二人が他大のエース級にも負けない走りを見せ、久しぶりのシード権返り咲きが期待されました。しかし、結局は故障者によってその目標は絶たれてしまいましたねえ。神奈川、順天堂、東海の3大学は特に主力に故障者を出してしまって厳しかったですね。万全のオーダーが組めていたら、3大学ともシードを取れていたと思うと余計にに悔しいでしょうね。神奈川もブレーキとなる区間があまりにも多すぎました。そんな神奈川の走りを振り返ってみたいと思います。

 

1区は小泉、前回3区10位で走っているとはいえ、この起用にやや疑問を持ちました。1区での出遅れは禁物ということを考えると、我那覇か柿原を1区に起用してくるのかなあと思っていましたからね。1区から、故障者の悪影響が出てしまったようです。結果は区間21位、トップと5分以上の差をつけられる最悪の出だしとなってしまいました。ここまで遅れるほど力の無い選手ではありませんので、1区であること、チーム状況が良くないことなどがプレッシャーになってしまったのでしょうか?シードを狙うチームにとって、あまりにも痛い出遅れとなりました。となると、2区我那覇で少しでも挽回しておきたかったところですが、まさかの区間19位・・・1区で出遅れると、2区で力を発揮出来ない選手は多いですが、前回7区区間賞、チームでもトップクラスの安定感を持つ我那覇までブレーキになってしまうとは・・・大きな誤算でした。この時点で早くもシードが絶望的になってしまいました。

 

3区は西山、どうやら怪我明けで万全ではなかったようで、走りやすい3区での起用となりましたが、区間9位とまずまずの走りをしてくれたと思います。西山も安定していて、頼りになる選手ですね。ただ、5区予定だったという話もありますし、次こそ万全の状態で箱根に臨んで欲しいです。4区は井上、3年生キャプテンまで4区に起用してきた時点で完全に往路重視のオーダーとなりました。出場した10人のうち、上位5人をそのまま往路に持ってきたかのような区間配置でしたからね。4区で11位は20位でタスキをもらったことなどを考えるとまずまずといったところでしょうか?井上に主要区間を任せられるようになると、チームとしても心強いんですけどねー。キャプテンとして、走りでもチームを引っ張っていって欲しいです。

 

5区は柿原、本人は2区を希望していましたが、チーム事情もあり5区での起用となりました。結果は区間8位としっかりと走ってくれたと思います。ただ、元々走力のある選手ですから、適性という面では普通なのかなあ?山での遅れはシードを狙ううえで致命的になりますし、エースを起用するというのももちろん選択肢の一つだと思います。ただ、神奈川は比較的山に適性のある選手を見出すのが上手いと思いますし、来年度にも期待したいと思います。これだけ主力を注ぎ込んでも、往路15位ですからね。。。やはり、1,2区の出遅れが痛すぎましたよねー。区間配置ミスというよりは、調整ミスということになるのかなあ。。。

 

6区は東、これまた、6区起用予定だった選手が走れず、やむを得ずの起用だったようで結果は区間20位と復路の出だしから大きく躓いてしまいました。特殊区間である5,6区で予定していた選手が起用出来なければそれは痛いですよねー。1,6区とスタートとなる重用区間でともに区間20位以下という出遅れはチームとしても痛かったです。7区は高山、いまだに1万mを1度も走っていない選手で、実績もほぼ無かったのですが、箱根予選で84位とまずまずの走りを見せると、7区を区間10位と堅実な走りを見せてくれました。3年生になってから急激に伸びてきた選手なんですかねえ?こういう選手が増えてくると、選手層がもっと厚くなるんですけどねー。今後、さらなる成長にも期待したいです。

 

8区は石橋、箱根予選で177位だったルーキーにいきなりの箱根は厳しかったのか、区間20位と3度目の区間20位以下・・・うーん、しょうがないといえばしょうがない結果ですねえ。純粋にまだ力不足だったように思えます。まだ1年生ですし、この悔しい経験を来年度以降につなげていって欲しいです。9区は岡部、4年生ですが箱根予選会・3大駅伝の出場経験はなく、1万mも30分台の選手です。さすがに9区は厳しすぎたでしょう、区間22位と実質最下位の走りになってしまいました。トップにつけられた差は1,2区を上回る6分差です。随所に怪我人の出た影響が現れていますよね。。。10区は坂本、箱根予選では148位でチームでも11番目という結果でしたが、最初で最後の箱根では区間13位とまずまずの走りをしてくれました。力は出せたかなと思います。去年は1人も3年生(現4年生)が箱根にエントリーされず、3年間だれ1人3大駅伝を走れないなど、悔しい思いをした学年でしたが、最後の箱根で2人走ることが出来たのは良かったと思います。

 

うーん、しつこいですが怪我人・不調者が多すぎましたよね。本来であれば主力の赤松をエントリーで欠き、箱根では前回5区で悔しい思いをした柏部、6区予定と言われていた菅原、期待のルーキー中神も起用出来ず・・・これではシード獲得も困難と言わざるをえません。9区岡部、10区坂本が抜けますが戦力ダウンは他大に比べて比較的小さめ、さらに新入生には、大川、大野、鈴木、浅利と即戦力となる可能性を秘める選手が複数入学してきます。この時点で戦力アップとなる可能性が高いですね。現有戦力はもちろん、期待のルーキーをしっかりと育成し、今度こそ万全の状態で箱根に挑んでほしいと思います!

 


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